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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 5件
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  • カテゴリ:小学生 中学生
  • 発売日:2002/01/01
  • 出版社: 国書刊行会
  • サイズ:22cm/245p
  • 利用対象:小学生 中学生
  • ISBN:4-336-03964-X

紙の本

ハルーンとお話の海

著者 サルマン・ラシュディ (著),青山 南 (訳)

ある日突然物語る力を失った父のために、ハルーンはお話の力を司る「オハナシー」の海へと旅立つ。死滅しつつあるその海をハルーンは救えるのか。死刑宣告を受けたラシュディが、悲痛...

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ハルーンとお話の海

税込 1,980 18pt

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商品説明

ある日突然物語る力を失った父のために、ハルーンはお話の力を司る「オハナシー」の海へと旅立つ。死滅しつつあるその海をハルーンは救えるのか。死刑宣告を受けたラシュディが、悲痛な思いをこめたファンタジー。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

サルマン・ラシュディ

略歴
〈ラシュディ〉1947年生まれ。著書に「悪魔の詩」など。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.5

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

退屈そうに恐ろしいことが行われている。というメッセージ

2003/01/07 18:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヨウコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじは他の書評を見てもらうとして、私は この話を環境問題に置き換えて読みました。8年前くらいに原文で読んで、今パラパラっとこの訳を読んだので あやふやなのですが、単なるファンタジーを越えて考えさせられます。
お話の海を汚染されてしまったり、影の国では皆 沈黙したまま退屈そうに悪いことをしている。というシーンが印象深いです。
沈没する船から救命ボート(女性や子供用)もなく男性が飛び込むとき、アメリカ人へは「ヒーローになれる」、イギリス人へは「それがジェントルマンというものです」、ドイツ人へは「それがルールです」、日本人へは「みんながやってます」と言えばいいという笑い話がありますが、日本人は 誰かが悪いことをしていても声を上げずに 自分にとばっちりがこなければそれでいい、と考えているふしがあります。下手をすれば、沈黙を決め込み 黙々と退屈そうに(悪いと知りながら)それをやり続けそうな所が、影の国の人と重なってみえてしまいます。
お話の海の汚染を環境問題ととらえると、日本人はハルーンのようなヒーローもなく、黙々とダメな方向へ向かっていっているような気がします。ひとりひとりが自分で考えて行動すればいいだけの話なのですが。このお話は大人にも読んでもらいたいです。

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紙の本

ストーリー展開の妙技とすっとぼけたユーモアが堪能できる、おもしろおかしい“お話”

2002/03/13 18:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤塚若樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ハルーン・カーリファの父ラシードは、人前で話をするのが仕事のストーリーテラー。ほら話や小話や珍妙な話など楽しい話ばかりをしていたために、「空想がいっぱいの海」とか「戯言の王」というあだ名をつけられている。そのラシード、仕事にかまけて、妻のソラーヤが隣人のセングプタに誘惑されていることにも気づかない。ある朝、ソラーヤはハルーンに靴下を探すようにいいつけた。ハルーンが部屋に行き、一生懸命に探しているあいだに、ソラーヤはセングプタとともにタクシーに乗ってどこかに消えてしまう。取り残されたラシードは、どうしよう、自分にできるのは話だけ、とみじめそうにいう。ハルーンはかっとなって、セングプタがラシードについていっていた悪口のひとつを口にする。「ほんとうでもないお話がなんの役にたつの?」ラシードはこのときから人前で口を開いても、話がまったく出てこなくなってしまう……。

 こんなふうにはじまる《お話》をめぐる「お話」。小説と呼ばれるジャンルには、それこそたくさんの種類と形式があるが、この作品がとくに、ごく一般的な意味での物語、つまりは“お話”を中心に据えたものであることはあきらかだ。しかも、これ、あの「むかしむかし」という、これをおいてほかにないといえるくらい《お話》的な決まり文句ではじまっている。そのうえ、カーリファ親子が暮らすのが、悲しみに押しつぶされて、名前もすっかり忘れてしまった悲しい町だというのも、まさに《お話》的な設定といえるかもしれない。

 ところで、読者のみなさん、ここでひとつ、《お話》の要件について考えてみよう。“お話”が《お話》になるにはいろいろ必要だろうが、《お話》は、なによりもまず読む者、そして聞く者の興味をかき立ててくれないといけない。たぶんこれが第一要件。そして、そんな“お話”のなかでも望ましいのは、悲しいものより愉快なもののほうだ。誰だって楽しくなれるほうがいいに決まっている。などなど、と考えていくと、わたしたちはひとつの真実に行き着くことになる。そう、《お話》はおもしろおかしくなければならない、というものだ。

 では、この『ハルーンとお話の海』という「お話」は《お話》と呼ぶにふさわしいものなのだろうか。答えは、もちろんイエス。そして結末も、愉快な《お話》らしくハッピーエンド。しかも、そのハッピーエンドはハルーンが「お話」のなかでもとめたものらしい。ソラーヤがまちがいに気づいて帰ってきて、また3人仲良く暮らしましたとさ、というなかば予想どおりのものだが、そのとき町は「しけた顔」ではなく「笑い」が似つかわしいところにかわっていて、住人たちは町の名前も思い出している。〈オハナシー〉というのがその名前。

 じつは、これ、この「お話」に出てくる〈地球のもうひとつの月〉の名前でもあり、何を隠そう、そこを舞台に展開するファンタジー・アドヴェンチャーこそがこの「お話」の中心にあるものなのだ。
 〈オハナシー〉には〈お話の海〉があり、ストーリーテラーのラシードはそこから〈お話の水〉をもらって〈お話の仕事〉をしていたのだった。ラシードが人前で話ができなくなってしまったのはさきほどみたとおりだが、そのうえさらに、〈お話の水〉の〈回路〉までも切断されそうになっていた。この事実を〈水の精〉の〈モシモ〉から聞き出したハルーンは、父親を助けるために、〈オハナシー〉の〈オシャベリ町〉の最高長官〈セイウチ〉に会いに行く。だが、〈オシャベリ〉は、世界の支配をもくろむ〈チンモク〉と戦争状態にあり、〈お話の海〉はその〈チンモク〉によって滅ぼされようとしていた……。さて、ハルーンはどうするのか。ストーリー展開の妙技とすっとぼけたユーモアが堪能できるこの《お話》、まぎれもなく一級品だ。 (bk1ブックナビゲーター:赤塚若樹/翻訳・芸術批評 2002.03.14)

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2006/03/03 03:28

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2006/08/22 23:46

投稿元:ブクログ

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2022/08/21 13:22

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