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紙の本
ガンバレ、ニッポン宇宙物理学!
2012/06/07 14:12
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙論の中でも、惑星学を分かりやすく丁寧に解説してくれている。宇宙論の本は、ビッグバンやブラックホールの話が中心であることが多いが、この本は惑星学が中心。つまり、地球をはじめ太陽県の惑星の形成・進化が詳しく述べられている。他の宇宙論よりも身近な気がした。
宇宙論ではないが、序章の「日本の宇宙物理学は世界最高水準」の話が、とても印象に残った。そして、大変勇気づけられた。
筆者の「たしかにリーダーが優れていない場合、集団主義には弊害が生じる。欧米的個人主義・合理主義の利点もたくさんある。しかしグローバル化の名のもとに、日本人が得意とする集団主義を、全面的に否定するのはいい選択なのだろうか。これは科学の問題だけでないように思う。」という発言に、賛成である。まさしくこれは、映画『踊る大捜査線 The Movie 2 −レインボーブリッジを封鎖せよ−』と共通するメッセージである。