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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2002/02/28
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/478p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-124027-2
文庫

紙の本

屍鬼 5 (新潮文庫)

著者 小野 不由美 (著)

屍鬼 5 (新潮文庫)

税込 781 7pt

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みんなのレビュー237件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

これほど

2021/09/13 17:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これほど好きな本に出会えることも少ない。
こんな本に出会いたいために本を読んでいるのに、出会ってしまうと、次にこれほどのめり込める本と出会えるまでの時の長さを思って、呆然としてしまう。

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紙の本

けなげな少年少女と糞坊主の悲劇

2016/08/23 12:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

〔ネタバレあり〕

文庫本で全五巻、一気に読んだ。賢くて勇気があってうわべは冷たくても実は優しく、しかも、ハンサムな少年、夏野が死んでから、私は、若御院のことを、この糞坊主!ふぬけ!と罵り始め、第五巻に到っては、破戒坊主!と罵り続けたが、最後には唖然となって、結局おまえはそういうやつだったのか!そこまでいけば、もう、ええわ……と、言うしかなかった。

若御院が屍鬼に同情するのはいい。歴史上はむしろ反対に、残酷な弾圧や虐殺、戦争を指導し煽った聖職者の例がごまんとある。十字軍を送り出したローマ法王、魔女狩りや異端審問をおこなった聖職者、徳川幕府のキリシタン弾圧の法令を起草した金地院崇伝、明治維新の神仏分離令をいいことに廃仏毀釈を暴走させた神官、ボスニア=ヘルツェゴビナ戦争でアジテーターとなったキリスト教聖職者……。

外場村の宗教的支柱である寺の若御院であるとともに、小説家でもある室井静信ならば、そのような悪例とは異なって、屍鬼に対して立ち上がった人々が暴走せずに理性的に被害を食い止められるように、指導できるのではないか。と、私は初め、期待した。だけど、いつまでたっても、わけのわからん小説をぐるぐるぐるぐるとこねくりまわし続けるばっかりで、尾崎敏夫のほうから働きかけないかぎり、自ら村人を守るために行動しようとしない。

尾崎敏夫は優れた医者で、屍鬼の被害にあった患者が死ぬまでや、心肺停止した患者が「おきあがり」になるまでを経過観察しその機序を解明して、静信に説明するくだりには、心底、感嘆した。屍鬼は一回では一人の人間のすべての血を飲み干すことはできない、一人の人間が死ぬには、五回、あるいは五人の屍鬼による吸血が必要である。尾崎敏夫の解説は、『白い巨塔』の山崎豊子が萩尾望都の『ポーの一族』を書き直したらこうもなるだろうか、と思うような、みごとなものだった。さらに、室井静信とともに、亡くなった患者の墓を複数暴いて、すべての死者が「おきあがり」になるわけではないことも確認する。ただ、尾崎敏夫は、ものごとの実際的な効果を求めるに性急なあまり、手段を選ばないきらいがある。だからこそ、親友の室井静信と協力すれば、もっと穏当な、理性的な防御策を講じることができたはずではないのか、と思わずにいられない。

屍鬼といっても、もとは、村人のそれぞれの家族だったり友人だったりするのだ。村人たちのなかには、「おきあがり」現象が起こっている事実を知ったあとも、残酷な手段で屍鬼を倒すには忍びない、という人々もいた。夏野もまた、仲間を守るための手を打ったあと、屍鬼となった親友を受け入れた。幸いにも、夏野は、「おきあがり」にならなかったが。あるいは、「おきあがり」になっても、屍鬼になることを受け入れず、苦しみを選んだ律子もいる。律子は、なんと聡明でけなげで、そして、痛切な最期だったことか!

墓暴きは、夏野もかおりや昭とともにおこなっており、尾崎たちとほとんど同時に真相に到達していた。早くこの二つのグループが情報交換する時が来てほしい、と私は祈る思いだった。だが、その時が来る前に、夏野が死んでしまった。

夏野たちがしたことを、かおりから聞いたとき、室井静信は、可哀想なことをした、と言った。おまえ、しらじらしい、ちゅうんや!かおりと昭が、どんだけ、こわい、つらい思いをしたか、わかってんのか! 

屍鬼となっても、生前と性格は変わらない。いい人はいい人のまま、いやな奴はいやな奴のまま。

>――恵と正雄は結局のところ、よく似ている。

この一文には、思わず、くすりと笑った。

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紙の本

ジャパニーズホラーの大作

2016/08/12 23:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジャパニーズ・ホラーの大作『屍鬼』、読み終わりました。
文庫版の総ページ数は2,563ページ。徹底的に作り込まれた舞台装置がストーリーを盛り上げ、死に包囲された村が屍鬼に侵略されていく様を描きます。
.
最終巻、村を自らの手に取り戻そうとついに村人たちが蜂起します。しかし、村の運命は夏のあの日から既に決まっている…。
.
第一巻の読みにくさに定評のある屍鬼ですが、一度この世界に入り込んでしまうと最終巻まで止まりません。
最終巻は、屍鬼よりも人間の恐ろしさのほうが強調されていました。一番怖い巻だったと思います。著者はきっとこれが描きたかったんですね。
.
読後、必ず一巻を読み直したくなります。興味のある方は、ぜひまとまった時間に、必ず五冊手元に置いて(続きをネットで購入して届くまでもどかしい思いをしました笑) お読みください。

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紙の本

怖さの種類が変化する作品

2015/06/07 23:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北嶺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品の内容について一切知らない状態から読みました。読み進めていくにつれ、疫病→怪物(屍鬼)→人間の狂気と、恐怖の対象が変わっていく作品でした。
ただこの作品の最大のすごさは、登場人物の多さと、それら人物を描き分けることができる作者の技量だと思います。それぞれの人物に共感できる部分があり、自分とは違う性格の登場人物にも感情移入ができました。
屍鬼というタイトルですが、人間の心が描かれた作品だと思います。

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紙の本

引き込まれました

2003/09/10 12:56

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:メイトト - この投稿者のレビュー一覧を見る

1巻で淡々と語られる人間模様に少々うんざりするのは私だけではないはずだが、そこは小野不由美。
中盤から一気に物語の中に読者を引きずり込んでくれる。
推理小説のように読者を巻き込み一緒に手がかりを探そうと
脳みそをしぼって考えているところに、あっと驚く真相が待っているという寸法。
後は憎むべき屍鬼たちを一掃するだけ!
と思いたいのだが、そうはいかない。
自分の家族、友人、親戚。
そんな近しい人間が屍鬼になってしまうという悲しい現実。
それでも彼らを一掃しなければ自分たちが襲われる。
屍鬼がやってくる恐怖感もさることながら、
屍鬼を狩る人々の、何かに憑かれたような暴力的な様子は
集団心理の恐ろしさを思い起こさせる。
中盤までは狩る側の夏野や敏夫に感情移入するのだが、
残忍な屍鬼狩りが始まると、静信のように自分の命に無頓着とまではいかなくともやはり狩りに疑問を感じざるを得なかった。
屍鬼となってしまった家族や隣人の心までが鬼に変わってしまえばいいのに
心は人間の時のまま。罪悪感を感じ、恐怖感も感じれば、痛みだって感じる。
そんな相手を頓着せずに自分には殺せるだろうかと色々と考えさせられた。
読後も登場人物たちのその後について考えることになるので、
読む人それぞれの中で物語りは終わらずに熟成されていく。
そんな小説だ。

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2004/09/25 13:21

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2004/10/04 11:23

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2004/11/07 06:00

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2005/01/11 00:00

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2005/10/03 10:50

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2005/04/20 23:34

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2005/07/17 19:48

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2007/01/14 17:51

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2005/10/25 06:54

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2006/01/20 03:46

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