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商品説明
人生あみだくじ。鴨川での自然派生活に迷い込んできた2匹の猫の出現で、思いがけず変化していく村山家の暮らしを、猫と生きものたちのカラー写真とともに紹介するエッセイ。96年刊「海風通信」続編。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
村山 由佳
- 略歴
- 〈村山由佳〉東京都生まれ。立教大学文学部卒業。会社勤務などを経て、93年「天使の卵」で第6回小説すばる新人賞を受賞。著書に「海を抱く」「夜明けまで1マイル」「翼」などがある。
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紙の本
今年最後の書評は、【人生あみだくじ】
2005/12/31 14:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KAZU - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年最後を締めくくる書評は、大ファンである村山由佳さんのエッセー、「晴れときどき猫背」である。
ここオーストラリアで真夏の年越しを迎えるのも、これで7回目。そしてタイムリーなことに、僕らも都会(?)ブリスベンからサンシャインコーストの田舎への引越しを真剣に考えているのである。
村山さんの人生哲学というか、生き方。それはご自身で「人生あみだくじ」だと表現されているが・・・やはり人生、ある時期に決断をする必要があるということ。僕も強く同意する。「自分が本当にやりたいことをやって、素敵に生きて、そうして死ねたらいいね。笑わずにはおられない日々。」ということである。
僕も来年は田舎への引越しも含めて、楽しく決断して行こうと思っている。
ところで、村山さんの連れ合いさんのM氏との掛け合い。これは、まさしく(おいしいコーヒーのいれ方の)勝利と丈の掛け合いを彷彿とさせる。ということは、猫たちは「かれん」なのだろうか・・・
いづれにしても、村山由佳さん、今年は貴方の著作を楽しませてもらいました。ほんとうに感謝しています。
紙の本
ネコのいる生活
2004/02/02 07:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず吉。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
村山さんの本を読んだ後は、なんだか鈍くなってしまった感受性が鋭く
なる気がする。文化祭の準備で遅くなった時に教室の窓からみた夕日や
卒業式の時に感じたどうしようもないほどの切なさを感じた自分に少し
だけ戻れる。
この本は村山さんのエッセイで、過去のトラウマから猫嫌いになった夫と
結婚するまでは猫のいない生活をしたことのない村山さんがひょんな事
から猫を飼い、うさぎを飼い、馬を飼い…最終的に彼らとゆったり生活
できる広大な土地を買うまでをいろいろなエピソードを織り交ぜて書い
ている。
僕は「ネコ派」か「イヌ派」かと聞かれたら迷わず「ネコ派です!」と
言い切れる程、ネコが好きで、このエッセイの中に散りばめられている
様々なエピソードを、自分が飼っていたネコ達の思い出と重ねて読んだ。
出産シーンには思わず目頭が熱くなり、親ネコの子離れのシーンでは
胸の中がせつなさでいっぱいになった。それぞれのシーンで自分が飼っ
ていたネコたちの仕種や表情がよみがえり、まだ自分の中ではちゃんと
いきてるなぁとしみじみ実感した。
自分達が食べる野菜は自分でつくり、自然に囲まれた生活をしている
様子が村山さんのエッセイでは描かれているのだけど、そんな生活を
とても羨ましく思いながら読んだ。楽ではないけれど、一日一日を過
不足なく生きたい…と書いていたのを読んだことがあるけれど、誰に
でもそういう生活を送れるわけではなくて、だから彼女の書いてくれ
るエッセイを通して、そういう素敵な暮らしを味わう事ができる。
このエッセイを読んで、たくさんのネコたちの写真をみて、自分が
飼っていたネコたちを思い出して…僕はネコを再び飼う決心をした。
大家さんを説得するのはちょっと大変だったけれど、また近いうち
にネコのいる生活ができると思うと、背中を押してくれたこの本に
感謝している。
天気のいい日曜日には、のんびりねっころがって、このエッセイを
読んでみてください。ストレスとか仕事とか、忙しさとか全部忘れて
リラックスしてみませんか?
紙の本
砂糖菓子のような仔猫たち。
2002/12/20 14:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実を言うと、私はまだ村山由佳さんの小説作品を読んだことが無い。本書は、村山さんご夫妻の田舎暮らしエッセイ『海風通信 カモガワ開拓日記』の続編に当たるが、その前作すらも読んでいない。
私が本書を購入した理由、それは表紙の猫のあまりの愛くるしさにある。新聞の新刊広告に本書が載せられており、表紙の猫の魅力に、猫マニアの私は打ちのめされてしまったのだ。そして何ら迷わずに書店にて購入、という次第である。
表紙だけでなく、本書には猫(時々、馬や兎も)たちのカラー写真が満載で、どの仔も可愛らしく面白く、口元が緩くなってしまう。甘い砂糖菓子を口に含んだようだ。こばん、真珠、かすみ、もみじ、麦、つらら…。名前も可愛らしい猫たちが、寄り添って寝たり、瓶の中に入って顔だけ出してみたり、四匹で一皿のミルクを舐めたり、秤の上に乗ってみたり…。ここまで書いただけでも、猫好きの面々には垂涎ものだろうと思う。
とはいえ、本書の魅力は勿論、猫だけではない。田舎に住んで畑を耕し、猫たちに囲まれて友達同士のような生活を送る村山さんご夫妻の様子が、これまた読んでいて楽しくなってくる。のどかに見えるが、畑の作物をタヌキや猿に荒らされたりと、苦労も多いのだという。その通りだろう。それでも、こんな暮らしをしている村山由佳さんの、別の作品も是非読んでみたいと思う。
特に猫好き、というわけではない方でも、本書を読み終わった後には、きっと猫好きになっていることだろう。猫を見ると石を投げたくなるほどの猫嫌いだったという村山由佳さんの旦那さんが、すっかり猫たちにメロメロになってしまったのと同じように…。
