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  • カテゴリ:幼児
  • 発売日:2002/07/01
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:24cm/1冊
  • 利用対象:幼児
  • ISBN:4-06-210293-5
絵本

紙の本

あらしのよるに (大型版あらしのよるにシリーズ)

著者 きむら ゆういち (作),あべ 弘士 (絵)

【産経児童出版文化賞JR賞(第42回)】【講談社出版文化賞絵本賞(第26回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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あらしのよるに (大型版あらしのよるにシリーズ)

税込 1,540 14pt

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紙の本
セット商品

大型版 あらしのよるに 7巻セット

  • 税込価格:10,78098pt
  • 発送可能日:1~3日

あらしのよるに 7巻セット

  • 税込価格:10,78098pt
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講談社ベスト絵本 16巻セット

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みんなのレビュー54件

みんなの評価4.6

評価内訳

紙の本

ふたりを結びつけたのは究極の弱みだった

2009/04/19 00:27

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

今日も図書館の新刊書架の前を「出会いを求めて」歩いていた。

今回、目が合ったのは、『オオカミのおうさま』。

著者による、オオカミが主人公の作品は、ほかにもあるようだ。

「オオカミ作家」みたいだなぁと思い、奥付を見てみると、
『あらしのよるに』の文字が。

そうか、『あらしのよるのに』の作者だったのか!

私は、『あらしのよるに』は、最初しか知らなかった。

この作品は、教科書にも掲載されていたので、
マルチメディアDAISYの製作グループが、
読み書きが困難な子どものために、
試作として冒頭の2、3ページを作ったのを読んだことがあったのだ。

静かな男の人の声で、この作品と
とても合っていると思ったことを覚えている。

人気のある作品であることは知っていた。

なんとなく続きが気になっていたが、そのままになっていた。

ところが今日、奥付で作品名を見たら、一気に読みたくなってしまった。

探しに行くと、シリーズ化されていることを知った。

ひとつの図書館では全部が手に入らず、図書館をはしごして、
ようやくすべてを手にした。

もうひとつの図書館では、ひとつの目の図書館にはなかった巻が、
ぴったりと待っているように存在した。

が、本の大きさはバラバラだ。

最初に出た、りとるシリーズに、大型本に、愛蔵本。

数々の賞を取り、学校図書館でも大人気で、教科書にも載り、
映画にもなった。

この本は、本当に多くの人に愛されてきたことがわかる。

そうしたブームにはいままでまったく乗らないできたが、
今日一気にすべてを読んで、
私にとっては、出会うのは、
今日でなければならなかったのだと感じている。

全シリーズを貫き通すテーマは、
すべて自然を表すキーワードにこめられている気がした。

シリーズは、たいていどれかに書評をつければ十分なのだが、
これには1冊1冊、全部につけようと決めている。

***

あらしのよるに、一匹のヤギが、やっとのおもいでたどりついた
壊れかけた小さな小屋で雨風をしのいでいた。

その小屋に同じく雨風をしのぐためにやってきた者がいた。

ひづめの音がしたので、相手もヤギだと思った、
ヤギは、やってきた者に話しかけた。

「すごい あらしですね。」

暗闇を表現する手法が懐かしい。

クレヨンで画用紙をカラフルに満遍なく塗ったあとに、
上から黒で塗りつぶす。

そして、先のとがったもので、線を描いていく。

すると、黒の中に、カラフルな線が浮かび上がる。

幼稚園の頃、そうやって絵を描いたことがあるのを思い出した。

暗闇の中に浮かび上がる線。

視界がまったく利かないことがこれで表現されつくしている。

ひづめの音とヤギが理解したのは、実は、棒切れ。

怪我をしたオオカミが杖の代わりについていたのだった。

オオカミもヤギも、お互いに誰だか気づいていない。

暗闇である上、二匹とも鼻かぜを引いている。

匂いもわからないというわけだ。

お互いはお互いの声を聞いたときに、
「オオカミみたい」「ヤギみたい」と思うのだが、
失礼だと思って言わないでいた。

読者は、「オオカミ」と「ヤギ」の両方が見える。

正直に語り合っているふたりだが、肝心のところが伝わっていないままだ。

お互いに、ある事実に目をつぶっていると、
ヒントが出ていても気づかないものだというのが、
両方が見えているから、よくわかる。

「うまいえさ」と同じ言葉を使いながら、当然違うものをさしている。

どうにもごまかしようのない「答え」を
お互いに言ってしまいそうになると、
自然現象がタイミングよく邪魔をする。

かみなりがなってお互いの声が聞こえなくなるのだ。

子どもの頃に親から言われたことも同じ。

食が細く、足も遅かった2匹は、「もっとくえ、もっとくえ」、
「はやく はしれないと いきのこれないわよ」と言われて育つ。

そんな「共通点」から、次第に親近感を持っていく二人。

今度は、自然現象・いなずまが、「答え」を提示しようとする。

さっきのかみなりとは、逆の役割を果たそうとする。

だが、ふたりは、片や下を向き、片やしっかりと目をつぶっていた。

ふたりの究極の共通点は、かみなりが苦手なことだ。

かみなりが鳴ったとき、
ふたりはしっかりとからだをよせあってしまったのだ。

ふたりを究極に近づけさせてしまったのは、
おそらく、この「弱み」なのだろう。

強くて元気なときではなく、弱っているときに出会い、
最初から「弱み」をさらけ出してしまった。

ふたりは再会を約束するのだが・・・。

この作品は、最初は、続編を出すつもりがなかったのではないかと思う。

この続きの話の、『あるはれたひに』以降は、
結末まで描き切る決意で書き進められていると思うのだが、
このときは、これで終わらせるつもりだったのではないか。

この作品は、読者に続きを永遠に想像させ、
続けなくてもよかったのだと思う。

だが、続けても成功したという、貴重な作品なのではないかと思う。

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紙の本

読んでもらいたい児童書

2023/10/25 10:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

姿かたちが分からないと、見た目で区別差別しないものなのか。真っ暗な夜、嵐を避けるため身を寄せ合った二人(?)。本来は追いかける側に追われる側の存在。けれども、相手が何者か分からない。どうなるのか。難しいことを語らずに、区別・差別について親子で語り合えそうな本です。

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紙の本

面白かった

2016/07/26 23:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初劇場版から入り、次にTV版が放送されているのをリアルタイムで見て
お友達からこの本の話を紹介いただき、是非読みたい!とやっとこさ辿り着きました。
映画、TV、原作と読み比べる事ができとても良かったです。
手放せない大好きな絵本の内の1冊となりました。

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紙の本

勘違いが育む友情

2016/04/14 20:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る

あらしのよるに、同じ小屋に駆け込んできた、二匹の動物。
昼に出会っていたら、片方がもう片方を食べていたであろう関係。
でも、お互いの姿が認識できず、会話もお互い勘違い。
だからこそ芽生え、育まれた友情のお話です。

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紙の本

まっくらな小屋の中で出会い、お互いの正体を知らないまま意気投合するヤギとオオカミの絶妙の会話。講談社と産経の2つの出版文化賞のほか、劇化され戯曲の賞も取った話題作。

2002/01/06 20:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 何のジャンルの物語でも、いかにユニークな設定を考案できるかという点がその面白さや評価を左右すると思う。設定の特徴を十分に生かしきれる展開がスムースに運んだとき、創作の成功がある。すなわち読者の満足だ。

 このお話は、設定のおかしさが楽しく展開していった、日本の幼年文学では稀有な成功例なのではないかと私は思っている。多くの幼年文学では、このお話のように「一体どうなっちまうのだろう」と思わせるスリリングな設定が少ない。
 物語の主人公たちは、想像の枠に収まる穏やかな生活世界にいて、その舞台のなかにちょっとした出来事が起き、それをちょっとした工夫や知恵で乗り切る。幸運に恵まれることもあって、いずれにせよ、ああ、よかったねと納得できる結末が用意されるものである。それが不満なわけではない。自我の形成過程にある幼い子どもたち向けのお話には、むしろ必要な作りなのだ。かくあるべしという当たり前の生活が物語上においても反復されることで、人の内部に確固たるものが築かれていく。

 そういう意味において、最初から最後までどうなっちゃうんだろうという興味で読者を引き摺り、読者を放ったらかしにしたまま閉じてしまうこの物語は、不完全と言っていいかもしれない。しかし、その不完全な閉じ方は、読者の心に新しい扉を開くという側面も併せもつ。「物語はあなたの頭のなかに眠っている、それを目覚めさせてはどう?」「誰の頭のなかにも物語はある」といった作者の魅力的な誘惑がここにはあると感じられる。

 恐ろしい山の夜の嵐。白いヤギはやっとの思いで小さな小屋に難を逃れる。何も見えない暗闇のなかで休んでいると、ガタンと音を立てて誰かが入ってくる。息づかいが荒い。何者なんだろうと考えるヤギの耳にひづめの音が聞こえるので、それならヤギに違いないと声をかける。ひどい嵐だと語り合い、お互いの心細さを吐露する。足を痛めて杖をついてきたという相手に同情を寄せる。
 ところが、その正体は何とオオカミなのである。ヤギは相手をヤギだと思い込み、オオカミは相手をオオカミだと思って会話が弾んでいく。匂いに敏感な両者だけれど、たまたまふたりとも鼻風邪をひいているので気づくこともない。
 互いの笑い声を聞きながら、
「オオカミみたいなすごみのある低いお声で」
「まるでヤギみたいに甲高い笑い方でやんすね」
などという感想を持ちながら、空腹を意識したふたりは際どくもエサの話題まで持ち出すので、おかしいったらありゃしない。そして、翌日の昼食の約束をまとめたふたりは、合言葉を決めて再会を誓うのである。

 本来、着想豊かなストーリーテラーとして力のあった木村氏は、しかけ絵本作家として売れっ子になったため文筆家としての評価が、この本により、遅れてやってきた感がある。童話の創作は男女関係に置き換えて行うという話を伺ったことがある。
 黒の背景と線画にこだわった絵も印象的。他者との出会いはかくあると理想と思わせるコンビの物語はシリーズ化され、続編が用意されている。

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紙の本

ちょっぴり怖い…でも続きが気になる絵本

2000/08/06 09:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る

雷が鳴り響く 嵐の真っ暗な山小屋で起こった出来事。
 お互いに鼻かぜをひき、匂いがわからない。
 ついでに、暗闇で相手の顔さえ分からない。
敵味方の狼とヤギとも知らず…繰り広げられる会話。

顔も身体つきも違うのに、雷が大きらい という共通点を持つ2匹。
こわい嵐の夜は、誰だって一人よりも二人で寄り添いたい。
でも、いつ正体がばれるか、最後までハラハラドキドキし通しです。

最後に、気があった二匹は、「今度、晴れた日に一緒に食事でも…」 と約束をします。
続編「あるはれた日に」「くものきれまに」… とまだまだハラハラドキドキが続きます。
背景は黒で、ちょっぴり怖いけど、続きも読んでみたい魅力ある絵本。

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2004/09/27 23:25

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2004/11/02 15:25

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2004/11/30 19:56

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2004/12/11 21:55

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2005/11/07 16:16

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2005/09/23 13:53

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2005/10/17 20:29

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2005/11/01 22:39

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2006/03/04 14:26

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