北極警備隊 （ワイドＫＣ）

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【舞台は北極！　けど、それに何の意味がある!!】

　漫画はよく読む。そして気に入るものに出会うのはうれしい。最近、気に入ってるギャグマンガ系には「ピューと吹くジャガー」だったり「魁！クロマティー高校」、「アゴなしゲンとオレ物語」、「かってに改蔵」、そして三宅乱丈の「北極警備隊」がある。残念ながら連載は終了したが単行本が出た。
　戦場に行くことを嫌った脱走兵の飛行機が北極上空で爆発、墜落した。ここだけはシリアス。そこから救助にきた北極警備隊を交えてお互いが自分勝手な我を通し続ける、ただ笑うしかない話が始まる。警備隊はテロ組織ホワイト軍（主に白くま）から北極を警備してるのだが、警備する必要がわからない。どうも食料を狩っているだけのようだ。
　そんな話は当然キャラクターもぶっとんでいて、ある意味期待を裏切らない。例えば隊長は多重人格で、それだけならまだしも姿ごと変化し、性別を超え、さらには別の生物になる。もちろん、他のキャラもそれに劣らないえーかげんさだ。
　でも、一番いいのはテンポのよさ。かなり疲れた時でも、このテンポのよさと、カッチリ系メルヘンな絵で、三宅ペースに引き込んでくれる。何も考えず、頭空っぽにしてただ笑って楽しくなろう。ん〜、ある意味これも癒しかな？（N/02-07)

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ぶっせんが終わったあと連載されていた作品。全体的にくだらなくて笑えます。テンポはいいし、分かりやすい話だし、要所要所で笑わせるし言うことナシ！マンガ的には「君の瞳はシャイニング！！」とかいってクマの目玉がでてきたりします（笑）でも作中では子供に人気のおやつだそうです…。そのタイトルどうり北極警備隊の面々のお話なんですが警備隊っぽいことしていたのは冒頭のシーンとラストくらいなもんです。三宅乱丈ってお名前だし、こんなタッチの絵柄なのでどんな殿方なのかと期待に胸膨らませていたら女性だったのでした。「マジ結婚したい」とか言ってたのでちょっとショックでした。

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これでやっと三宅作品コンプです。昔からこの人は同じ事やってんだなと思うと、安心して笑えてしまいました。

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独特の世界観と好き嫌いの分かれそうなタッチの絵。
好きです。自分は。
でも、人に勧めて共感してもらえるかどうかは微妙なライン。
ちょいグロいしなぁ…そこが良いんだけどな…

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友人のまんが読みは、この作品が一番好きだと言ってました。
私はマチコの方が好きですけどでも、これも面白いっす。