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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2002.5
- 出版社: 岩崎書店
- サイズ:25cm/32p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-265-03472-1
紙の本
まほうの夏 (のびのび・えほん)
夏休みに入っても退屈していた僕と弟はおじさんのハガキに大喜びして田舎にいった。食物はおいしく虫取りも面白い。圧巻は海釣り。友だちもできたよ。僕たちをまっ黒にした夏休み-。...
まほうの夏 (のびのび・えほん)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:13,310円(121pt)
- 発送可能日:購入できません
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商品説明
夏休みに入っても退屈していた僕と弟はおじさんのハガキに大喜びして田舎にいった。食物はおいしく虫取りも面白い。圧巻は海釣り。友だちもできたよ。僕たちをまっ黒にした夏休み-。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
藤原 一枝
- 略歴
- 〈はた〉1963年兵庫県生まれ。絵本、装丁、さし絵などの分野で活躍。絵本の作品に「どうぶつなんびき?」「しりとりのだいすきなおうさま」「ちいさくなったパパ」「雪のかえりみち」など。
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紙の本
こんなにも幸せな夏!子どもの頃を思い出し、胸がキュンとする。
2006/08/24 23:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年、夏になると必ず読みたくなる絵本。
子どもの頃、夏休みには必ず母の実家がある小豆島に行った。親が帰り、また迎えに来るまでの数日間は、子どもの天下。
家の前の海で泳ぎ、ボートをこぎ沖に出た。裏山を探検し、畑を歩き、井戸で冷やされたすいかやカキ氷を食べ、コーヒー牛乳、麦茶を飲み‥、そして、夜は花火!子どもにとって、お楽しみオンパレードの夏だったのだ。大人になって、この絵本に出会い、あまりの幸せ感に、不覚にも涙が出そうになった。ここに、あの頃の私の夏があったから。
子どもにとって、夏休みは特別のもの。いくつになってもそのときの暑さ、海や山や畑のにおい、夕立の激しさ、雲の形、夜の暗さ、波の音やセミの声は忘れないのだ。そして何より幸せな日々の記憶は失せない。
今もやっぱり夏休みは、子どもたちにとって、「まほうの夏」であってほしい。たっぷりと「夏」を体中で感じれば、それはいつか、魔法のように心の中に幸せと感謝の気持ちになって染み込むから。
この絵本は、子どもにも大人にも、幸せな気持ちを感じさせてくる、すてきな作品だ。ぜひ、この季節に一読を。
紙の本
子ども時代の、思いっきり遊ぶことや自然体験の大事さを再認識
2017/09/13 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まじゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2歳と7歳の兄弟に、それぞれ読み聞かせしましたが、どちらも集中して聞いていました。
我が家はケイとユイのような都会っ子。そして、ケイとユイと同じ男兄弟。
長男は、自分と重ね合わせて読めたようです。
私自身は、懐かしさから「キュン」としました。
これを読んでから、今年の夏休みは、思いっきり自然体験を心がけました。長男も友達と遊ぶ時は今まで以上に泥だらけになって、遊ぶようになった気がします。(場所は公園などですが)
今の子ども達は、習い事や学童などで、子供たちだけで思いっきり遊ぶことが、私の子ども時代に比べると、なかなかし辛くなっている気がします。でも、やっぱり子ども時代のそういう体験や自然体験は、大人になるためには、大事なことなんではないかと再認識させられました。できる範囲でいろいろ体験させてあげたいです。
紙の本
魔法のメディア、絵本
2002/09/09 22:00
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投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「塔ノ上」さんの書評を読んで、ずっと気になっていた一冊。買物かごの中身もほどよく溜まったので、ようやく入手しました。
はい、もう大当たりです、本書。
主人公の「ぼく」と「おとうと」が、生き生きと描かれ
たまらなく魅力的。人物も、それを包む景色も、
目に焼き付くような鮮やかさ。
イラストを手がけられた、はたこうしろうさんに脱帽です\(^o^)/
風景も物語も、ツボをしっかり押さえているので
『耳をすませば』や『となりのトトロ』と出会った時の
喜びや、愛おしさに匹敵する喜びを受けてしまいました。
一夏のエピソードをたった30枚で描ききっていますので、
手にとって10分とかけずに読み通せます。
私の場合、あまりの良さにそのまま再読に入って
もう一巡しました。
絵本の良さは色々ありますが、
「濃密なイメージを短い時間に受け取ることができる」点も
大きな魅力の一つではないかと、改めて実感。
この良き出会いの契機となった、書評に改めて感謝を(*^_^*)
紙の本
思い出のなかの夏休み
2002/07/27 12:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塔ノ上 - この投稿者のレビュー一覧を見る
都会暮らしの兄弟ケイとユイが、退屈していた夏休み、一通の葉書から田舎に暮らす叔父のもとを訪ねることになる。やってきた田舎町の子ども達と一緒になって、虫とり、川遊び、海水浴、電車にのってのおつかいや、魚釣り、楽しい夕餉の場面など、なんだか懐かしい光景がたくさん。今では、こんな贅沢な夏休みを過ごした記憶を持つ人は少ないだろう。私もこんなふうな特別な夏休みを過ごした覚えはない。けれど、どこか懐かしいのは何故だろう? そんな不思議な気持ちにさせられた一冊だった。
紙の本
幻の夏に近づくには
2004/08/21 03:20
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投稿者:ちはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いなか」のモデルとなった愛媛・松山には毎夏行っているので、「伊予鉄の市内電車はこんなとこ走ってない〜!」などと些細なことに気を取られてしまいました。もちろん今ではもう少し、どこもかも拓けて自動車が走ってて危ないし、こんな豪毅な親戚も、てんこ盛りの生き物達も、なかなか出会うことはありません。…と思っていたのが、昨夏。
今年は何故か、結構ワイルドな夏を過ごして参りました。子供が大きくなったのもありますが、アジ・サバのつかみ取りだの、海藻標本作りだの、夜の動物園だの、イベントがやたら増えていて、またその情報が手に入りやすくなっていました。もちろん海でも泳ぎました。2回ほど行っただけで、子供は真っ黒、親は赤むけ。ちょっと(皮膚ガン…)なんて言葉が頭をよぎりましたが、なんの田舎の子は、海行かなくても帽子かぶってても、その3倍は黒いんです、本当に。「メラニン色素もちょっとは作っとかないと」なんて自分に折合いをつけました。
山も川も海も状況が変わってしまって、この本のように子供を野放しにして遊ばせるのは、田舎でも難しくなっています。でも、何か代わりにやれないか…。そんな意識が、親にも子にも、もしかしたら田舎の人達にも、知らないうちに育っているのかもしれませんね。来年は「絶対釣りに連れて行ってね」とリクエストして帰って来ました、おいおい。
千葉県の推薦図書にもなっていて、今年は、とべ動物園の「白くまピース」も入っています。何かご縁があるのでしょうか。
紙の本
なつやすみ
2018/10/27 16:12
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投稿者:手紙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
そんなにむかしの時代設定のお話でもなく、今の子供タチにもわかるお話し。
なつやすみを、体感、満喫した兄弟タチのお話です。
紙の本
夏休み、たくさんたくさん遊ぼうね!
2002/07/09 16:06
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投稿者:TABASA - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケイとユイは、都会っ子。お父さんもお母さんも仕事だし、せっかくの夏休みも毎日学校のプール通い。麦茶とポテトチップのおやつにも飽きたし、あ〜あ退屈。
そんなある日、海辺のいなか町に住むおじさんからお誘いのハガキが届いた。
やった! ツマラナイ都会におさらばだ!
虫とり、木のぼり、川あそび、明日は海で魚つり。遊んでわらって、いっぱい食べて、海にしずむ夕日が大きいってことを知ったよ。
気づいたら、真っ白だったぼくらの顔が、真っ黒になっていたよ。それは、夏のまほうのせいかもしれないね…。
暑い暑い夏。子どもたちのありあまるパワーは爆発寸前です。
自然の大きなふところに飛び込んで、思いっきりはしゃぎたい。そんな思いを、この絵本が実現させてくれますよ。みんなの「あんなことしたい」「こんなことしたい」がぎゅっとつまっているから、満足度は120%!
読み終わった後、みんなの顔も真っ黒になっているかも!?
この夏休み、どこにも行けなくたって、この絵本を読みさえすればその気になっちゃう。楽しい夏の思い出をつづったアルバムのような絵本です。