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商品説明
西郷、竜馬、正宗…その街に独特のたたずまいはどこからきたのか? 意外や銅像の主がすべて知っていた、ここに建つ人建てる理由。著者が自分で歩いて考えた、銅像ウォッチングの醍醐味。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
清水 義範
- 略歴
- 〈清水義範〉1947年名古屋市生まれ。愛知教育大学卒業。「国語入試問題必勝法」で吉川英治文学新人賞受賞。著書に「蕎麦ときしめん」「いやでも楽しめる算数」など。
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紙の本
紀行文としてはちょっとあれですが、ヘボンさんはえらいなあ。
2002/06/11 22:58
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投稿者:pochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「うんちくおじさん」清水先生の本領発揮といいますか、奥さんと国内9件プラス海外1件合計10件の銅像を見て回り、その土地の歴史を勉強していく、という内容です。最後の最後で「こんな旅もあるかな」という自慢、というと言いすぎだな、まあ、そんなコメントが出ます(最初じゃないのね)。紀行文としては、とりたててどうこういうことはありませんが(というと、えらそうかな、一読者の分際で)、「歩き」が基本なので参考にはなります。鉄道、路面電車、バスを使っているので、そういったところも参考になるし(わたしだったらレール&レンタなんですが)。いや、紀行文の内容より、ヘボン式ローマ字の発案者であるヘボンさんには参りました。ヘボンさん(ヘップバーンさんだそうです)の一生はすごい。日本とのかかわりあいも、ものすごい。「生麦事件」で負傷した英国人を治療したのもヘボンさんなら、人気歌舞伎役者の右足を切断、アメリカから義足を取り寄せて、その役者がまた舞台に立って、ヘボンさんの名前はいやがうえにも有名になったという。もともと医者で宣教師なんですね。いや、宣教師って人たちはすごいエネルギーですね。感心しました。ヘボンさんの事績を知ることができたのが、最大の収穫でした。