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紙の本
高校数学でわかるマクスウェル方程式 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ (ブルーバックス)
著者 竹内 淳 (著)
高校物理の最難関「電磁気」が完全にわかる。見慣れないたくさんの単位と式が、ドッと出てくる電磁気が、誰にでも見通し良く理解できる入門書。さらに、「マクスウェルの方程式」まで...
高校数学でわかるマクスウェル方程式 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ (ブルーバックス)
【期間限定価格】高校数学でわかるマクスウェル方程式 : 電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ
04/04まで通常946円
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商品説明
高校物理の最難関「電磁気」が完全にわかる。見慣れないたくさんの単位と式が、ドッと出てくる電磁気が、誰にでも見通し良く理解できる入門書。さらに、「マクスウェルの方程式」までわかってしまおう!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(ブルーバックス・2002年9月刊)
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。【商品解説】
目次
- 第1部 エレキの謎を探る旅
- 1 平賀源内の挑戦
- 2 クーロンの秘密兵器
- 3 ファラデーの登場
- 4 もう1人の天才、アンペール
- 5 最後の壁、電磁誘導
- 第2部 電磁気学の統合
- 1 マクスウェルの方程式
- 2 電子のベール
- 3 無限のバトンリレー
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紙の本
方程式よりその意味する物理的内容を理解する方が重要
2009/11/18 21:31
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生を対象としているということで、高校の物理で習う電磁気の公式とのつながりを重視した説明をしている。高校生でもこの本を手にするくらいに物理に興味があれば、この説明によりマクスウェルの電磁方程式の意味は理解できよう。高校の数学で線積分、面積分、体積分の違いまで学習するかの疑問はあるが。高校生を対象の範囲では無理なのかもしれないが、積分形式だけでなく微分形式の方程式まで紹介して欲しいところである。先ずは方程式よりその意味する物理的内容を理解する方が重要であるから、この本の内容で十分だとも言える。
紙の本
電磁気学の先生が合わなかったあなたへ
2003/08/18 10:11
8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ころり - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕は高校で物理を履修せず、
大学で基礎電磁気学を取るはめになった。
講義をしてくださった先生のことは今でも良く覚えてる。
ぼそぼそとしゃべる。マイクをつけてらした、ずれた位置に。
右を向いてしゃべるときにはマイクに音が拾われ聞こえるが、
左を向いたときには聞こえない。
講義の内容? It was Greek to me!!!
僕は2度ほど講義に出たあと、基礎電磁気学の履修をとりやめた。
幸い必修ではなかったので(最初から取るなよな)。
月日は流れた。
依然僕の電磁気の知識はサルレベルだった。
ふと研究室(これでも僕は大学院生だ)の人々と電気に関する装置の話をしてるときに、僕は知ったような顔をしてふんふんと聞いていた。俺に話を振るなよ、な?
と思いつつ。
これでは、いかん。一応これでも私は理系なのだ。電磁気の基本的なことくらい、
理解しなくては。と、まじめに考え手にしたのが本書だ。
なんという無駄な前書きだろう。
えてしてこういう無駄な前書きの駄文には、極めてシンプルな結論が待っている。
結論、お薦め。
著者の、歴史を簡単に追いながらの解説と、
ふんだんに図を使う丁寧な説明は実に秀逸。
繰り返すが、僕の電磁気の知識はサルレベルだった。
でも今は、僕の電磁気学レベルもホモサピエンスの仲間入りさ。
理系レベルには、うん、もう少し時間がかかるかな…。
目次
第一部 エレキの謎を探る旅
1 平賀源内の挑戦
2 クーロンの秘密兵器
3 ファラデーの登場
4 もう一人の天才、アンぺール
5 最後の壁、電磁誘導
第二部 電磁気学の統合
1 マクスウェルの方程式
2 電子のベール
3 無限のバトンリレー
4 エレクトロニクスへ
第三部 旅の終わりに
紙の本
電磁気の世界を分かり易く、その歴史をひも解きながら解説した科学書です!
2020/02/08 14:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、電気と磁気について、その歴史をたどりながら、最終的に「マクスウェルの方程式」まで理解できてしまうように編集された画期的な科学書です。読者に皆さんの中には、「電磁気」と聞いて、高校の物理を思い出され、たくさんの記号や数式が登場して苦労したことを、すぐに思い浮かべられた方も少なくないと思います。電磁気は目に見えないだけに、なかなかイメージを掴むのが難しい分野に違いありません。そこで、同書では、具体的な事例を挙げながら、分かり易く電磁気の世界を解説していきます。同書の最初に登場する日本人の中で最初にエレキに接した平賀源内の活躍などは、その最たるもので、読者は一気に電磁気の世界に引き込まれていきます。
電子書籍
最後まで分かりやすく読み通せる
2016/11/15 21:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこ太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電気・磁気の発見から解明までの歴史的流れから説明してくれているので,電磁気の知識が無くても読み始めることができます。
そして,これらの電磁気現象をどのように解釈すればマクスウェルの方程式ができるかが簡潔に展開されていきます。
難しそうに見える方程式ですが,意外に単純なことしか表現していないんだと納得しました。
大変よい入門書です。
電子書籍
「物理現象を数学的に表現する」ことの面白さを感じる一冊
2023/04/02 23:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある技術系資格の副読本として購入しました。
同じブルーバックスの「高校数学でわかる」シリーズでは『高校数学でわかる流体力学』も読んでレビューを書きましたが、あちらと比較すると、「物理現象を数学的に表現する」ことを重視し、「数学をゴリゴリ使って式変形する」といったタイプの解説は控えめな印象を受けました。
高校数学で学ぶベクトルや微積分を道具として、電磁気学の分野にどう利活用するか、その勘所を押さえたい方には良い一冊かと思います。