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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2002/01/16
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/342p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-322213-X
文庫

紙の本

コウルリッジ詩集 対訳 (岩波文庫 イギリス詩人選)

著者 コウルリッジ (著),上島 建吉 (編)

コウルリッジ詩集 対訳 (岩波文庫 イギリス詩人選)

税込 1,100 10pt

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目次

  • はじめに
  • I Poems on Life 〈人生詩篇〉
  • 1 Life (1789 ? ) 人生
  • 2 Sonnet ——To the River Otter (1793) ソネット——オッター川に寄せて
  • 3 Sonnet ——On quitting School for College (1791) ソネット——大学に向けて学舎を去るに際して
  • 4 Domestic Peace (1794) 家庭の安らぎ
  • 5 To an Infant (1795) 幼な子に寄す
  • 6 Something Childish,but very Natural—— Written in Germany (1799) 子供っぽいがとても自然な夢——ドイツにて
  • 7 Home-sick —— Written in Germany (1799) 郷愁——ドイツにて
  • 8 Homeless (1826) 宿なし

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

長大な幻想詩

2019/03/01 18:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:n - この投稿者のレビュー一覧を見る

アウシュヴィッツ強制収容所の生還者であるプリーモ・レーヴィは,手記『アウシュヴィッツは終わらない』を生還直後に書きましたが,それから40年後に癒えない苦しみとの戦いの記録を『溺れるものと救われるもの』において著しました。
そのエピグラフに引用されているのが,コールリッジの「老水夫行」です。(上島訳ではありませんが)
「それよりこの方いつとはなしに/かの苦悶また帰り来たるや/わがもの凄き話終へでは/この心衷に燃ゆるなり」
ある苦難を経験した老人が,永遠に消えない苦悶の記憶を,語り続けることなくしては,憎しみに心を焼かれる様がたったこの四行から伝わってきます。
コールリッジの背景は知りませんでしたが,この言葉の力強さに引かれ,この本を手に取りました。

しかし,この詩が,この岩波文庫で,「幻想詩」に分類されていることからもわかるように,人生の教訓や,辛い思いを内に噛みしめる老人の苦悩が歌われているのではなかったです。
むしろ,想像の戯れの冒険譚として,ファンタジー映画を見ているような,ワクワクした気持ちを味わえました。
同じ詩でも文脈によって全く異なる効果を与える一例として大変興味深かったです。

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紙の本

次の思想へ

2014/07/12 13:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

岩波文庫で旧訳の「コウルリヂ詩選」と本書を並べて読みました。
いわゆる幻想詩「クーブラ・カーン」「古老の船乗り(老水夫行)」「クリスタベル」がやはり愁眉。「クリスタベル」は「詩選」の方が全訳で、この「対訳」では第一部のみ。
「クーブラ・カーン」は、つまりフビライ・ハンの作った都、ザナドゥの壮麗さを描いているが、その優雅さを感じるには原語で味わうのでないと分からないのかもしれない。そのための「対訳」なんでしょうが、そういう素養自体にまったく欠けているのは慚愧なこと。
「老水夫行」は、赤道も越えて南極まで漂流した船乗りの恐怖の体験の物語。さまざまな海の魔物に憑かれ、ただ一人の生き残りとなって故郷に帰り着く。そこで聖者によって呪いは解かれはするが、恐怖の記憶だけは消えること無く、彼を漂流の身としてしまう。これはヨーロッパをひとたび離れれば、彼らの信じている論理は一切通用せず、まったく別の価値観で構成されているのだという世界認識が現れている。「クーブラ・カーン」でも、根本的に異なる思想で構築された世界に詩情を見いだしているのと同様だが、ヨーロッパ文明の太刀打ちできない厳しい世界を「老水夫行」では見せている。
「クリスタベル」は、この草稿を読んで小説「ドラキュラ」が書かれたといういわく付きの作品。暗喩による表現が多く、特に旧訳は言葉の調子を重視しているので、何が書いてあるのか理解が難しい。中世風の古城を舞台に、得体の知れない怪異が忍び込んでくるのは、当時流行のゴシック小説さながら、というよりそのものだが、人々を破滅に追い込んでいくところまでには至らず、二人の美女の間に不信の影が差したところまでの情景を描いているのは、その先の悲劇は暗示するだけにとどめようとしているのだろうか。
この幻想詩3編以外にも、人生詩、政治詩、恋愛詩、田園詩、と分類されて収められている。ヨーロッパ文明の外側に向かっていた彼の意識は、またフランス革命に理想と失望を見いだし、新大陸への期待をかけたりもする。そして同時に、生まれ育った土地への愛着もひとしおであることも伝わる。
たぶん世の中の批判から絶望したり厭世的になったり、あるいは幻想に逃避したりしようというのでも、空想のユートピアに沈むのでもない。最初の恋人と、妻と、新しい恋人とに一心に愛を注いだように、ゴシック物語や外側の世界へけっして過去を否定しないが、世界の再構築するための新しい価値観を切望しているのが、この人なのではないだろうか。その夢見た世界像、新しい思想の実現を、ぜひたしかめてみたかったものだ。

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2012/05/10 18:15

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2014/10/07 14:53

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2015/07/18 06:10

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2017/03/12 21:48

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2020/11/29 09:14

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