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- 税込価格:3,960円(36pt)
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商品説明
月光を照り返す、冷たい光。見たこともない文様が刻みこまれた柄。もしや、これが…シドの剣なのか? 「フォーチュン・クエスト」「デュアン・サーク」に続く、もうひとつの冒険譚。『電撃hp』掲載作等を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
深沢 美潮
- 略歴
- 〈深沢美潮〉武蔵野美術大学造形学部卒。小説家。著書に「フォーチュン・クエスト」「新フォーチュン・クエスト」「デュアン・サーク」「菜子の冒険」「バンド・クエスト」シリーズなど。
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2002/03/21 20:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画などの影響か、ファンタジー小説がそれこそ竹の子のように続々出版されている昨今、本当に面白いファンタジーにめぐり合うのは実は難しくなってきてるかもしれないと思い始めていたところだった。だが、この物語は読み進めれば読み進むほどにひきつけられていくタイプの、今騒がれている海外のファンタジー小説とは一味違った話だった。主人公とその周囲に登場する人物達が魅力的で、他の物語に出てきているキャラクターの父の物語だというから、読み終わった時、ついその息子達の物語も読みたい! と思ってしまう。
とにかく、冒険者でありながら騎士のごとき品を漂わせつつ、どこか間が抜けたように見えるほどお人よしで優しい主人公に是非めぐり合ってもらいたい。特にTRPGを楽しんだことがある人にはオススメ。
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まだ「青」くないので、「ジュディ」と呼んであげます(いきなり馴れ馴れしいヤツ…)
2007/05/28 23:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カビタ・オジギリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いえね、「異次元的」には有名なご子孫とは、かなり馴染みが長いもので(一方的だろ!)。
巻頭にいきなり名前が出るくらいだから、「彼」もいずれは伝説のヒトと肩を並べるほどの有名人になるんでしょう(どぅかなぁ?)。
冒頭の話は、はっきり言って「シドの聖剣伝説」といってもいいかもしれません。
と、いうことは…。「竹アーマー」もやがて伝説に(なるのかよ!?)!
さてこの本は、言ってみれば「深沢美潮ファンタジーワールド外伝」と位置づけてもいいでしょう(今のところ…)。
この世界にイキナリこの本から突撃する人は、そんなに居ないと思いますが、「デュアン…」などを読んだことがない人から見ると、尻切れトンボ過ぎてわからない話もあります。
かなりフリークな人のための本みたいなので、ビギナーにはオススメできない感じです。
でも巻末に、そこら辺のフォローがいろいろ書いてあるので、ガイドに従って読んでいくと、この世界にハマるかも…?
ひょっとしたら、かの「フォーチュン…」ワールドにあってはこのような書籍が出回っているんでしょうか。だとすると、この本自体が「コレクターズ・アイテム」なのか!?
じゃ、次は「シドの聖剣サブレ」とか「ミネラルウォーター・青の聖水」とか…(出るワケねぇだろ!)。
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続きを読みたくなる一品
2002/10/21 04:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:token - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の初期の作品であるフォーチュンクエストの中で度々話題に上がった伝説の騎士の話が書かれているのだが、『青の聖騎士』という称号を得た辺りの話では無い。それよりももっと前の、彼が冒険者生活をしていた頃の話がされている。しかし、その時点で手に入れた不思議な剣に纏わる話や、末代にまで影響を及ぼす人物との出会い、伝説の騎士は特別な人間ではなくごく普通の優しい男性であったことなどを読み取れると思う。
しかし、同著デュアン・サークと時代が同じという点からか193ページの分量では多くは語られていない。デュアン・サークを読んでいけば自ずと彼らの謎が明かされていくだろうと思う。
コレを読んだ人は、書中で触れられるデュアン・サークの話を読みたくなるだろうし、本の頭の挿絵が終わった後に見られる2文に子孫の話を読みたくなるだろう。それに、この本の主人公である彼に纏わる話も更に深く知りたくなるだろう。
しかし、何も知らないでこの本を手にしたわけではないので、少々落胆した。
こんなに薄いものかと。なので星3つ。