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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2002/06/01
  • 出版社: 緑風出版
  • サイズ:20cm/261p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8461-0210-6

紙の本

バイオパイラシー グローバル化による生命と文化の略奪

著者 バンダナ・シバ (著),松本 丈二 (訳)

世界的企業による自然や知的所有権の略奪が相次いでいる。開発途上国では生活形態まで脅かされ、生態系までもが破壊されようとしている。グローバリゼイションの思想を根底から批判し...

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バイオパイラシー グローバル化による生命と文化の略奪

税込 2,640 24pt

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商品説明

世界的企業による自然や知的所有権の略奪が相次いでいる。開発途上国では生活形態まで脅かされ、生態系までもが破壊されようとしている。グローバリゼイションの思想を根底から批判し、生物学的・文化的多様性の重要さを説く。【「TRC MARC」の商品解説】

グローバリゼイションの名の下に、先進国とりわけ欧米諸国は、WTO(世界貿易機関)を媒介に「特許獲得」と「遺伝子工学」という新しい武器を巧みに使って、第三世界を再植民化しようとしている。これはコロンブス以来行なわれてきた植民地政策の究極の形である。グローバル化は、長い時間をかけて世代を通して培われてきた「地域固有の知識」の価値を否定するばかりでなく、生命自体をも植民化しようとしている。市民は生物学的多様性と文化的多様性を守るために立ち上がらなければならない。世界的な環境科学者・物理学者の著者による反グローバル化の思想。【商品解説】

目次

  • Introduction 特許戦略による略奪行為:コロンブスの再来
  • Chapter One 知識・創造性・知的所有権
  • 多様な創造性
  • 知的所有権と知的多様性の破壊
  • 自由交換の弊害としての特許
  • 知識の木の危機
  • 知的共有物の囲い込み
  • Chapter Two 生命の創造と所有は可能か:生物多様性を再定義する

著者紹介

バンダナ・シバ

略歴
〈シバ〉物理学者、環境科学者、平和運動家。93年、もうひとつのノーベル賞として知られるライト・ライブリーフッド賞受賞。「科学・技術・環境科学のための研究基金」理事。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

グローバル経済下の科学技術による生命の植民地化に断乎抗する

2002/07/01 19:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ヴァンダナ・シヴァの理論的主著のひとつである本書は、1997年に原著が出版された。表題の「バイオパイラシー」とは、端的に言えば「生命の侵害」を意味する。シヴァは「現代は遺伝子工学と遺伝子特許の時代である」と指摘し、「生命自体が植民地化されてきている」と警鐘を鳴らす。歴史的に見て、西洋は非西洋世界を最初に植民地化したとき、「発見し、征服する」ことと「服従させ、占領し、所有する」ことを彼らの義務と感じたのだ、と彼女は喝破する。「西洋の権力は、現在でも植民化の衝動で動いているように思われる(……)西洋社会の『植民地』は、現在では生命体の『遺伝情報』という生体内部空間へと延長されてしまった」と手厳しい。彼女の立場は「エコ・フェミニズム」として知られている。科学者としての専門的な見地、フェミニストとしての社会学的立場、エコロジー運動家としての政治的意見が一体化したその思想は、微視的かつ巨視的である。特に、科学と権力との結びつきを糾弾する彼女の姿勢には、目を見張るものがある。

 シヴァは、生物と文化の多様性を平和的共存のうちに保護する非暴力主義を唱える。それはガンジーの平和思想を独自に応用し発展させたものだ。「単一文化と暴力に基づく世界観」との根本的対決がそこにはある。彼女はそうした世界観を孕んだグローバリゼーションの負の側面を直視し、多様性と非暴力に基づく平和主義を提言して、次のように続ける、「多様性は闘争や混乱のレシピではないということを学ばなければならない。そうではなく、多様性を育むことは、社会的・政治的・環境的な面で、長期的に持続可能な未来をつくるための唯一のチャンスであるのだ。それは、我々の生存をかけた唯一の手段でもある」と。一行たりとも読み飛ばすことのできない、重要なメッセージと分析に満ちた、現代人必読の書である。なお、彼女とマリア・ミースとの共著『エコ・フェミニズム:脱開発とサブシスタンス社会に向かって』が、新曜社から近刊予告されている。

※世界的影響力を持つインド出身の知識人→「アマルティア・セン」「ガヤトリ・スピヴァク」「ホミ・バーバ」

人文・社会・ノンフィクションレジ前コーナー7月1日分より

(小林浩/人文書コーディネーター・「本」のメルマガ編集同人)

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