- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.6
- 出版社: アトリエサード
- サイズ:21cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-88375-034-5
紙の本
ゴシック・テイスト “暗黒世界”への扉 (TH叢書)
著者 アトリエサード (編集)
ゴシック・ロマンスからホラー、ゴスロリまで、闇・頽廃・異端に彩られた小説・映画・文化等を一望。闇が喚起する想像力を探る、闇に耽溺する者たちへのガイド・ブック。【「TRC ...
ゴシック・テイスト “暗黒世界”への扉 (TH叢書)
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商品説明
ゴシック・ロマンスからホラー、ゴスロリまで、闇・頽廃・異端に彩られた小説・映画・文化等を一望。闇が喚起する想像力を探る、闇に耽溺する者たちへのガイド・ブック。【「TRC MARC」の商品解説】
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編集者コメント
2003/05/28 03:15
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投稿者:沙月樹京 - この投稿者のレビュー一覧を見る
18世紀、産業革命・都市化に対するカウンターカルチャーとして生まれたゴシック・リバイバル。
それは、中世ゴシックの時代を誤解と拡大解釈のもとに甦らせた懐古趣味だった。
しかし、そこに見いだされた廃墟や超自然的な力への憧憬は、現代にも綿々と受け継がれている。
ゴシック・リバイバルによって誕生したゴシック小説は、推理小説やSFなど娯楽小説の源泉となったことは周知の事実。
そして現代においてはさらにアレンジが加えられ、ゴシック&ロリータ(ゴスロリ)などの流行現象も生み出されているのだ。
本書では、そんなゴシック・テイストに彩られた作品を一望。
さらに、吸血鬼、人狼が闊歩するアメリカ生まれのシェア・ワールド“ワールド・オブ・ダークネス”の世界を紹介し、あなたを奥深い闇の世界へいざないます。
主な内容:
■よくわかる“ゴシック精神”入門
■ゴシック・ロマンスの誕生と発展に関する非常に簡単なおさらい
■ハリー・ポッターの魔法空間
■ロマンス小説としての正統派ゴシック
■闇へ誘う人形たち〜天野可淡とクエイ兄弟
■不在にして遍在の館
〜小栗虫太郎『黒死館殺人事件』
■《やみくろ》と市場経済〜村上春樹と911
■死をまとう暗黒舞踏——Butoh
■【ゴスな生き物図鑑】まっくらやみ動物園
■ゴシックきせかえイラスト劇場
■闇夜への誘い〜Goth-icな作品セレクション47
ポオ、ラヴクラフト、ギブスン、エンデ、ル=グイン、クライヴ・バーカー、
ティム・バートン、宮崎駿、ケン・ラッセル、タルコフスキー、J・P・ウィトキン、
大塚英志、三原ミツカズ、浦沢直樹などの作品を一挙紹介!
■Guide to World of Darkness“暗黒の世界”
〈1〉ヴァンパイア:ザ・マスカレードの世界
“血族(ヴァンパイア)”とは?
血族たちが繰り広げてきた“闇の歴史”
氏族(クラン)事典
〈2〉ワーウルフ:ジ・アポカリプスの世界
ガルゥの宇宙観
消え去っていった部族たち
部族(トライブ)事典