サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 自然科学・環境の通販
  4. 生命科学・生物学の通販
  5. 岩波書店の通販
  6. 人体市場 商品化される臓器・細胞・DNAの通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2002/08/27
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:19cm/247,70p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-005448-1
  • 国内送料無料

紙の本

人体市場 商品化される臓器・細胞・DNA

著者 L.アンドルーズ (著),D.ネルキン (著),野田 亮 (訳),野田 洋子 (訳)

身体は誰のものなのか。テクノロジーの進展によって、人の臓器・細胞・DNAに新たな価値が見出されている。米国を中心に、身体感、生命倫理の変容を迫る事例を豊富に紹介し、身体を...

もっと見る

人体市場 商品化される臓器・細胞・DNA

税込 3,520 32pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

身体は誰のものなのか。テクノロジーの進展によって、人の臓器・細胞・DNAに新たな価値が見出されている。米国を中心に、身体感、生命倫理の変容を迫る事例を豊富に紹介し、身体を商業主義にさらすことに警鐘を鳴らす。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

L.アンドルーズ

略歴
〈アンドルーズ〉イリノイ工科大学科学・法律・技術研究所所長。シカゴ−ケント法科カレッジ教授。
〈ネルキン〉ニューヨーク大学教授。全米科学アカデミー医学研究所メンバー。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価3.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

人体をパーツとみなし、切り売りする権利は誰に

2002/09/25 18:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青木みや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あなたが難病を患い、「治療の一環」と思ってある検査を受けた、とする。あなたは検査は自分が回復するためだと思っている。ところが実際は、あなたの身体組織から特殊な細胞や遺伝情報を手に入れるための検査だとしたら、あなたはどう思うだろう。しかもあなたの身体組織に対し、医師の名の下に特許が申請されていたら。

 これは実際に米国シアトルのジョン・ムーアの身に起こった事件だ。ムーアは医師たちを訴えたが、1990年、カリフォルニア州最高裁判所は、ムーアの自分自身の身体に対する財産権を認めず、そこから生ずる収益は医師とバイオテクノロジー企業側に属すると判断した。ムーアに認められたのは、身体組織を研究に使うと聞かされた場合に同意するか拒むかという権利のみだ。だが、医師や研究者は目的をすべて明らかにせずとも組織を採取することが可能だ。あなたは健康診断の血液検査で、自分の知らないうちに遺伝子情報が調べられることがあると想像するだろうか?

 バイオテクノロジーの時代に、人間の身体は貴重な遺伝子情報の宝庫となった。そして科学技術の進歩、ベンチャービジネスの育成という理由で、ヒト遺伝子特許が認められ、人体組織の商業価値が高まっている。ドナー候補者は自己決定をもとに自分自身を販売し、企業や研究者は金銭的利益を確保しようと患者の組織試料をため込む。遺伝子特許により遺伝子診断は法的制限やコストがかかるようになり、診断結果は遺伝子差別の原因となって現れた。

 人間は宗教的、歴史的、文化的なバックボーンをもつ社会的な存在である。人体を部品(パーツ)とみなし、切り売りする権利は誰にあるのか。法律家を含む著者たちは裁判記録やインタビュー、具体例を示しながら、個人や社会の価値が脅かされている現状に警鐘を鳴らす。科学技術のネガティブな側面ばかり強調されているように思えるが、人間が使う以上は誤用も濫用もあり得る。説得力と衝撃に満ちた内容であり、必読の書と言えよう。

(青木みや/管理栄養士 http://live.pobox.ne.jp/)

【目次】
目次
謝辞
プロローグ────人体をめぐるビジネス
第1章  アインシュタインの脳からシルクウッドの骨まで──人体組織の研究
第2章  生体部品売買──人体組織に宿る“人間”
第3章  遺伝子ゴールド「・ラッシュと特許戦争
第4章  採血して走れ
第5章  人体にひそむ密告者
第6章  DNA捜査網──生物学的監視とDNA鑑定の拡大
第7章  生物収集と人体展示
第8章  死後の詮索──DNA捜査によって蘇る過去
第9章  新時代の死体泥棒──人体犯罪と法対策
第10章  人体を市場から救い出す
訳者あとがき

索引

【関連書籍】
粥川準二・文、あべゆきえ・絵『資源化する人体』現代書館
立岩真也著『私的所有論』勁草書房
市野川容孝編『生命倫理とは何か』平凡社

★【科学・技術・医学・建築サイトへ】

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/01/24 16:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。