あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
1990年から12年間に渡り『SFマガジン』誌に連載された名物コラム「ホラー小説時評」を完全収録。幻想と怪奇の世界へ読者を誘う至福のガイドブック、又は作家達が繰り広げた「恐怖の探究」を跡づけるドキュメンタリー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
東 雅夫
- 略歴
- 〈東雅夫〉1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ホラー評論家、アンソロジスト、『幻想文学』編集長。著書に「クトゥルー神話事典」「ホラーを書く!」など。
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
時代の流れ、ホラーの流れ
2002/08/11 20:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんだぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
bk1から届いたその日のうちに徹夜して読んでしまった。連載中も毎回全てに目を通していたのだが、改めてこうして通して読むと壮観である。
「ホラー」というものの流れが、そして「ホラー」に対する世間の意識変化、書き手、読み手たち。全てが一望できる。何よりも心強いのは、筆者の一貫した、揺らぐことのない信念である。安請け合いもなければ、ヨイショもない。時には絶賛あり、時には厳しい言葉あり、時には疑問を提示し、時には苦言を呈する。
だからこそ、一読者として批評家としての筆者に信頼を置くことができよう。
無論、読者の感想が筆者と一致する必要はない。筆者の発言によって生じた議論さえ、ホラー活性化の一手段であるかのように思うのは、私のうがちすぎなのだろうか?
紙の本
内容紹介
2002/07/05 02:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー評論家、アンソロジスト、雑誌『幻想文学』編集長として八面六臂に活躍する著者が、1990年2月号から2002年1月号まで12年間にわたり、『SFマガジン』に連載した名物コラム「ホラー小説時評」を完全収録。ホラーというジャンルが日本で脚光を浴び、成長を遂げ、ついには一大ブームを巻き起こすにいたった過程を、同時進行でつぶさに跡づけた貴重なドキュメンタリーであると同時に、毎月刊行されるホラー関連の新刊すべてに目を通してきた「日本で唯一のホラー評論家」による空前の読書ガイド——90年代に日本で刊行されたホラー関連出版物の全貌を丸ごと収録した「史上最強のホラー小説ガイドブック」でもある。