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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2002/08/01
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/177p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-139222-6
文庫

紙の本

地図のない道 (新潮文庫)

著者 須賀 敦子 (著)

地図のない道 (新潮文庫)

税込 473 4pt

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評価内訳

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紙の本

場所が人々の記憶を呼び覚ます

2002/08/17 21:09

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桃屋五郎左衛門 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『地図のない旅』には二つのエッセーが収められていて、表題作はイタリアのユダヤ人たちの悲劇を、「ザッテレの河岸で」は、ヴェネツィアの娼婦たちの末路をそれぞれ主題としている。
 何よりも心惹かれるのは流れるような記憶の連鎖のリズム。筆者のペンは、様々な場所や事物をめぐるひとつのひとつの記憶をひとりひとりの人物の記憶と結び合わせ、縒り合わせる。たとえば1943年のローマでのユダヤ人強制連行に関する本の思い出がローマのゲットの記憶につながり、それがユダヤ系の青年とその家族の思い出や、筆者にヴェネツィアのゲットを案内した看護婦の思い出を呼び起こし、ヴェネツィアの幾多の橋の記憶が『心中天の網島』の橋づくしと呼応して、道頓堀に住んでいた祖母の記憶を呼び覚ましていく。さまざまな「場所」の記憶とさまざまな生の断片の記憶。その生の記憶は充分な手ごたえと鮮やかさをもって描かれている。
本書でもっとも痛切で、しかも筆者の対象に向かうスタンスをよく表わしていると思われたのは次の一節。ローマのゲットのレストランで賑やかにふるまう人々を見ながら、ナチによって絶滅収容所に向かう列車に追い立てられていくユダヤ人たちへの思いを綴って、筆者は次のように書く。

「あの悲劇の主人公たちも、かつてはこの若者たちとおなじように満ち足りた愉しい時間を、人生のどこかで持っていたのだろうか。そう考えると、いくつかのせまい部屋にわかれたこのレストランの白い壁を爪で掘ってでも、あの日、ここで起こったことどもを、尋ねたかった。人間の歴史が生んだ、そして私たちがなんらかのかたちで自分のなかに抱えつづけている、無数の《パオロ四世》や《ヒットラー》たちのことを、ゲットの白い壁はだれよりもよく知っているはずだった」。

 須賀敦子という人は、なにげない通りの一筋や建物のひとつひとつにも、そこに生き、暮らした(あるいはそこを訪れた)人間の記憶が封じ込められていることに深い思いを寄せる人だ。さらに、上の引用箇所で筆者は安易に自己を弱者に語ろうとはしない。つまり、絶対に自分は弱者の立場には立ち得ないことを自覚し、ただ人々の発する声に耳を澄ませようとするだけだ。そうした姿勢がこの美しい文章とこの筆者に対する信頼の拠りどころとなる。

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