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紙の本
クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)
クリスマスの前夜、けちで気難しいスクルージの前に現れた3人の幽霊達は、過去・現在・未来を見せてくれたのですが…。19世紀イギリスのクリスマスをいきいきと伝える物語。【「T...
クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)
クリスマス・キャロル
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商品説明
クリスマスの前夜、けちで気難しいスクルージの前に現れた3人の幽霊達は、過去・現在・未来を見せてくれたのですが…。19世紀イギリスのクリスマスをいきいきと伝える物語。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第一章 マーレイの幽霊
- 第二章 第一の幽霊
- 第三章 第二の幽霊
- 第四章 最後の幽霊
- 第五章 む す び
著者紹介
ディケンズ
- 略歴
- 〈ディケンズ〉1812〜1870年。イギリスの小説家。貧しい庶民の立場で社会の様々な問題を強く訴えた作品を数多く残した。著書に「二都物語」「大いなる遺産」など。
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紙の本
定番ですが読んでいませんでした
2023/08/23 09:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで、この本のことは知っていましたが、ようやっと読みました。
傲慢でけちんぼの主人公がクリスマスの冒険(時間旅行)をします。そこで見聞きするもので、自分の行いの間違いに気づいて行きます。大人も考えさせられる場面が多々あります。
紙の本
後世に残るはずだ。
2022/04/17 11:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
これも名作として有名。何度も映画化されている。初めて読んでみました。
今を生きる私からすれば、クリスマスというのは大いなる祝祭日だと思っていた。しかし、作中、クリスマスを特に意識する風がまるでない。
産業革命真っただ中の大英帝国での、社会の荒み具合に恐怖する。人類は発展の糸口を見つけたのに、早速、拝金主義に目覚めてしまい、他人を思いやる気持ちすらなくしてしまう。人間って駄目だなあと思う。その反面、クライマックスのほっこりする話が私を救ってくれた。
これなら、後世に残るはずだ。
紙の本
たまにはイヴの夜に読書なぞ…
2002/12/25 10:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろぐう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ディケンズは読んだことがなくても、このお話はほとんどの人が知っているでしょう。読み返してみて、やはり良くできたお話だと思いました。強欲で冷酷な金の亡者スクルージが、クリスマスイヴの夜に現われた三人の亡霊によって、自分の過去・現在・未来の姿を見せられ、改心するというお話。
他愛のない話といえばそれまでですが、そこに真理のようなものが書かれているから、世紀を超えて読み継がれ、愛されてきたのでしょう。現実には、わかっていても照れや見栄を捨てて、思い遣りや親切を行なうのは難しかったりします。電車で席を譲るのだって、自然にふるまうのは結構難しい。だからこそ、世知辛くて無関心な今の時代に、この物語の教訓が胸に迫るのかもしれません。(→ホームページ)
紙の本
この時代に書かれるべきして生まれた物語。
2002/06/28 16:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしがこの本を読むきっかけになったのは、あのゴッホが描いた肖像画の中にこの本が描かれていて、人に薦めていたという事です。
この話は、ある冷たく・愛想が悪い・口うるさい(形容詞はいっぱい見つかる)老スクルージが登場します。街はクリスマスが近づき、明るく華やかで人々の顔も朗らかになる日。そういう時にこのスクルージはそういう雰囲気に唾をはくような男。
しかしその夜、同僚だったマーリの幽霊が出てきて、3人の幽霊が出てくるぞと言ってきます。ひとりずつ現われた幽霊たち。過去・現在・未来と分かれて人々のクリスマスに関するさまざまな人間模様を見せに連れまわします。貧しく、貧困に喘ぐスクルージの事務所で働いてるボブの家族。しかしクリスマスになるとなんと楽しく幸福に包まれた家族になることでしょうか!
しかしこの家族にも不幸がおこり、スクルージはそれも見てしまいます。詳しいことは言えませんが、たくさんのクリスマスの模様を見て明らかに老スクルージはこころを入れ替えて行きます。クリスマスは幸福になるためにあるんだと悟ります。
読んでいるわたしはクリスマスを特別に考えている方ではないし、日本人にはそういう人がたくさんいると思います。だけどこのクリスマスのお話は、裕福な人も貧しい人もクリスマスには楽しんでいた、楽しむべきだということを教えてくれました。
100年以上前の物語ですが、この作者のディケンズはその時代に何かを示そうとしてこれを書いたそうです。
クリスマスが近づいてきたらまた読みたいと思いました。