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書店員レビュー
「わかる」 「わか...
ジュンク堂書店仙台ロフト店さん
「わかる」
「わからない」
そういうものではなく。
言葉。雰囲気。
「この感じ」が、好きです。
紙の本
不思議な世界に浸りたい。
2007/09/29 23:02
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容の難しい本には2種類あると思う。
一つはいずれは理解できるもの。
もう一つは、考えれば考えるほど理解できないもの。
この作品は後者にあたる作品だと思う。
「心が壊れてしまった」などの独特の表現を使い、
時には世の中を皮肉ったり、斜めの目線から見てみたり
しながらストーリーは進んで行く。
画面も「漫画」というよりも、「イラスト」もしくは
「絵本」といったところで、ストーリーにさらに
不思議な世界観が築かれている。
内容は理解できなくて良いだろう。
下手に理解しようとすると、かえって疲れるのではないだろうか。
それよりも、ただぼーっと世界観に浸っている方が、
輪郭はなくぼんやりと、作者の意図が見えてくると思う。
紙の本
これは「違い」ます
2002/07/05 19:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:reh - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄の原作と妹の作画による短編12編を収める。これ以前に出版された「地獄」の作品群に比べ、より寓話的に形が整えられ、絵柄もより繊細になっている。もちろん寓意が簡単に読み取れるという意味ではなく、より普遍性を獲得したというような意味で寓話的なのだ。そして500ページ近い容量にもかかわらず、すらっと読めてしまい、それでいて一つ一つの作品が忘れられない印象を読み手に残す。何か「違う」マンガが読みたいのなら、私はこの本を強く薦める。