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レガッタ 3 君といた永遠 (ヤングサンデーコミツクス)
著者 原 秀則 (著)
▼第20話/本当のレース▼第21話/風▼第22話/タイプ▼第23話/能力-ポテンシャル-▼第24話/来る…!▼第25話/風の向こう側▼第26話/ずっと見てる…▼第27話/...
レガッタ 3 君といた永遠 (ヤングサンデーコミツクス)
レガッタ 君といた永遠 3
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- 税込価格:3,333円(30pt)
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商品説明
▼第20話/本当のレース▼第21話/風▼第22話/タイプ▼第23話/能力-ポテンシャル-▼第24話/来る…!▼第25話/風の向こう側▼第26話/ずっと見てる…▼第27話/逃げる?▼第28話/ナショナルチーム▼第29話/狙ってる▼第30話/消えた!?●主な登場人物/大沢誠(龍王大学漕艇部のエース。1年前、自分が原因の事故で相棒の倉田を亡くして以来、ボートから離れていたが、部に復帰。再びオリンピックを目指す)、小田切操(漕艇部マネージャーで、倉田の彼女だった。復帰した誠と共に、倉田の遺志を継ごうとする)●あらすじ/インカレのダブルスカル予選。大沢と八木のペアは決勝に進み、レース終盤、なにわ大の平尾・谷ペアと一騎討ちになる。序盤から飛ばした大沢と八木には、もはや余力がない。それに対して前半、力を温存した平尾と谷は徐々に追い上げ、大沢・八木に並んだ。勢いは断然なにわ大。普通なら並んだ時点で勝負ありだ。だが大沢と八木は最後の力をふりしぼって、必死にくらいつく…!!(第20話)●本巻の特徴/なにわ大とのデッドヒートを制した大沢は、日本ボート協会ナショナルチームのスタッフから注目される存在となった。大沢の才能に目を付けたナショナルチームのメディカルコーチ・望月淳子は、日本ボート界のNo.1選手である滝の力を借り、大沢に並べ(ならべ=レース形式で勝負すること)をけしかける。さらに大沢は、ナショナルチームの吉岡・酒井両選手のタイムトライアルの場に飛び入りするという、無謀な行動に出る。●その他の登場人物/倉田健二(誠とダブルスカルのペアを組み、オリンピック候補と言われた選手。誠との練習中、事故で死亡)、八木(大沢とダブルスカルのペアを組む、龍王大漕艇部で一番力のある選手)、乾美樹(漕艇部マネージャー)、高村(漕艇部コーチ)、チーコ(一時期、誠と同棲していたことのある女の子)、平尾・谷(なにわ大の1年生ペア)、望月淳子(日本ボート協会ナショナルチームのメディカルコーチ。大沢の実力に注目し、ナショナルチームの一員に加えようとする。選手としてだけでなく、一人の男性としても大沢に興味を持っている)、滝大輔(日本ボート界のNo.1選手。全日本選手権シングルスカル5年連続優勝。前回オリンピックのダブルスカル代表)、吉岡・酒井(ナショナルチームの選手)、森(ナショナルチームのヘッドコーチ)【商品解説】
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イ〜イ顔をするねェ、二人とも。
2006/06/22 02:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルテミス - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻で早くも「バケモノ」ぶりを発揮し、復帰してたったの一週間で、現役の後輩に勝ってしまった主人公、大沢。
2巻ではコーチの命で、その後輩、八木とダブルスカルでインカレに出場することとなる。
漕ぎ方も性格もただ力任せで雑なように見える大沢は、ここで意外な先輩ぶりを発揮する。もっとも、リーダーシップと言うよりは、パワーで八木を引きずりまわしているようではあるが。
一方、1巻では憎まれ役だった八木は、大沢のバケモノぶりに触れるにつれ、態度を少しづつ変えていく。
そして、3巻である。
インカレ決勝戦。
ついていけない、終わった、ダメ、と何度もくじけそうになる八木を、大沢はそのつど励まし、引っ張っていく。それに応えて、八木も最後の最後まで力を振り絞る。
ゴール後の八木を、性格豹変などとけなしてはいけない。
もう限界だ、まだゴールじゃないのか、と投げたくなる気持ちを堪えて漕いで、ついにゴールしたときの気持ちを知っている者なら、あんなに憎たらしかった八木が実にかわいくなってしまっても、微笑をもらしつつも納得してしまうのである。
駆け引きで勝つことばかりを知っていて、全力を出し切ることを知らないなにわ大の二人の漕ぎを見て腹がたつ大沢は、とても正しい。(まァ、それを露骨に態度に出すのはおとなげないが。)
だから、「あー、つっかれたア……」と空を仰ぐ大沢の顔も、ぶっ倒れて崩れまくった八木の顔も、どちらもとてもイ〜イ顔なのである。
ツッコミどころはこまごまとあるが、ボートの魅力の肝心要の部分をちゃんと描いている本書は、ボートマンガとしておすすめである。
ただし、評価を星五つにできなかった理由が一つある。
この巻ではないが、オールのブレードで人を殴るシーンが何度か出てくるのである。コメディタッチのシーンばかりとはいえ、これだけはどうしても許せない。
これさえなければ満点だったのだが。