「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
二度とは抜け出せぬ世界へ、ようこそ。
2004/12/26 00:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伊佐治祝 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『平成の浮世絵師』『耽美浮世絵師』との異名をとる山本タカト氏の第二画集。表紙は紺の布張り。ケース入りの凝った作りです。
わたしが初めて彼の絵を目にしたのは、もう何年も前のこと。表情は能面のように淡々としているというのに全体が醸し出す雰囲気が妙にエロティックで、どきりとした覚えが御座います。
近頃は官能小説などの挿画などもされておりますし、休刊されてしまった雑誌『小説JUNE』などにも何度か作品が掲載されたことがありますので、その独特な絵をご覧いただければ「ああ!」と思う方も多いのではないでしょうか?
彼が描くモチーフによく使われているのは『窓際』『流血』『縄』『異形』…。女性も多く出てきますが、やはり男性同士の絡みの方が、きわどくてそそります。
退廃的で…それでいて官能的な美の世界に、あなたも一歩足を踏み入れてみては如何でしょうか?