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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ありきたりかもしれないが、この世のものではない存在よりも生きている人間のほうがずっと怖い作品だった。
ラスト あの人が永い夜の世界に行ってしまったのが悲しい。
紙の本
ジャパニーズホラー
2016/08/12 23:25
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投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗闇に得体の知れない黒い影をみたような、背筋を怖気がはうようなジャパニーズ・ホラー作品。
何かが村にいる予感。
その何かの全貌がついに明るみに出る第四巻。
紙の本
帰りたくない
2021/09/13 17:52
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投稿者:凛子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の世界から帰りたくない。
前半読み進めていたスピードを緩めるつもりが、読み終わりたくないのに、続きが気になって、ますます加速して行ってしまう。
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イケイケどんどん!っていう展開になってきました。一緒に戦ってきた静信と敏夫の間にだんだん亀裂が。。。他の人は、どちらに共感するんだろう?
2004/10/21
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一転します。
っていうかアザーサイドもきっちり描ききってる。
さて、AとB、どっちが白でどっちが黒なのさ?みたいな。
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全5巻の文庫版シリーズ、その第4巻目。ついに物語は大きく傾く。尾崎、室井、夏野、田中姉弟だけでなく、村人の間にも屍鬼という「敵」が形を持って認識されていく。
ここに来て自然、屍鬼側の描写も増えてきましたが、それらのなんと心地の悪いことか。起き上がった似たもの同士の二人は勿論のことですが、それ以上に葬儀社の対応が非常に不快で、この辺り、「敵」に対する印象付けが巧いな、と感じられます。
一方でじわりじわりと村を包み込んでいくその手法が不気味で、かと思えば、人の命を啜らなければ生きながらえない存在になったことに苦悩する姿が非常に人間的で。その存在が恐ろしくもあり、悲しくもあり、ただのホラーとは一線を画しています。
次巻、ついに物語は終焉を迎えますが、いったいどのようにしてこの惨劇が幕を下ろすのか。ページがとまりません。
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前代未聞の怪奇が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。ゆっくり振り翳された杭……。はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。しかし、その時、村人の絆が壊れ始める。生き残った者たちが選んだ策は──。思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。
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長い小説です。文庫版だと全5巻です。しかし、ストーリーは面白いので飽きる事なく読破出来ると思います。ただし、文章が堅い(?)ため、読み難いです。更に、台詞等によるキャラ立がなってません。
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はい、4冊目終わり〜。
なんか、「この人も?え?この人も?!」って感じで、
登場人物がどんどん死んでいって、いたたまれなくなってきました。
さ、ラストどうなる!
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死者の数と鬼の数と、それから残された者の数と、もう何が何だかわかりません。それでもまだまだ続きます、と云った感じで。この辺りでもまだ確実に差し迫った事実が現れないので(一部を除く)一応、村は平和です。長いですよ、まだ。
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この頃になると続く怪死の原因も分かり、物語としてはクライマックスの前夜祭という感じに。主役の坊主と医者の意見の食い違いにやきもきし、恐怖は薄れるが、そのやきもき感と物語のスピードに乗せられる感を楽しめる。それから少しの哀しみ。私的に、後半になるに連れて怖さがかなり薄れてきた感があるので★3つ。
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全五巻中、この巻が一番気に入ってます。とても切なくて、泣きながら読みました。
適切な表現ではない気もしますが、「死」を司る側───屍鬼の思考や葛藤が見えてきます。
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何十人と村人が出てくるけど、一人一人の個性がしっかり書いてあるから、好きなキャラクターと嫌いなキャラクターが出てきた。
正雄とか篤とか佐知子・元子は読んでるだけで嫌悪を感じるけど、徹や夏野・かおり・律子・加奈美の考え方や行動は好き。
イライラしたりハラハラしたり、精神衛生上あまりよろしくない本だわ。
昨日も寝る間を惜しんで読んで、今5巻目の中程にさしかかったところ。
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次々と村人が失踪、または死んでいくなかで、尾崎と清信にも溝が出来上がり…外場は終末に向かっていくのか。
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またまたノンストップ。もう止まらない!!面白すぎる!!
狭い村の村民同士、襲うもの襲われるものの葛藤も面白い。
さらに医者のすごい実験で屍鬼に効果的な方法などが発見され、いよいよ人間対屍鬼の幕が切って落とされる。
屍鬼側の主張や歴史、葛藤と悲哀、そして巧妙に仕組まれていく村人狩り。
あの一巻のおかげでどちら側にも感情移入ができてしまう。
(兼正の連中にはイマイチ感情移入はできないけど)
ラストでようやく大人チームと子供チームが同じことに気づいていたことがわかり、いよいよ最終巻に向けて加速していく。
※余談だけど、表紙よーく見ると4人ちゃんといますね。