ニッポン東京スローフード宣言！ （ＳＯＴＯＫＯＴＯスローフード）

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：bk1　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

■内容紹介（出版社資料より）
　今や、大きな話題になっているスローフード。ついに待望の日本版が登場しました。
　雑誌『ソトコト』を出版している木楽舎では、『スローフード宣言！イタリア編』を2001年に発行。これは『ソトコト』編集部が中心になって設立した、イタリアの認める正式のコンビビウム（支部）「ニッポン東京スローフード協会」における活動の一環としての、スローフードという考え方、またスローフードの生まれ故郷であるイタリアを訪ねる入門編でした。
　そして多くの方々から日本版を求める声が寄せられる中、ついに日本独自のスローフードを拡く紹介する『ニッポン東京スローフード宣言！』を発刊することとなりました。
　
　本書は、東京圏にスポットを当て、スローフードの精神に則っていると思われる生産者、小売店や専門店、レストラン、そして体験農業スポットなどまで、様々な角度からスローフードライフを紹介する単行本です。これ一冊で東京のスローフードがわかります。

■「スローフード」を始めるために（本書コンセプト）
　では、実際に「スローフード」のある生活を始めてみようということになると、どこから始めていいのかわからないという人が少なくありません。とりわけ、もっとも人口の多い首都圏となればなおさらでしょう。
　そこで都会人が身近なスローライフを始めるために、東京圏を中心に、ひと味違った食材、食材の店、レストラン、参加可能な農業などを紹介することにしました。
　本書の取材コンセプトは以下の通りです。

１・消費者が身近に取り入れたり、購入できたりするものであること。
２・本物であること。
３・素材にウソがないこと。
４・スローライフのきっかけになること。
５・ゆっくりじっくり楽しめるものであること。
６・地域に根ざした伝統的なものであること。
７・無理せず参加できたり購入できたりすること。

■目次より

□第一章　本物の食べ物は技も味もおいしい
優れた生産者が手塩にかけて作りだした味噌、醤油、塩などの基本調味料をはじめ、豆腐、お茶など日本の伝統的食材とその生産者を紹介。

　
□第二章　料理をするなら食材から楽しみたい
良質な食材を購入したい。そして調理を試みたいという方に嬉しい小売店、専門店を紹介。地図を始め詳細なデータも充実。


□第三章　おいしい時間と食べ物と素材を楽しみたい
スローフードとは、「食」を通して豊かな時間を享受することでもある。落ち着いたレストラン空間に身を置き、生産者の顔が見える食材でおいしい時間を楽しみたい方にこだわりのレストランを紹介。

・重美屋　（神奈川県三崎市）→ 年間80種類以上の種類の魚を使った地魚料理。魚のほとんどは店主自らが獲ってきたもの。
・三光院　（東京都小金井市）→ 精進料理。昭和9年に建立された尼寺。典座（禅寺の調理人）はフランス料理研究家としてのそれまでの生活を整理して内弟子となった。
・他全12件

□第四章　スローライフを始めてみよう
体験農業や料理教室、また農園ホテルなど、スローライフを始め、楽しむために役立つ体験型スポットを紹介。手軽に始めたい方から本格的に農業を始めたい方まで幅広く対応。

・食のギャラリー612　（東京都港区）→ たなかれいこ氏主宰。雑穀・オーガニックのレストラン。長野県蓼科に畑も持つ。
・未来食アトリエ風　（東京都文京区）→ 大谷ゆみこ氏主宰。雑穀を山形県小国町で家族で育て、雑穀のレストラン＆パーティースペースを持つ。
・ 他全11件

□対談　ニッポン東京食談義

□コラム　日本が育んだ優れものたち

全店リスト
スローフード協会入会案内