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殺す・集める・読む 推理小説特殊講義(創元ライブラリ)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.1
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元ライブラリ
  • サイズ:15cm/303,13p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-488-07047-2
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

殺す・集める・読む 推理小説特殊講義 (創元ライブラリ)

著者 高山 宏 (著)

殺す・集める・読む 推理小説特殊講義 (創元ライブラリ)

1,620(税込)

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評価内訳

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紙の本

高山探偵、推理小説という「謎」を解く。

2002/02/19 22:15

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:服部滋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 思うに高山さんの本を読む愉しみは、隠されたものが白日の下に曝される場に立ち会う快楽にある、といえるのではなかろうか。本書を読んであらためてそう思った。そしてそれは、推理小説を読む愉しみにも通じているということを。ひとつの死体という謎に始まり、謎の真相をエクスポーズ(暴露)するのが推理小説だとするなら、《高山ワールド》は我々が常識として見過ごしているものに実は大きな謎がひそんでいることをエクスポーズする、そこに大きな違いがあるというべきだろう。
 誰も不思議に思わなかったものを指差して、高山さんは「それってヘンじゃない?」と疑問を投げかける。「そういわれるとヘンかも」と思ったら、すでに術中にはまったも同然だ。「それはね、実はこういうことなんだよ、ワトソン君」と高山探偵の謎解きがはじまる。博引傍証、次々と繰り出される目もあやな証拠物件にあっけにとられているうちに、読者は知らず知らず説得されてしまっている。香具師とかぺてん師とか面と向かっていわれもする、と高山さんは書いているけれど、その知の椀飯振舞の比類なく歯切れのいい口上は、大道香具師のタンカバイを思わせなくもない。

 本書は、高山さんの既刊本や単行本未収録のエッセイから、推理小説をテーマにしたものを「集め」たものである。召喚されるのは、ホームズ、ドラキュラ、切り裂きジャック、チェスタトン、クリスティー、ヴァン・ダイン、クイーン、それに乱歩、虫太郎etc.。まずは巻頭の表題作「殺す・集める・読む」で、なぜほかならぬ19世紀末の「世紀末的感性」の中から推理小説が、すなわちホームズが登場したのかと高山さんは問いかける。
 ヴィクトリア朝のロンドンは、農村から大量に人口が流入した「生のメガロポリス(巨大都市)」であると同時に、疫病が蔓延し墓地が満杯になった「陰鬱なネクロポリス(共同墓地)」でもあった。コレラ、そしてインフルエンザの大流行によって死の意識に囚われたブルジョワたちの間に奇妙なブームが到来する。インテリア・カルト(室内崇拝)である。

 さまざまな珍奇で高価な物品を「集め」、飾り立てることで死の意識を外(エクス)に置く(ポーズ)——室内は一種のアジール(避難所)であり、ドイルの描く推理小説は「死をタブーとする室内文化の中に、いわば必ず結末があり解決がつくという条件の下に死を一時の阿呆王(モック・キング)として許容するという、死の祝祭装置」として、さらには世紀末を覆った「倦怠」を紛らわせる娯楽として人々に耽読された。殺人を娯楽(「甘美な戦慄」)として享受する感性は、『ハンニバル』に熱狂する現代人といささかの隔たりもない。あるいは、ヴィクトリア朝の人々の異常なほどの「健康」への執着も、一方にエイズ禍を置いてみれば現代の健康ブームとおどろくほどよく似ている。
 ちなみに、珍奇なものを「集め」て供覧に付すロンドン万国博が開催されたのが19世紀中葉。以降、パノラマから映画の発明へと世界は挙げて《視の快楽》に狂奔する。エクスポーズする感性の集約がエクスポジション=博覧会にほかならない。

 「ヴィクトリア朝の娘はだれしもシダやキノコの名の二十くらいはすらすらと言うことができた」(リン・バーバー『博物学の黄金時代』)というほど、この時代はまた博物学に狂った時代でもあった。顕微鏡がブームとなり、「細密狂い」の支配する文化のなかで、細部を観察することによって隠されたものを白日の下に曝すホームズ流探偵術が喝采を浴びたのは当然といえるだろう。殺人が密室で行われるのも、むろんインテリア・カルトと無縁ではない。
 こうして推理小説の細部を観察することで近代という時代の文化の相がくっきりと見えてくる、これは小さいながら「とてつもなく大きな本」なのである。 (bk1ブックナビゲーター:服部滋/編集者 2002.02.20)

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2004/11/07 01:37

投稿元:ブクログ

ホームズ物語は世紀末社会に蔓延する死と倦怠への悪魔祓い装置である・・・。
等、文化史的見地から推理小説を読み解く。
ナカナカこの手の研究書で手ごろなのはないので、読みやすく、興味深かったです。

2017/03/23 11:29

投稿元:ブクログ

著者自身が「博覧強記の学魔の異名をとる」という自身の紹介記事をことのほか気に入っているようなので仕方がないが、とにかく出てくるは出てくるは。見たことも聞いたこともない本の名前が次から次へと繰り出される。俗にいう「高山ワールド」の信奉者ならともかく。初心者には敷居の高いこと、天狗様御用達の高下駄を履いても、跨ぎ越すことは覚束ない。そうは言っても、上から目線で語りだされる「講義」そのものは、独特の講釈口調でなかなかに魅力的。

まずは冒頭に掲げられた表題作「殺す・集める・読む」を読めばいい。お題はシャーロック・ホームズなので、ずぶの素人にもとっつきやすい。後の章も大体が同工異曲。はじめて聞く名前の学者やら物書きやらの名前が目白押しだが、講義そのものは特に難解ではない。副題に「推理小説特殊講義」とあるが、推理小説についての講義と思って読むと足をとられる。推理小説を素材に、物の見方を説く本だからだ。読めば目から鱗が落ちる。

たとえば、「ヴィクトリア朝世紀末の感性と切り離してはドイルの推理小説は絶対に成り立たなかった」という断言はいかなる根拠があるのか、そのあたりから読み始めることにしよう。著者は言う。「仮にホームズのいないホームズ作品というものを考えてみると、残るものは確かに世紀末としか言いようのないビザルリー(異常)とグロテスク(醜怪)の趣味だけである」と。そして、本文からの引用が続く。

ホームズ作品からホームズを取り去るというところが、いかにも現象学的還元だが、そこにあるのは確かに醜悪な死体の「描写のフェティシズム」。現在の推理小説まで延々と繰り返される、この「酸鼻なバロック趣味」が、なぜこの時期に発生し得たのかという理由を語るまでに、羅列されるのが、サルヴァトール・ローザ、ムリリョ、カラヴァッジオなどのバロック画家の名前であり、『放浪者メルモス』を書いたゴシック作家のチャールズ・ロバート・マチューリン、『さかしま』の作者でデカダンスの作家ユイスマンスなどの名前だ。

大体が、高山宏といえば、マニエリスム、バロックの権威。要は我田引水なのだが、マニエリスム、バロック美学と推理小説を今まで誰も真っ向からぶつけて考えようとしなかったところが盲点であった。つまりは、両者を並べてその関係性を明らかにしたのがこの本だ。博引傍証が多いのも、衒学趣味ばかりではなく、この本自体がマニエリスム美学で成り立っているからで、それを愉しむ者にしか、この本は開かれていないのだ。

当時のロンドンが富裕なウェスト・エンドと、貧苦のイースト・エンドという明暗対比(キアロスクーロ)の都市だったこと。繁栄を誇る大都市はまた、衛生状態の悪さからコレラ、チフス、天然痘、猩紅熱に加えてインフルエンザの猛威に苦しめられる死の都市ネクロポリスであった。この大量死に対し、殺人という個別の死を対峙させ、神の死んだ世界にあって、神の代わりとなって、死の謎を解明するのがホームズだ。シャーロック・ホームズこそはビクトリア朝世紀末の悪魔祓い、というのが高山宏の見立てである。

勿論、こんな粗雑な括りを、褒めるか腐すか、人によって「奇才、異才、奇人、変人、ばさら、かぶき、けれん、香具師、ぺてん師」などと呼ばれる著者が簡単にするはずがない。ここに至るまでに世紀末のパノラマ文化に江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』を持ち出し、世紀末の老化衰退文化(ビザンチニズム)の行き着く先は集めることだと喝破したマーリオ・プラーツの『肉体と死と悪魔』を引っ張り出し、ホームズの収集癖、標本作り、テクスト作成等々を構造主義的な視点で語り明かす。

さらには、あのブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』が、立派な推理小説だという論点から語りつくす「テクストの勝利」、ケインズ理論を援用して論じる「『二銭銅貨』の経済学――デフレと推理小説」など、読めば成程と膝を打つ、腑に落ちる名講義が引きも切らない。そして、掉尾を飾るのがあの絢爛たるペダントリーで知られる『黒死館殺人事件』を論じた「法水が殺す――小栗虫太郎『黒死館殺人事件』」というのだから、これはもう読むしかないではないか。

ただ、書かれたのが2002年ということもあり、当時話題であったドゥルーズ=ガタリの「リゾーム」や柄谷の「形式化」問題などの用語が今となっては隔世の感がある。その点は割り引いて読んでもらうしかない。著者自身による解説「この本は、きみが解く事件」を読んでから本文を読めば、著者がなぜこの本を書いたのがよくわかって納得がいくかもしれない。「美書で高価、おまけに難解」というイメージのつき纏う高山宏が文庫で読める。これはお勧めである。

2014/03/21 03:36

投稿元:ブクログ

購入以来、年に一度くらいはふと思い出して手に取り、
何度も読み返している本。
例えばシャーロック・ホームズシリーズは、
何故19世紀末のイギリスに誕生したのか、その背景を探り、
近代の発明品である推理小説を文化史的視点から読み解く、
英文学者によるスリリングな試み。

++++++++++



「殺す・集める・読む――シャーロック・ホームズの世紀末」
 ホームズ・シリーズからホームズの活躍する部分を取り除くと
 何が見えてくるか――それは、例えば被害者の遺体の描写、
 その比喩における黒いユーモアであり、
 19世紀末の倦怠とグロテスク趣味である。
 推理小説の大前提である、
 誰かが誰かを殺すことという約束事を口実に、
 世紀末の死の美学が開陳される。
 万国博が開かれるなど、ヴィクトリア朝文化華やかなりし頃、
 ロンドンの外には
 教会墓地に収まりきらない遺体用に新たな墓地が設けられ、
 メガロポリスとネクロポリスがコントラストを形成していたが、
 この対比と対をなすように、
 正義の側に立つホームズがコカイン中毒者でもあるという
 二重性が描かれている。

「世紀末ミクロ・テクスト――推理小説と顕微鏡」
 新聞や手紙から得た、
 あるいは自ら足で稼いだ情報を取捨選択、整理整頓し、
 テクスト化するホームズは、事件が解決すると、
 それらを検索可能な備忘録として保存するが、
 名探偵の人物造形の重要点とは、
 まさにそうした、読みの困難なものを解読可能に、
 入り組んだ事情を平板なテクストに変換する能力ではあるまいか。
 ホームズは更に顕微鏡を駆使して、ミクロのレベルでも、
 混沌とした事象を解読可能なテクストに変換していった。

「ホームズもタロットカードも――データベースの文化史へ向けて」
 独自のデータバンクを駆使して、
 事件を書斎で解いてしまうこともある
 ホームズの「頭脳というちっぽけな屋根裏部屋」は、
 ヴィクトリア朝英国随一のデータベースと化していった。
 夥しいデータを収集しては有用無用を区別し、
 結論を導き出すホームズの姿を描出するホームズ・シリーズとは、
 情報の検索・記憶・修正作業=データベース生成そのものを
 テーマとした、情報論の物語として読むこともできはしまいか。



「テクストの勝利――吸血鬼ドラキュラの世紀末」
 ゴシック小説、ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』読解。
 ロンドンを軸に、
 作者の故郷アイルランドを地理的に反転させた場所が
 トランシルヴァニア。
 物語はトランシルヴァニアに発してロンドンへ移り、
 またトランシルヴァニアへ戻って終わる円環構造を成し、しかも、
 発芽の時期である5月に始まって収穫期の11月に終わる、
 「種蒔きと刈り入れのメタファーの物語」であり、
 終わりと始まりが一体となる円環を構築するために、
 血、穀物、豊穣、通過を巡る民俗誌が動員された小説である。
 同時に、関係者の日記、書簡、電報、あるいは新聞記事といった
 諸々のテクストを突き合わせて
 怪物の正体を白日の下に晒そうと努める主人公たちの振る舞いは、
 殺人事件を解決しようとする探偵の身振りと合致する。

「切り裂きテクスト――殺人鬼切り裂きジャックの世紀末」
 シャーロック・ホームズの時代に、
 現実のロンドンに現れた殺人鬼、切り裂きジャック。
 スティーヴン・ナイト『切り裂きジャック最終結論』は
 真相に辿り着いたと豪語しているが、果たして……。

「病患の図表――G.K.チェスタトンのアンチシステム」
 ルネッサンス以来といってもいい、
 20世紀初頭のパラドックス文芸の百花繚乱。
 その宗教的相関物とも受け取れるカトリックの異様な復権も
 1920年代に生じたが、そうした動きを一身に体現したのが、
 例えば神父に探偵役を務めさせたチェスタトンだったのではないか。
  
「探偵と霊媒――アガサ・クリスティ『死の猟犬』」
 クリスティ短編集『死の猟犬』について。
 超自然現象の謎を医師が解き、合理化する、
 つまり探偵役を務める。
 ここで思い出されるのはホームズ・シリーズのワトスンも
 『吸血鬼ドラキュラ』のヘルシング教授も医師だったこと。
 医師=探偵によって悪魔祓いされるべき病は
 20世紀の始めに肉体のそれから精神のそれへと捻じれていった。

「終末の鳥獣戯画――童謡殺人と現代」
 1920年代半ばから1950年代初頭にかけて、
 大物ミステリ作家がこぞってマザーグースに材を求め、
 童謡を巧みに織り込んでニュータイプの犯罪者を生み出したが、
 この期間は二つの大戦による殺伐とした時代だった。



「『二銭銅貨』の経済学――デフレと推理小説」
 ケインズの『貨幣経済論』と同じ1923年に登場した、
 江戸川乱歩の処女作「二銭銅貨」。
 経済が兌換という観念を再検討する時代に生まれて急成長した
 推理小説というジャンル。
 日本におけるその成立要件=背景とは、
 不景気で、若者が貧乏で暇だったことではないか。
 松山巌『乱歩と東京』(双葉文庫)にも
 「二銭銅貨」のテーマは
 いかに人間が金によって翻弄されるかを実験した話である――
 との指摘あり。

「暗号の近代――『二銭銅貨』を何がうんだか」
 暗号を単にテーマにするだけではなく、暗号生成の意味を、
 暗号に絡めて推理小説そのものの構造を問うた「二銭銅貨」。
 事の次第を綴る前半に対して、
 後半は問題を解くという作業のメタ批判になっている。

「昭和元年のセリバテール――パノラマ島のピクチャレスク」
 ヨーロッパ・モダニズム文学における性の蹉跌のテーマは
 「機械」と結託しやすかった――というミッシェル・カルージュ
 『マシーン・セリバテール(独身者の機械)』によると、
 1843年、E.A.ポオ「陥穽と振り子」を皮切りに
 「独身者的な機械の文学」が次��に発表されたが、
 背景には蒸気機関車の普及、映画の登場、
 万華鏡の流行などといった、巷への機械の浸透があった。
 遅れを取ることなく貪欲にそれらを吸収した日本の知識人たちの中に
 江戸川乱歩がおり、昭和元年の「独身者の機械」文学とも呼ぶべき
 「鏡地獄」「パノラマ島奇談」が書かれた。
 いずれも、見ることの快楽に溺れながら、
 それをもたらす人間関係に躓く独身者のテクストである。

「法水が殺す――小栗虫太郎『黒死館殺人事件』」
 この事件によって一番得するのは誰かという、
 動機を追って解決されるタイプの探偵小説の終焉。
 探偵は目に見える犯罪を
 不可視のトラウマや無意識と結びつけて分析しようとし、
 同時に「読む」「解決する」というテクスト行為自体が
 作品の主題となった。

++++++++++

2016/11/01 20:02

投稿元:ブクログ

目次からご紹介〜
1)
殺す・集める・読む −シャーロック・ホームズの世紀末
世紀末ミクロ・テキスト −推理小説と顕微鏡
ホームズもタロットカードも −データベースの文化史へ向けて

2)
テクストの勝利 −吸血鬼ドラキュラの世紀末
切り裂きテクスト −殺人鬼切り裂きジャックの世紀末
病患の図表 −G・K・チェスタトンのアンチシステム
探偵と霊媒 −アガサ・クリスティー『死の猟犬』
終末の鳥獣戯画 −童謡殺人と現代

3)
『二銭銅貨』の経済学 −デフレと推理小説
暗号の近代 −『二銭銅貨』を何がうんだか
 図版構成 探偵小説とマニエリスム
昭和元年のセリバテール −パノラマ島のピクチャレスク
法水が殺す −小栗虫太郎『黒死館殺人事件』

ヴィクトリアン好きな私にとっては、
ホームズが絡み、ストーカーの「ドラキュラ」が絡み、
切り裂きジャックまで絡んじゃうという、
一粒でn度おいしい本でした。

ただちょっと、お腹いっぱいかなあw