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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.11
- 出版社: 日本経済新聞社
- サイズ:20cm/385p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-532-31019-9
紙の本
ビジネス・シンク 仕事で成功する人の8つのルール
著者 デイヴ・マーカム (著),スティーヴ・スミス (著),マハン・カルサー (著),鈴木 主税 (訳)
「7つの習慣」の著者が率いるフランクリン・コヴィー社が開発した、ビジネスで成功するために必要な「正しい発想・思考法」の8つのルールを伝授。各章末にチェックリストがついた実...
ビジネス・シンク 仕事で成功する人の8つのルール
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商品説明
「7つの習慣」の著者が率いるフランクリン・コヴィー社が開発した、ビジネスで成功するために必要な「正しい発想・思考法」の8つのルールを伝授。各章末にチェックリストがついた実践的な書。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
デイヴ・マーカム
- 略歴
- 〈マーカム〉フランクリン・コヴィー社セールス&マーケティング担当副社長。
〈スミス〉コンサルティング会社設立。ナイキ、ハードロックカフェ、合衆国空軍などをクライアントに持つ。
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紙の本
買ってもよい
2003/03/10 23:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:評判の本の評判 - この投稿者のレビュー一覧を見る
◆経営コンサルタント会社の役員である著者らが、仕事をうまく進めるための、「モノの考え方」を紹介した本。
◆すべてのビジネスマンにお薦め。
◆「ビジネス・シンク」のやりかたとして、次の8つのルールが紹介されている。1.入り口でエゴをチェックせよ。2.好奇心を育てろ。3.ソリューションから離れろ。4.証拠をつかめ。5.インパクトを計算せよ。6.波及効果を探れ。7.黄色信号では減速せよ。8.原因を見つけろ。
◆種明かしをされると当たり前のようなことだが、実際の仕事の中では、これらのルールに反する行動がなぜか大勢を占め、結局、プロジェクト・チームや企業全体の活動がうまく行かないことも多い。
◆ここにあげられたルールにもとづいて顧客企業と話をし、コンサルティングの方向性を判断することは、経営コンサルタントにとっても重要な技能だと思う。
◆メルマガ「評判の本の評判」はこちらです。
紙の本
目次
2003/01/20 14:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
序文 スティーヴン・R・コヴィー/はじめに/1章考えよ!/2章 エゴに注意!/3章 謙虚な言葉で/4章 好奇心へのディープ・ダイブ/5章 メインイベントへようこそ/6章 推測はやめよう/7章 ソリューションの誘惑に抵抗せよ!/8章 急ぎすぎれば失敗する—スピード中毒/9章 われらは神を信ずる—しかし神は証拠を運んでこない/10章 ソフトな証拠を探す/11章 ハードな証拠を掘り起こす/12章 ホワイトボード経済学/13章 ほかの誰が、あるいは何が影響をこうむるか/14章 現実を見よう—かけひきはやめよう/15章 なぜと問うのはなぜか/16章 注意を払う—時間、人材、お金/17章 会社から「かもしれない」を追放する/18章 いまの時代/ビジネス・シンクをより深く知りたい人のためのQ&A
紙の本
わずか2000円でトレーニング・プログラムを試せます。
2003/01/12 22:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aguni - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本では「仕事で成功する人のルール」を「ビジネス・シンク」と呼び、具体的な例とユーモラスな語り口で紹介している。その項目は8つ。曰く、
ルール1 入口でエゴをチェックせよ
ルール2 好奇心を育てろ
ルール3 ソリューションから離れろ
ルール4 証拠をつかめ
ルール5 インパクトを計算せよ
ルール6 波及効果を探れ
ルール7 黄色信号では減速せよ
ルール8 原因を見つけろ
これらのルールはこの順番で読まなくてもかまわない。気になったところをパラパラ見る。この本はそんな読み方が正しい。
企業で組織の在り方が問題となっている。これまで当たり前とされてきたピラミッド構造の組織では変化に耐えられず、また、変化のきっかけを見つけることも難しい。企業の合併や買収、そこにも仕事に共通の考え方、フォーマットがない場合、感情論に徹してしまい、本来の目的であった組織の強化・効率化が難しくなる。
先端的な組織体を目指す場合、現場に権利を委譲することによってそれを成し遂げようとする考え方がある。つまりは「管理」という仕事を作らない、ということになり、ホワイトカラーや中間管理職層のリストラが可能になるので、コスト的にも強い組織となる。
しかし組織を管理なき組織に移行しようとすると、その過程で問題が生じてくる。それを解決するのが、仕事の上での思考法の標準化である。組織を形作る人々がその個性をフル活用して行動した場合、それをひとつのビジネスとしてまとめあげるための共通の思考法・仕事の仕方がないと、組織としてのまとまりを保つことが困難となってくる。そういう問題意識の中で脚光を浴びているのがロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど、仕事術についての考え方となってくるわけである。この本もそういった仕事術のノウハウ本のひとつである。
この本で書かれている内容に基づいて、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社では2003年4月からトレーニング・プログラムを開発、商品として提供するとのことである。この本はわずか2000円。プログラムだとこの値段ではいかないだろう。そう考えると、この本はかなりオトクである。
紙の本
たった一度の人生を成功するには
2003/01/09 21:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:諏訪旭 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すべての生物は、教わる能力を持っている。人は初めて何かをするとき、戸惑い恐れる。そして先人達の意見に耳を傾ける。中には自己流を貫き通し強烈な個性を武器とする人もいる。しかし、人生は一度しかない。たった一度のチャンスであるならば、なんとかして満足できる人生を歩みたい。ぶっつけ本番ではなく、過去の様々な経験を吸収すれば一度の人生への成功のチャンスは格段に広がるはずだ。本書は第一線で闘ってきたビジネスの達人が、数々の失敗例、成功例の中から導き出した“ビジネスの成功則”を分かりやすく説明したものである。ビジネスで成功するには8つのルールがある。そう著者らは主張する。必要十分な8つのルールが具体例とともに一つ一つ丁寧に解説されている。その8つのルールを常に意識して仕事をすれば成功間違いなし! 言うは易し行うは難し、ではあるが、この8つのルールが実に頭にすんなりと溶け込んでいく。突飛なルールではない。そのうちのいくつかを、普段から心がけている人も多数いるだろう。私も実際、そのルールを行っていたことを思い出した。そしてその時、成功していたのだ。偶然適用し成功していた事実を思い出し、私の頭は8つの黄金則に支配された。たった一度の人生である。楽しい生活を送りたいではないか。まだまだ若造の私にとって、達人の提唱する成功のルールは大きな人生の道しるべとなっている。
本書から得たもう一つの驚きは、この法則がビジネスだけに適用される訳ではないということだ。この法則は生活のあらゆる場面に有効である。子育て、家族生活、人間関係、そして、恋愛のかけひきにまで効力を発揮する。そんな魔法のような法則などあるものかと、穿った目で生きていくのも一つの選択肢であるだろう。しかし、私はできる限り最高の人生への可能性を追求していきたい。本書はその可能性を大きくひろげてくれる。
紙の本
『威風堂々』を聴きながら
2003/01/04 11:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年(2002年)の秋、右手の人指し指に痺れを感じるようになった。しばらく様子をみていたが、痺れはとれず、むしろ首を曲げると激痛が走った。それで生まれて初めて整体院に行った。整体師の大きな手が背中の筋肉をほぐすと少し楽になった。「眠れますか?」治療の後で、ふいにそう聞かれた。「すごく筋肉が緊張していますね。眠っている時も緊張がほどけていないみたいですね」心当たりがない訳でもなかった。ここしばらく仕事が忙しく、睡眠時間も短くなっていた。「気を楽にしないと」整体師のそんな言葉に押されて、整体院を出た。
私一人のことだけではない。仕事をしている多くの人たちが、日々緊張し、ストレスをためている。現状と理想とのギャップ。時間との闘い。成功と失敗。仕事とはそんな負担を私たちに強いる。だから、多くのビジネス本が刊行され、私たちは成功体験を学ぼうとする。それがさらなる緊張を高めているような気がする。
「ビジネスはそんなにいつも深刻にしなければならないものか? もう少し肩の力を抜こう。少しは楽しいことを増やしてもいいではないか?」これはそんな私たちに休息を勧める本からの引用ではない。仕事で成功する8つのルールを紹介するこの「ビジネス・シンク」からのものだ(178頁)。この本に書かれている思考の過程、決断の仕方などはいくつかの訓練が必要かもしれない。いくつかのルールはなかなか難しいだろう。でも、気にする必要はない。著者たちが意図したビジネスの成功体験は、先の文章が根底にある、実に常識的なルールなのだ。
日本経済の閉塞状態はまだまだ続くだろう。そんな時代だからこそ、眼をあげ、胸を張り、足を高々と。そう、エルダー作曲の『威風堂々』をたまに聴いてみるのもいいかもしれない。この「ビジネス・シンク」はそんなことを考えさせる、ビジネス本でもある。