あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
志の高さに恐れ入る
2002/04/20 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やすみつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫本専門の古本屋を志し、立ち上げ、奮闘している記録。社長一代記的な面もあるのだけれど、そこに留まらない。帯のコピーは「時間も、お金も、アイディアも、すべてを文庫本につぎ込んだ!」 いや、本当にそうだから、恐れ入る。
本書の内容は、いささか主張が強すぎるが、志が高く、無私無欲で全力で頑張っているということで、許そう。また、文章も言い切り、短文、体言止めの文体が最初気になったが、それも持ち味か。読者の評価は分かれるかもしれないが、その気迫に免じて、★5つ。
紙の本
文庫可愛いや
2002/06/09 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kos-chang - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本一のセールスマンが入院中に新潮文庫の100冊を読破、文庫専門の古本屋の起業を思い立つ。文庫好きにとって絶版・品切ほど悔しいことはない。なにせ文庫本は「可愛くてしかたがない」のだ。その偏愛は、いままで日本で出版された文庫全蒐集の図書館設立へと発展。不可能と思われた事業を様々なアイデアで成功させたベンチャー企業の物語としても面白い。
紙の本
エネルギッシュな一冊
2002/07/23 12:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビンゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校卒業後、百科事典セールス、キャバレーボーイなど社会見学と称して6年間に23回の転職を経験。その後化粧品セールスで業界売上日本一ともなった著者がはじめたのが、古本の文庫だけを扱った「ふるほん文庫やさん」の設立。本書はそんな著者の情熱に満ちた奮闘記。さすがにセールスの仕事をしていただけあって、たたみかけるような論調と行動力が凄まじい。逆にちょっとくどさを感じたり、引いてしまう部分もあったが。面白かったのは文庫やさん設立の際に現れた小野氏とのエピソード。ふらっと現れて四日間宿泊した後に、株式会社設立資本金1千万円を提供と、ある意味著者よりも気になる人物だった。