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堕天使殺人事件(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.5
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/549p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-349503-X
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

堕天使殺人事件 (角川文庫)

著者 新世紀「謎」倶楽部 (著)

堕天使殺人事件 (角川文庫)

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

奇跡としか思えない連作

2002/07/01 11:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maze - この投稿者のレビュー一覧を見る

新進気鋭の本格ミステリー作家が、リレー形式でひとつの作品を(それも本格ミステリーを)作る、というゴージャスな企画です。
バトンを受け取った作家は、前作までの記述から、このあとの展開を予測し、伏線を増やしていく、という厳しいルールのもとで、どんどん話がふくれあがっていくのですが、それぞれ得意分野を持っている各作家が、自分たちの専門ジャンルについての蘊蓄をつめこんでいくものですから、壮大なスケールの物語になっていきます。
これは、アンカーがたいへんだぞ、と思っていたのですが、なんとなんと、この驚くべき作品の最後を飾るにふさわしい、ぶっとんだ結末で美しくしめくくられています。
ミステリーファンなら、この奇跡を楽しんでください!

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紙の本

「芦辺さん、お疲れさまでした」と言いたい。

2004/11/08 18:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 実は初めて手にとります、新世紀「謎」倶楽部。しんせいき「みすてりー」くらぶ、と読むんですね。
 
 二階堂黎人、柴田よしき、北森鴻、篠田真由美、村瀬継弥、歌野晶午、西澤保彦、小森健太朗、谺健二、愛川晶、芦辺拓。人気のミステリー作家11人が勢ぞろいしました。前の人が何を書いたかは、手元にもらうまでまったく分からないのだそうです。前半の人はネタふりし放題だし、後半の人も、伏線を一つくらい拾っておけば、まだ謎を組み込むことだって可能だし、いちばん大変なのは、最後を受け持つ人なんでしょうね。なんてことを考えながら読んでました。それがまた面白いこと。でも、巻末に、それぞれの方の“予測”が添えられているんですね。その予測は原稿と一緒に回されたわけではないと思うのですが、だいたい最初から最後まで一貫して共通している部分があるんですよ。さすが“人気ミステリー作家”といわれるだけのことはあるなと、この方々が売れるのが分かった気がしました。

 ストーリーは大変です。

 北海道は小樽を舞台に繰り広げられる猟奇殺人。小樽運河で発見されたのは、6人のパーツを合わせて女性1人分の死体を作り上げられたもの。しかも死体はウェディングドレスを着せられていた。一方、地方の新聞社に恐ろしいビデオテープが送り付けられる。犯人の名前は“堕天使”−。

 最初の二階堂さん、これでもか! というくらいネタを盛り込んでます(そんな風に見えますもの)。こういうのって、性格が表れるんじゃないでしょうか。自分のシリーズキャラを登場させる方もいるんですが、ちょっと残念だったのは、そのキャラを次の方も動かさないといけなかったりすることですね。違う人が他人のキャラを動かしたところで、それを知っている読者からすると、ものすごい違和感があるんですよねえ。思い入れが強かったりすると余計に。までも、そういうところは目をつぶるとして、全体的にとても面白く読みました。単純にストーリーだけを楽しむのではなく、この人はどういう風にふられたネタを消化していくのだろうと、そっちの方が読んでて楽しかったり。

 このシリーズ、確かもう1作出てるんですよね。「前夜祭」かな。…文庫にはなっていないようですねえ。これは人数を減らして6人のリレー。ストーリー重視にしたのかな。


紫微の乱読部屋

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2007/03/08 22:04

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2011/04/28 23:50

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2012/11/24 15:45

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2015/10/17 08:50

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