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紙の本
室町時代の一皇族の生涯 『看聞日記』の世界 (講談社学術文庫)
著者 横井 清 (著)
【丸善ジュンク堂書店限定復刊!】波乱と雅に富む日記を追いながら、中世皇室の姿を見事に蘇らせた一級の歴史読み物 丸善ジュンク堂書店 営業本部F後崇光院伏見宮貞成親王が綴っ...
室町時代の一皇族の生涯 『看聞日記』の世界 (講談社学術文庫)
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商品説明
【丸善ジュンク堂書店限定復刊!】波乱と雅に富む日記を追いながら、中世皇室の姿を見事に蘇らせた一級の歴史読み物
丸善ジュンク堂書店 営業本部F
後崇光院伏見宮貞成親王が綴った『看聞日記』は、室町前期の息づまる政局の脈動をありありと伝える。皇位継承をめぐる皇族間の確執、将軍義教の粛清政治、巷の風聞、宮廷の四季を彩る祭礼・行事・遊びの数々や猿楽・茶の湯・連歌など新しく興隆した芸能文化の様子。波瀾と珍奇に富む多彩な日記の世界を披露しながら嫡男を皇位に即ける念願を果たした筆者の生涯を追う。【本の内容】
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皇族といえども
2022/07/24 06:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
室町前期の皇族、伏見宮貞成親王の日記「看聞日記」を読み解いている。本来宮家を継ぐ立場ではなく40歳まで元服もできなった貞成が兄の継承として宮家を継いでから40年に亘り書いた日記。本書は単に年代ごとに事を列記しているのではなく、室町時代の風俗・習慣・噂話を絡めて解説もしている。読んでいて室町という時代を見ることができる。皇族とはいえ家計は貧しく、領地の心配。自身の無位無官、子供や近臣の心配まで現代とは変わりがない。晩年近く子供が登極し、自身は太上天皇の称号も得て御所も都に移り天寿を全うする。分量があるが読んでて面白かった。