サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 5件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
新書

紙の本

葉月物語 (Shy novels)

著者 たけうち りうと (著)

あまりの美貌ゆえの将軍の寵愛が災いを招き、城を追放されて下町の長屋で暮らす瑠璃に、侍の竜之進が一目ぼれをした。そんな時、瑠璃を狙う新たな陰謀が持ち上がり…。笑いと涙の純情...

もっと見る

葉月物語 (Shy novels)

税込 946 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

あまりの美貌ゆえの将軍の寵愛が災いを招き、城を追放されて下町の長屋で暮らす瑠璃に、侍の竜之進が一目ぼれをした。そんな時、瑠璃を狙う新たな陰謀が持ち上がり…。笑いと涙の純情艶恋物語。【「TRC MARC」の商品解説】

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー5件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

心映えの美しい人

2002/07/17 02:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えんじゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸の下町、さくら長屋で暮らすよろず屋・瑠璃は、生まれは高貴でありながら、あまりの美貌ゆえの将軍の寵愛が災いを招き、城を追放された身。
「二度と城内へ上がらぬこと。仕官せぬこと。役者陰間にならぬこと。本名を名乗らぬこと。妻を娶らぬこと。」それを条件に死罪を免れたのだ。そんな瑠璃を女と間違い、人目で恋に落ちたのは侍・女池龍之進。純情一路、まっすぐな目で自分を見つめてくる龍之進に瑠璃の心は揺れる。だが、そんな時、瑠璃を狙う新たな陰謀が…。

主人公の瑠璃がいい。瑠璃を知るためだけにこの物語を読んでも損はないというくらいいい。出だしから実にテンポよく「瑠璃」というキャラクターが語られる。冴え冴えと美しく、才気に溢れ、気風が良くて、粋で愛嬌もある。訳あり風だが、質素な下町長屋に溶け込んで、己の才覚でよろず屋をして暮らしている。たった一つの道楽は、楓や松の鉢盆。
のっけから、江戸情緒溢れる語り口で、どんどん引き込まれていき、瑠璃たちのチャキチャキとした口調を楽しみながら物語に入っていくと、ふとした会話に胸を突かれるような思いをする。
夏枯れしかけた楓の鉢を見かねた客の女性が、預かって秋まで面倒を見ましょうかと言うのに答えて、「この楓は、たとえ長屋住まいに耐えきれず枯れて果てても最後まで俺の手元に置いておく」という瑠璃の言葉。
読み進めていくにつれ、この台詞の意味が段々分かってくる。卑怯な罠にかかり、理不尽な境遇に甘んじなければならなかった瑠璃の孤独と絶望、それでも一人で生きていくという矜持。それがどんなに辛いことなのか、それでも自分の生きる場所を見つけて、精一杯生きていこうとしている瑠璃の生き方の美しさとせつなさに打たれる。
そして、もうひとり瑠璃に一目ぼれする侍・龍之進。このキャラもいい。天然という言葉は彼のためにある?と思うくらい。声が大きく、がさつで、決して剣を抜くことのない侍。権威とか策略とかと無縁で、民のためにどれだけのことができるかと考える心根の優しい朴訥な男。
瑠璃に袖にされながらも、好きだという気持ちを曲げずにまっすぐに向かってくる龍之進は、瑠璃が決して人に見せなかった「寂しさ」を一目で知ってしまう。そして、瑠璃に、人として幸せを求めることを諦めてはいけないと言う。今まで瑠璃に、だれも言ったことのない言葉。
諦めるだけの人生を覚悟して生きてきた瑠璃の心が大きく揺れる。
龍之進との恋が、瑠璃の哀しみを癒し、生きていく喜びを与えていく。
「求めていた大樹はここにあった」
…二人の幸せな結末が、本当に嬉しくて涙が溢れそうになった。

非常に完成された作品で、何度でも読み返したくなる。
塩豆をほおばる龍之進や、瑠璃に川に放り投げられながらも「好きだー!」と叫んでいる龍之進やら、そして最後に瑠璃の幸せな顔がまた見たいから。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

田舎侍の真っ直ぐな性格に心温まる。

2002/07/22 11:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸の下町、長屋に暮らす瑠璃。
ちょっと蓮っ葉に見えて、実は手痛い過去を持ち、年齢以上に人生を悟ってしまったようなところも見受けられる。
そんな瑠璃を見かけて一目惚れしてしまう田舎侍の龍之進は、瑠璃を知れば知るほど、守って上げたいと思うようになる。

龍之進は、ちょっと、誠意だけのお馬鹿な田舎侍にも見えるのに、とにかく気持ちいいぐらい駆け引きもなく、真っ直ぐで頼もしい。
朴念仁に見えて粋なところもある龍之進が、とても好感が持て、瑠璃の、健気過ぎるほど人に迷惑をかけるまいと、細々と暮らしているくせに、表面的には飄々とちょっと悪ぶって気楽に暮らしているように振舞っているところに余計健気さを誘う。
そんな瑠璃の本質をよく見抜いていて、瑠璃を大切に扱おうとする龍之進の気持ちに、読んでいるこちらまでが涙ぐむほど嬉しく、温かい気持ちにさせられる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

おおらかすぎる田舎侍×美貌の元侍

2002/07/18 18:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る

美を誇る遊廓の女達に囲まれてさえ、抜き出るように美しい謎の男・瑠璃。しかしその美しさゆえ、彼は不幸だった。「何か望みは」と問われ、「盆栽の楓が枯れそうだ」としか答えない瑠璃。そんな寂しげな風情の瑠璃に、田舎侍の竜之進が一目惚れ。ガサツで豪快で頭が悪く、けれど一途で真が強く、おおらかな大型犬のような竜之進。はじめて見るタイプの侍に、瑠璃の凍った心も次第に柔らかくほぐれはじめ…。瑠璃の色男っぷりも大変魅力的なのだが、なにしろ竜之進がイイ味を出している。ちっとも侍らしくなく、まるで大型犬のようなその立ち居振る舞いに、周囲の人間はみな呆れ、苦笑し、しまいには心から微笑んでしまう。そのおおらかな存在に、思わず、読んでいるこちらまで引き込まれてしまった。ラストがちょっと慌ただしい印象だったが、竜之進の魅力でカバー。おすすめの時代物ボーイズラブ、是非ご一読を。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

下町人情あふれる物語

2002/07/22 12:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミントティー - この投稿者のレビュー一覧を見る

訳ありで下町の長屋に住む美貌の瑠璃と江戸に上がってきた正真正銘!の田舎侍の龍之進の事件を絡めたラブコメディです。龍之進がいいです、素直なところ絶対曲がらないだろう正直さ、読んでいてなごみます、大型犬系なオトコです。
ただちょっとラブラブが足りないので続編がでるなら、期待したいところです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/09/20 02:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。