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紙の本
あらすじ
2003/11/20 17:52
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
新学期が始まったばかりの高校生・坂井悠二はいつものように“日常”を生活していた。だが、彼はある日突然、“非日常”に襲われる。人の存在を灯に変え、その灯を吸い取る謎の男、フリアグネに襲われたのだ。
悠二の“日常”生活は壊れた。しかし同時に、彼の前に一人の少女が現れた。少女はフリアグネから悠二を護るため、悠二のそばで生活を始める。悠二は感謝を込めて礼を言うが、少女はこう言う。「おまえは、もう:存在していない:のよ」
自分はすでに死んでいる!? 存在亡き者、悠二が考え、思うことは……!?
奇才・高橋弥七郎が贈る、奇妙な学園ストーリー!
この本は、僕は個人的にとても好きです。みなさんも買ってはどうでしょうか?
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ヲタクちっくに
2008/02/01 03:11
6人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:redhelink - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジー属性の付いていることに長年気づかなかった痛い当人ですどうもこんにちは。この作品も某人から教えてもらったうちの1つです。表紙裏を見て、すぐに幻滅したけど読みましたよ。なんでかって?私には超身長低い属性がないのです。四肢が短すぎるのはいかがなものでしょう?と言いたいけど、シャナは・・・髪長いし(関係ねぇとかいうツッコミ禁止!)四肢も長いしね・・・。はい戯言終了。
さて、真面目に書きますか。突然、目の前での異世界の住人たちの戦い。そして自分はその内存在が消えていくと告げられる。色んなフラグを立てることに成功した序盤。シャナと悠二が異性なので、学校内での恋愛にも手が伸ばせるぞというアピールの中盤(笑)。そして敵と戦う終盤。読んでいて、ずっと引っかかっていたこと。それは・・・。いやぁ、ファンタジー好きですけど、異世界の設定がイメージしにくかったことはショックだったんですよ。別に文章が伝わりにくいわけではないんです。単に情報が少なすぎて物足りないから拗ねているわけではないですよ?
キャラ設定も、「何でもできるシャナ」、「頼りないけど優しい悠二」は、まぁいいんじゃないですかね。それよりも、そんなことよりも、私は「自分の存在意義」をテーマとした世界観(私の見解)を、このように表現されていることに注目したい。これは私の映画を見るときに大切にしているポイントである、「作品を通して監督が訴えたいこと」につながると(勝手に)感じました。要はメッセージ性ですね。どんなにストーリーが魅力的でも、その作品を通して訴えたいことが感じられないと、私の中では「イチオシ」ではなくなるのです。シャナに関しては、トーチではあるが、一個人として存在し続けたい云々ではないということです。
<p59>
・・・『特に目立たない人』が、いつしか、ふと目に触れなくなり、忘れさられ・・・いなくなるのだ。
<p63>
悠二は自分のいる場所を思い出して愕然となり、そして立ちすくんだ。
「・・・どうすれば、この僕は、どうすればいいんだ・・・?」
その存在し続けたいと思った先にある言動を通して著者が「存在」を定義しようとしている所に注目したいのです。たとえ近い未来、自分が消えようとも、今自分にとれる最善の行動は何なのかを追及していると言ってもいいのではないでしょうか?あんまり後半部分の引用をするとネタバレになるのでアレですが・・・。
文章書いていて支離滅裂だと思いながら、書き直すのめんどう・・・とか思ってます。なので最後に言いたいことを注射器に入れた液体(カナカナカナ・・・)のように圧縮すると、
・ 「存在」というアイデンティティについて書かれた(個人的に)良い作品
・ 異世界についての描写が少なすぎるので、違う世界が混在する世界観ならば、もっと書いて欲しかった(個人的に)
というふうにまとまります。
え?個人的すぎる?でもそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!はい、おっぱっぴー
(執筆時は小島くんはフィーバーしてました)