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偶然の音楽(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 68件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.12
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/329p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-245106-4
文庫

紙の本

偶然の音楽 (新潮文庫)

著者 ポール・オースター (著),柴田 元幸 (訳)

偶然の音楽 (新潮文庫)

637(税込)

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みんなのレビュー68件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

著者の代表作である『ムーンパレス』と合わせて読むと余計に効果があがりそうですが、ラストの凄まじさは翻訳作品であるが故の爽やかさを感じたが、それが正しい読み方なのかどうかは少し疑問ではある。

2010/03/24 20:02

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

原題 “The Music of Chance”

構成的には前半と後半とでは全然違いますが、いろんな成り行きがあってこそ後半が生きて来るところが素晴らしいですね。
あとは、自分自身がナッシュに似てるのかそれともボッツイに似てるのかを常に考えながら読むと凄く付加価値のある作品だと言えます。どちらが人間らしいかを深く考察するだけでも奥行きがあるんですよね。
誰しもナッシュのような強い部分とボッツィのような弱い部分が表裏一体となって併せ持っていると思うのですが、この作品に関しては私的にはボッツィに似ている部分が多いと認識している人の方が本作を読んだ価値がよりあると言えそうですね。

物語の内容そしてスピード感はアメリカ文学ならではのものですね。
人生は偶然の繰り返しであってたまたま大金(遺産)を得た主人公で元消防士のナッシュなのですが、赤いサーブに乗りまくりほとんど使い果たしてしまいます。
そして運命の自称天才ギャンブラー・ボッシュとの出会いですね。

あとは彼ら2人との対比としてのフラワーとストーンですね。
彼らはやはり権力者としての意味合いが強いでしょうか、徐々に本性が浮かび上がってきます。

物語の後半でひたすら石を積んでいくナッシュとボッツィ。
これは忍耐力のいる労働ですが、やはり無力に感じるのはその労働をしなければいけなくなったいきさつがいきさつだからですね。
そう借金を返すために働かされるのです。

そして読んでのお楽しみなのですが、ボッシュの取った行動は愚かだったのでしょうか?
私個人的には確かに愚かだったかもしれませんが、決して責められないことだと思ってます。
その答えとしてオースターが、彼がどうなったのか具体的に書いていないところが心中、ボッシュの行く末を案じていることを暗示しているように思えるのですね。
思えば物語の設定等は代表作と言われている『ムーン・パレス』に似ていますよね。
物語の完成度では少し落ちるかもしれませんが、身につまされるのは本作に軍配を上げたいですね。
本作の魅力は決して寓話的であって実は寓話的に読めない部分でしょう。

『ムーン・パレス』のように開放的に終わらずに虚脱感が伴うのですが、一読者の私としてはプラス思考に受け止めたいなと思いますね。
なぜならその部分(受け止め方)は著者が読者に委ねている部分だと思うのである。

そこでもう一度ナッシュに成り切ってみて考えてみると次のように考えれるのだと結論付けれるのですね。

なによりもナッシュにとって一番の財産となったことは“ボッシュと知り合えたこと”ですよね。
ボッシュのせいでこんなことをやらされる破目になったとは全然考えていないところが衝撃の結末となっているように思えました。
これは単に奇想天外だと受け止めた方がアメリカ的なのでしょうかね(笑)

本作は“凄くプラス思考で考えることが重要なんだなと改めて考えさせてくれる作品”ですね。

私の読み違えかもしれませんが、そう受け取っています。

明日からは今日よりも背筋を伸ばして仕事頑張れそうです(笑)

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紙の本

石を積むというナンセンスな労働は、僕たちのこと

2004/02/24 18:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:牧原 風太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「石を積んで壁を作る」というナンセンスな労働。
しかし僕たちの労働も、ナッシュのそれとはサメとフカほどにしか違わないのではないか。
 できあがったものは立派で、それなりの達成感はあるが、すこし考えると徹底的にナンセンスで敵意に貫かれている。
 それをせざるを得ない状況を選び取ってしまった悲劇。すごくやり切れない。
 僕たちはどうしたら本当に自由になれるんだろう?

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紙の本

偶然か運命か

2003/02/12 18:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sei - この投稿者のレビュー一覧を見る

ポール・オースターの作品では、
いつも偶然やシンクロニシティが牽引役となって物語が展開する。
この作品「偶然の音楽(The Music of Chance)」では、
そのタイトルにも示されているようにこうした特徴が前面に押し出されている。

彼の作品を読むと、どうしても自分のことを考えてしまう。
今の自分が置かれている境遇は、果たして偶然の積み重ねによるものなのか、
それとも目に見えない因果律によって支配されているのか。
…あるいは運命か。

「ニューヨーク3部作」(「City of Glass」「Ghosts」「The LockedRooms」)を読んで
「すっきりしない」と感じた人は、この作品あたりから読むことをお薦めする。
柴田元幸の翻訳も読みやすい。

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紙の本

何度も読めば何度も楽しめる、のではないかと思った

2001/12/19 14:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 文庫に入ったついでに(3年ぶりに)読み直してみた。3年前は「石を積む小説」っていう印象しか持たなかったけど、読み直してみたらそれだけではないな、と思った。

 主人公が車を運転することに始まり、彼が車を運転するところで物語りは終わるけど、それに象徴されるような“抑えの効かない運動”というモチーフがまず目についた。ジャックのポーカーしかり。そして、というかそれと同根かもしれないけど、タイトルにある“偶然”というのが物語の大きなモチーフになっているのだなぁ、ということ。主人公もジャックもポーカーの対戦相手も思わぬ形で大金を手に入れ、それがこの小説の枠を作っているようなものなのだけど、その大金の入手の仕方がとても良く書けていると思った(ってこんなことを僕が書くのもおこがましいけど)。よく小説って、話が普通だと平凡だって言われ、とんでもない出来事や偶然が起こるとリアリティに欠けるって言われるけど、物語に必要不可欠な“偶然性”っていうテーマにもオースターは言及したいのかな、とちょっと深読みしてみたくなったり。

 いろんなテーマがさりげなく盛り込まれていそうな小説なので、何度も読むことが出来るし、そのたびごとにいろんな味わい方が出来ると思う。

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紙の本

偶然の産物

2018/06/16 07:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさる - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語が予想の斜め上に進んでいく印象を受け、引き込まれた。所々ユーモアも効いていた。
人生は偶然の産物であり、人間はただ翻弄されるのみである。

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紙の本

作者の分身達が住むパノラマ世界

2002/05/20 09:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Snake Hole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 こんなこと誰も言ってないだろうし,もしかしたら世界でオレだけがそう感じるのかもしれないんだが,このポール・オースターって作家は自分の創作した作中人物を好きになったりしないんだろう,作中人物の誰も愛していないんだろう,と思う。それは,作中人物が完全な作り物で作者自身が全然投影されていないというのではなくて,いやむしろおそらく作者自身のモノの考え方や感じ方,そして何よりヘンな言葉だが「モノの感じな方」を練って固めて作中人物を造形するあまり,愛せなくなってんぢゃないかな,という感じ,この小説最初から最後まで結局オースター自身以外は出てきてないんぢゃないかって思うのである。
 そしてその「愛してない人物」たちを,まさに「映画」のように,「現実」のように見えるけれど「その裏側に別の約束事」がある世界のそこかしこに配置して,いきなり時計のネジを巻く。止まっていた時間が動きだすように,人物達はそれぞれ「小説の中での人生」を「とてつもなく途方にくれた」地点,時点から始めさせられる。そう,オースターにとっての小説世界というのは,作中で大金持ちのストーンが製作している模型の世界のようなもの,我々「客」にとってはテーマパークの「★★ライド」みたいなものなのだろう。自分の背筋をなぜていった冷たいものが本当のところなんだったのか,分らなくても我々はオトなしく家路につかなければならないのである。

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紙の本

偶然という運命

2002/06/24 00:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すまいる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 妻子との別れの後、音信不通だった父の遺産二十万ドルが転がり込んでくる。しかしナッシュは愛車のサーブでアメリカ全土をめぐり、遺産を浪費していくばかりである。二十万ドルもあとのこり僅かとなったとき、彼は「自称天才ポーカー」の青年ポッツィと出会う、ナッシュは彼の腕に残された全ての財産を賭けてみようと決意するのだが——。

 この小説を読んでいて頭に浮かんできたのは、安部公房の名作『砂の女』イメージ。主人公が自らの意思に関わらず、というか「自らの意思決定に基づいて」行動しているつもりでも、抗うことの出来ない特殊な状況にじわじわと追いつめられていく過程は、まさに『砂の女』そのものという感じがする。これはアメリカ版『砂の女』だなと。

 『砂の女』同様、読書中のぞくぞく感には、他では得がたいたまらない何かがある。bk1で本書のページをクリックしたあなたは、既にポール・オースターが奏でる偶然の音楽を聴く運命にあるのかも!

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紙の本

必然と偶然

2016/02/13 11:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

偶然というのは、そうそうあるものではありません。
しかし、この物語は必然的な偶然を描いています。
ジム・ナッシュは、音信不通だった父が亡くなり、いきなり巨額の遺産を相続する。
それまでの消防士の仕事を辞めて、ひたすら、車でアメリカ中を旅するナッシュ。
そんなとき、ポーカーが上手く、ポーカーで勝ったお金で生活をしているポッツィと
いう青年と出会う。
 
 ポッツイはこれから、宝くじで巨万の富を得た男と高額の掛け金でポーカーをする
予定だという。その資金を出すことにしたナッシュ。
フラワーとストーンという宝くじ大富豪は、中年の男2人で大邸宅に暮らしている。

 ポッツィとフラワー、ストーンとのポーカーの熱戦。ついには車を賭けてまで
のめりこむがナッシュとポッツィはあっという間に一文無しに。
そこで提案されたのが、フラワーとストーンがアイルランドから買ってきた一万個の
もと古城の石を野原に一直線に並べて壁を作ろうと思っている。
その作業をすれば時給を出すし、住む所も提供する。

 こわいのは、2つあります。
ナッシュとポッツィは、この石壁作りになんだかやすらぎを覚えてしまうのです。
単純な肉体労働に夢中になることで、雑念がなくなる。
もう一つは2人の大富豪の沈黙です。
ある程度、条件を出したらそれを契約書にして旅行といって姿を消してしまう。
しかし、囚われの身となったナッシュとポッツィを、いつもどこかで見張っているような
存在感を示すのです。

 物語自体は、面白可笑しいことも、恋愛も、冒険もありません。
後半、とらわれの身としてひたすら肉体労働をする2人。
その作業が細かく描かれていてただの単純作業ではなく、それなりの工夫と経験が
必要なのですが、だんだん自分のやり方を見つけていくところはなぜか、
爽快なのです。

 偶然と爽快と、そしていつまでもとらわれの身という不気味さと。
巨額の宝くじを当てた男、というのも偶然のことですが、全てが偶然のようであって
それが必然に変わっていくのが、何故だかわからないけれど、妙な快感になります。
あくせく働くより、何も考えないで、石を積む作業の方が、やりがいがあるような
気がしてきてしまう。
 
 なんとも不条理な物語ですが、決して退屈することも、混乱することもなく、すんなりと
読める読みやすさがあると同時に、先がどうなるかわからないスリリングさもあります。
ナッシュはささやかな趣味でピアノを弾く。クラッシック音楽を聴くのも好き。
追い詰められて、なんとかしようとしたときにピアノで音楽を奏でるという事に
満足を見出す。
音楽というものの作用をこういう風に描いた小説は他には知りません。
ただひたすら音楽はいい、ではなく、音楽の持つ神秘性に迫っています。

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2004/10/01 17:56

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2007/12/10 19:21

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2005/06/14 23:35

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2005/06/08 00:29

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2005/08/02 13:33

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