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商品説明
フツーの主婦が同時通訳者に! 夫のアメリカ留学を機に「2年間で同時通訳者になる」と目標を掲げ達成した著者が、やりたいことをやるための工夫を語る。「家族がいれば」「ラクになれれば」など、著者流のコツを説く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
枝広 淳子
- 略歴
- 〈枝広淳子〉京都生まれ。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。フリーランスの同時通訳者・翻訳者・環境ジャーナリスト。著書に「エコ・ネットワーキング!」など。
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紙の本
自己マネージメントの本
2004/02/03 20:01
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ようよう - この投稿者のレビュー一覧を見る
一見して、あやしい。まず、朝2時起きなんて、平日日中帯に活動している人の言葉とは思えない。その上、何でもできるなんて。「絶対」、「なんでも」、「100パーセント」、「確実」。こういう本来ならものすごく信頼性が高いはずの言葉がかえって嘘臭く感じてしまうのは私がひねくれ過ぎているのだろうか。
そのうえ2。こうすれば、何でもできます、私はがんばってやりました、どうです、すごいでしょう、というような自慢話本だとしても2まで書くとは…。
そんな思いで手にとってみた。
でも、中身は予想とはぜんぜん違った。
簡単にいうと自己マネージメントの本だった。しかも、地に足のついた大変わかりやすい本だった。
自己マネージメントの本にありがちの、なんやらようわからん外来語をそのままカタカナで表記した言葉が並び、読むのに辞書がいらない人がどのくらいいるのだろう、このぐらいさらっと内容がわからない人に自己マネージメントなんていらないのよ、といわれているかのような本ではない。
著者は同時通訳者だからなのかはわからないけれど、日本語でわかりやすく表記されている。しかも、1の体験談より2は一歩進んで、では自分で利用する際の実戦編という色合いが強く、読んですぐ使える部分が満載。
もちろん、元は「私はこうやってきました」なんだけど、「私は2時起き、成功の秘訣は2時起き、2時起きできなきゃだめなのよ」という部分はどこにもない。
「私はやりたいことがあって、自分の時間を作るために、2時起きを実践しています。それはとてもうまくいっています。でも大事なことは2時に起きることではなくて、まずゴールしっかりと定め(そのゴールも英語ができるようになりたいという漠然としたものではなくて、※※がしたいから英語がでるようになりたいという※※の部分)その目標に向かって、がんばっていくことではないでしょうか。
そのため、時間がないとか、チャンスがないとか、いろいろ障害はあるでしょう。私にも障害はありました。その障害克服方法として、私はこういう風にしてきました。参考にしてください」という感じ。
押し付けがましさはないけれど、やらなきゃ、やりたい、というパワーをくれる本です。