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ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 上(ハヤカワ文庫 NF)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.3
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 NF
  • サイズ:16cm/326p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-050264-1
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 上 (ハヤカワ文庫 NF)

著者 マーク・ボウデン (著),伏見 威蕃 (訳)

〔「強襲部隊」(1999年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 上 (ハヤカワ文庫 NF)

886(税込)

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評価内訳

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紙の本

米国外交の転換点となる事件

2010/02/15 00:49

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風紋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1993年10月3日、内戦が続くソマリアの首都モガディシュで小さな部隊が出動した。デルタ、シール、レインジャーなど、米軍の陸海空の精鋭、99名の特殊部隊である。国連の平和活動を妨害する武装組織アイディド派の最高幹部を拉致すること、が課せられた任務であった。
 午後3時半、部隊は基地を出発した。1時間で片づく単純な作戦のはずであった。夜あらためて電話する、と妻に約束した隊員もいた。だが、部隊の大部分はその日のうちに基地へ戻れなかった。
 ハイテクを装備したヘリコプター「ブラックホーク」がRPGのロケット弾を浴びて撃墜され、生存者の救出に向かった別の「ブラックホーク」もまた同じ憂き目にあい、主導権を失ったのである。
 アイディドを支持するソマリ族たち数千人に包囲され、車輌部隊は複雑に入り組んだ街路を迷走して死傷者をいたずらに増やした。歩兵は負傷者をかかえて動けなくなって複数の小さな集団に分散してしまった。水、食糧、医薬品、弾丸、すべてが不足した。不足しなかったのは、敵から雨霰と浴びせかけられる銃弾、RPGや手榴弾だけであった。
 墜落した2機目の「ブラックホーク」の機長、マイク・デュラントは、幸い生きて囚われの身となり、11日目に基地へ戻ることができた。しかし、多数が永遠に帰らなかった。死者18名、負傷者73名の甚大な損害を受けたのである。一度の、短時間の戦闘で米軍が受けた損害としては、ヴェトナム戦争以来最大のものである。
 地元民はそれ以上に多大な死傷者を出した。死者500名以上、負傷者1000名以上といわれる。

 本書は、この一昼夜にわたる戦闘を克明に再現する。
 一方に、鍛えぬかれた兵士ならではの果敢な行動がある。正規軍ならば、はやい段階で壊滅していたかもしれない。しかし、戦さに馴れたデルタが現場でリーダーシップをとり、レンジャーの若者たちがこれに倣った。
 他方に、戦さにつきものの悲惨がある。もぎとられた腕、大腿から骨盤へ抜けた銃創、不発のRPGが胸に突き刺さったまま、まだ生きている兵士。

 すべて即物的に記述される。
 あくまで事実が追求されているが、事実の指摘そのものが批評ともなる。たとえば「歩兵大体の指揮に慣れてはいるが、車輌縦隊に慣れていないマクナイト中佐は、あろうことか目的地を誰にも知らせていなかった!」かくて、レンジャーの経験不足のハンヴィー運転手たちは交差点を横断するつど停止し、後続の車輌を敵の集中砲火の的にしてしまったのである。
 これは人間がからむミスだが、ハイテクの限界からくる情報の食い違いもあった。上空で航空部隊任務指揮官が地上の状況を基地の司令部へ伝え、司令部が救援の車輌部隊の指揮官へ指示したのだが、当然生じたタイムラグが車輌部隊を迷走させたのである。曲がるべき角を指示された時には、すでに角を通りすぎていた。結果として誤った街角で曲がり、迂回に迂回を重ね、貴重な時間が空費された。時間の経過とともに至るところにバリケードが築かれ、車輌隊部の損害は加速度的に増していった。

 本書は、丹念な調査のたまものである。米軍の関係者をインタビューしてまわっただけではなくて、現地の住民や生き残りの戦闘員からも取材し、戦闘の様相を立体的に浮き上がらせている。混乱に満ちた戦場を綿密に再構成している。
 著者は、「フィラデルフィア・インクワイアラー」の、数多くの賞を受けたベテラン記者である。歴史家の権威、回想録の感情、小説の面白み、あくまで事実に即する読みもの。これらを本書のねらいとしたらしいが、その意図は十分に達せられている。
 著者の批評は控え目だが、政治と軍事との関係、合衆国の世界の警察的機能・・・・考えるテーマには事欠かないが、まず著者とともに事実そのものへ接近するのが読者の務めだろう。
 そして、この事件が現代の戦争の、そして米国の外交の転換点ともなったことに思いをいたすとよい。世界の諸悪を叩くという米国の冷戦終結後の政策が、この事件によって瓦解した。のみならず、米国の敵に対して、米国とどう闘えばよいかの要領を教えてしまったのだ。アフガニスタンやイラクにおける勝利なき戦いの淵源がここにある。げにも、戦争は現代社会、現代政治を解くカギである。

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2008/09/14 13:00

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2006/12/01 08:55

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2011/07/26 12:30

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2011/09/13 23:14

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2011/05/10 16:04

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2011/05/21 08:42

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