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- 税込価格:10,243円(93pt)
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里中史観,健在!
2002/01/12 15:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KM - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻刊行から2年半.待ちに待った新刊である.登場人物やその子孫たちの「その後」を『長屋王残照記』や『女帝の手記』で読み,ストーリー展開を推測して自らをなだめてきたが,それももう限界.
歴史の骨子を知りたければ史書を読めばすむことだが,この作品の最大の魅力は,筆者独自の史観.歴史上の人物一人一人の心情に目を向け,ともすれば無味乾燥な「記録」がドラマティックに描き出されている.本作に限らず,筆者の作品を読めば,古代の人々が血の通った人間として身近に感じられることだろう.
紙の本
家族にもすすめたいシリーズ
2002/01/13 11:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lady - この投稿者のレビュー一覧を見る
書き下ろしになってから、刊行ペースがゆっくりになり、首を長くして続刊を待っていましたが、ようやくその最新刊が出ました。持統天皇の孫の代になって、その登場人物はシェイクスピアの戯曲なみに増殖を続けていますが、さすがは大ベテランの作者、読者が混乱しないように、キャラクターをはっきりと描きわけています。この巻では、いよいよ持統天皇の後継者選び、そして、古事記が作られる過程が語られます。この先が楽しみで、いまから続編が待たれます。