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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.4
- 出版社: 双葉社
- サイズ:20cm/261p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-575-29356-3
紙の本
それがどうした (静と理恵子の血みどろ絵日誌)
無頼派作家と無敵漫画家の凸凹コンビは終わらない! おけらギャンブラー2人組、どこでつまずく二人三脚! カラー8ページに加え、史上初の「麻雀座談会」を収録。ギャンブルエッセ...
それがどうした (静と理恵子の血みどろ絵日誌)
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商品説明
無頼派作家と無敵漫画家の凸凹コンビは終わらない! おけらギャンブラー2人組、どこでつまずく二人三脚! カラー8ページに加え、史上初の「麻雀座談会」を収録。ギャンブルエッセイ集。『週刊大衆』等の連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
伊集院 静
- 略歴
- 〈伊集院〉1950年山口県生まれ。「受け月」で直木賞、「機関車先生」で柴田錬三郎賞を受賞。
〈西原〉1964年高知県生まれ。「ぼくんち」で第43回文芸春秋漫画賞受賞。
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紙の本
楽しい人生です
2002/07/24 13:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:茶羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊集院静。随分高尚な名前の作家です。確かに、素晴らしい小説も書いています。
ところが、彼は大のバクチ好き。しかも、競輪です。
競馬は一時女の客が増えて随分トレンディな場所になった時もありましたが、競輪は競輪。黄色い歓声がまったく聞かれない場所です。オートレースと並んでキング・オブ・ギャンブル(何か恐ろしいギャンブルっていう意味)じゃないでしょうか。
人が勝った話っていうのほど聞いていて面白くない話はありません。でも、この本は面白い。何故なら勝ってないからです。負けてます。快調に負けてます。
しかし伊集院静。忙しい流行作家なのによくもまぁこれだけ競輪に打ち込む時間があったもんです。そして、流行作家で財も成しているはずなのに、まったくカネを溜めていないっていうのも、読んでいて楽しい(人の不幸が大好きな人はって意味です)ですよ。
阿佐田哲也以来のギャンブル系作家です。アウトローの匂いもします。
是非、平凡な日常に退屈してきた人はこの本を読んで下さい。何故か楽しくなってきますよ。それから、この本のイラストは西原理恵子って人で笑わせてくれます。これ単独で見ても楽しませてくれます。
是非、ご一読をお勧めします。
紙の本
サイバラファンの方、立ち読みですませましょう。
2002/04/30 23:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Torikichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊大衆という「実話誌」連載の、伊集院センセイのばくち(主として競輪)エッセイ(?)にサイバラ画伯がひとこま描いたというものを単行本化したものです。すでにサイバラ画伯のスタイルとして確立していますが、内容とサイバラ画伯のカットはじぇんじぇん関係ありません。文章ではもっぱら「面白かった競輪がだめになった。このまま消滅していく」と嘆く伊集院センセイと、カットでは自分のご主人について愚痴り(まあ、しかたがないようですが)、あと伊集院センセイについていろいろ言いがかりをつけます。ページ数が足りないのに、単行本化するためでしょう、なぜかマージャン大会が始まりまして、その経緯(会話)でページが埋められています。前の、…あれ、タイトルもう忘れました、すいません、このシリーズの一冊目の単行本です。どっかに書いてあるんでしょうが探すの面倒だし。えっと、一冊目を買って「しまった」と思いましたので、二冊目は購入せずに読みました。正解でした。けど、巻の真ん中にある、サイバラ画伯カラー書き下ろしマンガは面白いです。この本ってマンガコーナーじゃないから、ビニールカバーかからないですよね。だったらこのマンガだけ立ち読みしたら、完全OKといえましょう。三冊目がでるか、乞うご期待ってところですね。