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少年トレチア
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 15件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.1
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/422p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-210809-7

紙の本

少年トレチア

著者 津原 泰水 (著)

うしろ暗い少年期を隠した学生−楳原崇。ニュータウンを撮り続ける女−佐久間七与。夜ごとダウジングする漫画家−蠣崎旺児。難病とともに生きる邪悪なこども−新宅晟。欲望と邪意を見...

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少年トレチア

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商品説明

うしろ暗い少年期を隠した学生−楳原崇。ニュータウンを撮り続ける女−佐久間七与。夜ごとダウジングする漫画家−蠣崎旺児。難病とともに生きる邪悪なこども−新宅晟。欲望と邪意を見つめる熱く暗い傑作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

津原 泰水

略歴
〈津原泰水〉1964年広島市生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。89年より津原やすみ名義で多数の少女小説を発表。「妖都」より現在の名義で再デビュー。著書に「蘆屋家の崩壊」ほか。

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みんなのレビュー15件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

翳りいく街は、悪夢をむさぼる。

2003/07/24 23:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

東京郊外、緋沼(ひぬま)市新興衛星住宅団地、通称緋沼サテライトで、殺人事件が起きる。続いて、緋沼中央公園の鳥類園内で児童により飼育されていた白鳥が殺傷される。緋沼という名前のとおり、元々周辺一帯は沼地で、それを大規模な開発によって高層ビルが立ち並ぶ新しい都市が誕生した。その界隈で制帽と制服姿のトレチアと呼ばれる少年の噂が、まことしやかに流布する。都市伝説−少年トレチアはいつの間にか一人歩きを始める。

本作と同じように、ニュータウン、団地をテーマにした大友克洋の『童夢』は、超能力を秘めた翁童がトリックスターとなっていたが、本作では小学生の男の子、トレチアがキーとなっている。

現在、ティーンエイジャーの若者たちは、小学生の時に、仔猫を殺戮し、さらに大きな罪を犯す。そのうちの1人、拝島が、突然トレチアに襲われる。次に、同じグループだった岩倉有希が行方不明になる。彼女の行方を追うミステリー作家志望の楳原。そこに漫画家でダウザーの蛎崎やサテライトの風景を8ミリで撮っている七与、現在の小学生グループの首領的存在である、天才児、新宅晟。登場人物たち、ひとつひとつのストーリーが少年トレチアに絡んでくる。純真無垢であるがゆえに、少年たちはいったん残虐な牙をむくと止まらなくなる。そんな普遍的な少年の暴力性が描かれている。ただ単に気に入らないからスポイルする、これは、今に始まったことではないってこと。

いわゆるニュータウンとか団地に行ってみると、できたてのばかりの頃は、建物は当然真新しいが、なぜか公園が妙に浮いていたり、ところどころの造成予定地は、削られたままの無残な姿をさらけ出している。工事が途中で中止となった造成地は、何やら放置屍体をイメージしてしまうのだが。

ゆるやかな坂道や整然とした街路樹など、すべてはアニメティとやらの基に設計された人工的な快適な空間のはずなのに、どこか、吹きだまりというのか、澱んだ、歪んだ空間がある。聖と俗、ハレとケのたとえを持ち出すまでもないが、そこは、まるで磁場のように、さまざまな穢れたものを引きつける。緋沼サテライトだと、中央公園の人工池はちまん池だろう。その池には、巨魚、摩伽羅が潜んでいるという。

別段、古い街が良いと述べる気はさらさらない。今、江戸情緒だの、下町情緒だのを色濃く残している街だって長い年月を経て現在のたたずまいになっているわけだし。ただし、地価の下落などにより、古いニュータウンは空洞化しており、住む人が不在となった家がすぐ朽ち果てるように、街もアンティークとなる前に、ジャンクとなってその生命力を予想以上に早く終えるかもしれない。

読むにつれ、作者の仕掛けた巧妙なトラップにまんまとはまってしまう。全体小説とでも呼べばいいのだろうか。丹念に緻密に重ねられた物語が、その恐怖のスケールの大きさや迫力を表現することに成功していると言っていいだろう。

団地の勃興から崩落までの物語として読んだし、本レビューもそういうトポス論的視差からのアプローチを試みたつもり。カタストロフィを迎えるクライマックスへの展開は、意見が分かれるところ。メタフィクションは余り功を奏していないような気もする。ま、好みの問題なのだが。

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紙の本

摩訶不思議。

2002/07/23 21:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ユリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず世界が違う。現実をモデルとしている箇所など作中何処にも存在しない。発売前から著者の公式ホームページで情報を小出しにしていたが、イマイチ世界観が掴めない作品だと思っていた。当然です。こんな不思議な作品、全編通して読まないと理解できない。かといって高い評価をつけさせて頂いたのは単に私が著者のファンだから、という事ではない。本人が「朝起きる度にチョコチョコ細かい修正を加えている」と仰ってただけのことはあり、完成度はとても高いと思います。この作品でもいろんな人物の視点で物語を描いているのですが、視点の切換えのタイミングが絶妙。あまりくるくる視点を換えないでほしい方には読みにくい作品かもしれませんが、そういうのは平気だという方は是非ともそこの所もチェックして頂くと、より一層楽しめると思います。

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紙の本

都下のニュータウンを舞台に、都市の閉塞感を描く

2002/04/26 22:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷川友美子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 舞台は、都下にある新興住衛星宅団地・緋沼サテライト。共通の記憶を持たない共同体は、相互監視の場と堕し、そこにあるのはただ閉塞感ばかり。人間の生理を無視した人工的な空間で、住人の心は蝕まれていく。子ども達の間で語り継がれる、トレチアから来た邪悪な少年の都市伝説。トレチアの言う「キジツダ」の意味とは。そして悪事を隠蔽し、全てを沼に飲みこむ怪魚・摩伽羅(まから)の存在。澱みきった穢れが吐き出される時は、刻々と迫っていた——。

 残虐な行為を繰り返した少年期を隠す学生、楳原崇(うめはらかたし)。精神科に通いながら、8ミリフィルムでニュータウンを撮り続ける女、佐久間七与。淫蕩な妻に裏切られた過去を持ち、地下水脈を求め、夜ごとダウジングする漫画家、蠣崎旺児(かきざきおうじ)。難病とともに生き、自らを少年トレチアと自負する少年、新宅晟(しんたくあきら)。心に虚空を抱える彼らの視点を通して、物語りは重層的に語られていく。

 大都市の闇に蘇った死者がうごめく『妖都』、公園という限定された空間の中で、生を希求しつつも死に魅せられる男の幻想譚『ペニス』、東京郊外のニュータウンに漂う緩慢な死の気分を描いた『少年トレチア』。『妖都』から『ペニス』を経て、その彼方に『少年トレチア』は存在する。そこにあるのは、現実と幻想のあわいを生きる「都市の陰鬱な冒険者たち」の軌跡である。そして、全ての出来事が過ぎ去った後になおも残る、強靭な何か——。そこには我々が求めて止まない、ある思いが提示されている。現在を生きる縁(よすが)として、この思いをぜひ一緒に噛み締めて欲しい。

 著者は、1989年から津原やすみ名義で多数の少女小説を発表、人気を博すが1996年にジャンルから引退した。翌年、津原泰水名義で『妖都』で再デビューし、絶賛される。他に『蘆屋家の崩壊』、監修作に『エロティシズム12幻想』などの著書がある。 (bk1ブックナビゲーター:氷川友美子/ライター)

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紙の本

「歪み」

2002/04/19 16:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:狩野涼子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもの頃、噂になった「口裂け女」や「赤マント」「トイレの花子さん」などの、いわゆる「都市伝説」。
そんな都市伝説の一つであった「トレチア」という存在は誰が作り出したのか?
子供って本当に無邪気なのかな?
私の子どもの頃の記憶って、今覚えてることって本当に正しいのかな?
そんなことを思った。
私はどう歪ませているのだろうか、私の記憶を…。

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2007/07/29 00:06

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2007/07/17 12:13

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2012/05/22 20:02

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2011/01/10 12:00

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2010/01/15 23:05

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2010/11/27 23:48

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2010/06/04 22:52

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2011/08/16 09:31

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2012/10/18 14:33

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2014/06/04 20:49

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