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紙の本
素材使いの上手い作品。
2001/11/27 12:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:亀豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
フェイスはクズの烙印を押される貧しい家の娘。いつか認められたいと夢見ながら名家の青年グレイに想いを寄せていた。が、ある晩グレイの父が不倫相手のフェイスの母と失踪。激昂したグレイにより一家は町を追われる。12年後、彼女は成功した美しい女となって帰ってきた。過去と決別するため失踪事件の真相を追うフェイス。そこに立ちはだかるグレイ。(カバー裏より抜粋)
シンデレラとロミオとジュリエットの要素をあわせもった小説という感じで、古典的なモチーフを現代に置き換えて作られた映画を見たときに似た印象を受けた。
つかづ、離れず、の設定や会話が巧みで、面白く読める。
大きな力を持った男がただ一人の女には弱さを見せ、翻弄もされる、という展開もよくあるものだが、最後まですんなり読める。
「ベイビー」の連呼には、ひいてしまうところもあったが、嫌みのない面白い作品である。
紙の本
なんとなく後味が!
2013/10/05 07:25
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投稿者:田舎娘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
う~ん、素直に面白いとは言えない。まず、ヒーローの自分勝手さが目立つ。母親と妹が嫌うのは分かる。しかし、ヒーローの「母親の為に住んでいるところから出て行け、違うところに家を買ってやる」。それって昔からある愛人への態度ではないか?あと、ヒロインが子供の時の仕打ち。せまい村で大人がよってたかって子供たちを虐待しているようにしか思えない。読みづらい作品ではないが明るく書かれた文章の裏に隠された暗い事実がいつまでも頭の中に残る。どうも後味の良くなかった。