恋愛実験室 （Ｉ ｎｏｖｅｌｓ）

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　生物教師の卯月と交際中の悠紀亜は、夜の学校で見知らぬ男に脅され、辱められてしまう——『恋愛実験室』。精神科医の笹井が引き取った少年は、心の中にもうひとつの艶めかしい人格を抱えていた——『ひみつ』。診療所の奥にある扉。達也はその向こうで、いやらしい秘密の儀式が繰り広げられていると知ってしまい——『扉』。一目惚れした獣医をお抱えにしようと目論み、拉致監禁した安曇だったが、逆に躾られてしまって——『愛の首輪で入院中』。４人の先生と４人の犠牲者たちの恋物語。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：smile　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

水戸さんのボーイズラブ短編集。様々なシチュエーションだが、共通点は「先生」と「エロ」。個人的に水戸さんの長編が好きなので、ページ数が少ない分、どうしても即物的になりがちな短編集はいまひとつの印象。ちょっと変わったシチュエーションやＨ度の高いものがお好きな方に、オススメの一冊。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：miyagiaya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　この１冊で、医者と高校生という組合せの短編が４本。全部、登場人物も舞台設定も異なります。ただし普通のボーイズラブ小説とは一味違う。
　全部ではないにしろ、こうなったからこうなった…という寓話めいたオチがついているというか、例えてみればサウンドノベル系ゲームで出てくるバッドエンドのようなお話が多いです。当事者のカップルが皆幸せそうにしてるのでそれはそれで良いかな、とも思っちゃいますが、内容自体はダーク。可愛らしい絵柄でとっつきやすいけれど、どれも微妙な終わり方をしている点が好みの分かれ目かなと。