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クレオールのかたち カリブ地域文化研究 (アメリカ太平洋研究叢書)
「クレオール」が引き起こした、あるいはこれから引き起こすであろう、歴史の変動、政治の改変、表象芸術の炸裂を、具体的な事例に立ち帰って吟味した論文集。地域文化研究者による共...
クレオールのかたち カリブ地域文化研究 (アメリカ太平洋研究叢書)
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商品説明
「クレオール」が引き起こした、あるいはこれから引き起こすであろう、歴史の変動、政治の改変、表象芸術の炸裂を、具体的な事例に立ち帰って吟味した論文集。地域文化研究者による共同研究の成果報告書。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
クレオールのかたちを求めて | 遠藤泰生 著 | 1-20 |
---|---|---|
異民族、異文化共生の理念を拒むクレオール | 遠藤泰生 著 | 21-64 |
ポストコロニアル・プエルトリコ | 阿部小涼 著 | 65-92 |
著者紹介
遠藤 泰生
- 略歴
- 〈遠藤〉1955年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科アメリカ太平洋地域研究センター教授。
〈木村〉1950年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。
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出版社からのオススメ
2004/03/19 03:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こや - この投稿者のレビュー一覧を見る
【担当編集者から】
すっかり現代思想のキーワードになった「クレオール」.しかし,それに「日本人」がどうかかわるかが問題です.カリブに住んでいるわけでもない,旧宗主国の人間でもない,わたしたち日本人が.従来日本では,キンケイド,グリッサンなど,文学作品やその理論の翻訳を中心としてクレオールが紹介されてきました.しかし,それを成立させた歴史,政治の研究は日本語ではほとんど読めません.ここに地域研究のアプローチの出番があるのですが,今回の本では,東大駒場の地域研究の先生方が,こうした「クレオールのかたち」に正面から挑みました.いままでの筆者らの「アメリカ」「フランス」などの管轄を大きくはみ出るこの本,「日本においてクレオールを考えるとはなにか」の問いへのひとつの応答として,クレオールを考える第2ステージを用意する画期的な本になったと同時に,いまだ「旧宗主国」に分節されつづけている地域研究を刷新する新しいありかたを開きます.各章とも筆力充実,図版多数のすごく生きのいい本です.
〈主要目次〉
I クレオールの現場
II クレオールの外延
III 俯瞰されるクレオール
IV 再帰するクレオール