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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.11
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社現代新書
  • サイズ:18cm/200p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-149633-6
新書

紙の本

人形作家 (講談社現代新書)

著者 四谷 シモン (著)

人形作家 (講談社現代新書)

税込 968 8pt

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

60年代の悪童たち

2002/12/29 22:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1960年代の熱気が伝わって来た。四谷シモンのシモンはニーナ・シモンに由来するのか。そう言えば、巷のジャズ喫茶でニーナ・シモンがよくリクエストされていた。勿論、シモンはハイの日々で見も心も沸騰していたのだろう。私はシモンと同年だが、状況劇場、天井桟敷のアングラ芝居を見る機会を逸した。70年の万博、三島自決、72年の連合赤軍事件を経て、藤田田のマクドナルドが若者達の消費生活に浸透し、政治の季節は終わっていた75年前後だと思うが、ひょんなことから、この本に登場する面々と同席の宴を持つことが出来た。確か、薔薇十字社主催の忘年会で、面々は功成り名遂げ、大人になった静かな佇まいであった。
 もう時代は大きく変わっていた。[悪魔文学]徒の友人に誘われて、別段、文学徒でない私がこの宴に紛れ込んだのです。友人にとってハレの刻であったろう。赤坂の小さいクラブで、卓の前に渋沢龍彦と加藤郁乎。背の卓に寺山修司と唐十郎がひっそりと、話し込んでいる。竹中労、種村季弘等がマイクを持って、座を仕切ろうとしている。渋沢に紹介された友人は緊張の極に達していた。寺山と唐の劇団同士の乱闘事件がこの本で触れられているが、ひと昔前の69年の事で、二人の様子は中に入るのを憚れる親密な雰囲気であった。誰かが渋沢に森進一の歌をリクエストした。間違いなく座の中心であった渋沢龍彦は笑いながらマイクをとった。貴公子が矢川澄子の『おにいちゃん』(筑摩書房)の顔になった。森進一にソックリであった。私の肩から力が抜けた。この席に四谷シモンはいなかったのだろうか。30年近い昔である。この本によると、乱闘事件の直後に堤清二が状況劇場に寿司桶を持って応援に駆けつけ、状況劇場のポスターには必ず、西武百貨店の広告が入っていたらしい。渋谷のパルコがオープンしたのは73年である。75年には池袋に西武美術館が開館され、60年代の反体制、アングラが消費の対象になり、いわば、ハンバーガー化された時代の精神が商品として流通し電通、西武等、企業を冠した文化戦略は悪童達を大人にした。消費は美徳であり、糸井重里のおいしい生活が出現し、近代は終焉し、知はポストモダンへと流れ込む。
 85年のプラザ合意に発するバブルは目の前である。日本経済の蕩尽が60年代の悪童たちを如何様に変色させたのか。78年、原宿に人形学校「エコール・ド・シモン」が開校したが、シモンはあくまで、ビジネスとして考えている共同経営者達と仲違えして、自分と生徒達のオリジナルを大切にした人形学校に方針転換する。2001年には人形作家として始めて公立美術館の巡回展を成功させた。発展途上の現役である。
 この本は単なる人形作家四谷シモンの自伝にとどまらず、同時代史として深読みが出来る。平坦な私自身の58年間と重ねて見た。当時は見えなかった諸々が、この本を通して見る事が出来たのは少なくとも同じ時代精神を呼吸していたからであろう。  
 渋沢龍彦は86年、大手術で最早、声を出すことが出来なくなった。見舞いの帰り、シモンは持っていた煙草を投げ捨てる。煙草のせいで癌になったと思い込んだのである。渋沢は翌年、亡くなった。バブルの崩壊が始まる。【天使ー渋沢龍彦に捧ぐ】と題されたシモンの人形に彼の想いが伝わってくる。心の支えだった渋沢の亡き今、自己愛と人形愛を重ね合わせた作品が現段階でのシモンのコンセプトらしい。かって、渋沢を支えた妖精詩人矢川澄子が自裁した。生身の小林兼光は人形(ひとがた)を依代(よりしろ)にして天使達と何を語ろうとしているのか。
 この本の企画構成は嵐山光三郎、人形撮影は篠山紀信である。パワフルなドキュメント映画を見終わった後の心地よい疲労感であった。

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紙の本

小林兼光が四谷シモンになるまで。

2003/05/15 11:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

妻が作者の人形教室に通っていた。そこはカルチャースクールだったので、大半はリッチなおばさんだったのだが、中には場違いな少年少女もいたという。

当然だが、教室では、人形をつくるわけで当時住んでいたマンションの部屋の一角に白い胡粉が塗られた手や足や胴体が並べられているさまは、バラバラ殺人事件のようだった。とりわけぼくが気に入っていたのは、ガラスの眼球で、妻が不在の時、光にかざしてみた。ガラスの眼球に剃刀をあてたり、ましてや肛門に入れたりとか、そういう趣向はない。念のため。

幼年時代、孤独を癒すために人形をつくりはじめた作者だが、不良だった中学生の時も、ロカビリー歌手の時も、紅テントの女形で名をはせた時も、人形づくりは中座することはなかった。なるべくして人形作家になったというよりも生まれついての人形作家なのだろう。

作者が東京オリンピック以前の東京について書いているシーンが鮮烈だ。作者は山の手、下町を幾度となく転居していて、都電、州崎パラダイス、映画館などその風俗や人種の違いなどを記している。

渋谷センター街で作者を見かけたことがある。長身痩躯、飄々と泳ぐように歩いていた。本書に写真が掲載されている『ピグマリオニスム・ナルシズム』と銘打たれた人形によく似ていた。

紀伊国屋のギャラリーや六本木のギャラリーで開催された展覧会にも妻のお供で覗きにいった。機械仕掛けの人形は、想像以上に大きく、たおやかな少年少女の顔(かんばせ)と相対して精巧な機械仕掛けの骨格や内臓とのギャップがすごく、シュールレアリスティックというよりもロボットのルーツはやはり人形なのだと思ってしまった。

作者を見出した嵐山光三郎は、前書きで作者に対して「ピノッキオを作った大工のジェペットじいさんを思い出した」と、うまい表現をしている。

60年代文化の真っ只中にいた人だけに、有名な状況劇場の天井桟敷襲撃事件の武勇伝や金子國義、渋澤龍彦−以下略−など数多くの人との交遊録も、アングラの熱気を感じさせる。役者の目から見た唐十郎と寺山修司の演劇スタイルの違いなども、はじめて知った。

とりわけ、今の人形のスタイルをつくるきっかけとなったハンス・ベルメールの人形とその紹介記事を書いていた渋澤との邂逅が大きかったようだ。「60年代はダサイ」と毛嫌いしていた渋澤だったが。

書き下ろしなのか。語り下ろしなのか、ともかく読みやすかった本書は、ぼくには日経新聞の『私の履歴書』より、得るものが多かった。

今、思うと妻がつくった女の子の人形は、数年後に生まれる子どもに生き写しだった。

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紙の本

思わぬ拾い物

2002/12/10 02:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pnerope - この投稿者のレビュー一覧を見る

bk1から送られてきたメルマガの書評を読んで購入、そしてにんまり、思わぬ拾い物をしました。

金井美恵子・金子国義・唐十郎・小林薫etc…。本書には僕の大好きなひとたちのエピソードがいっぱいつまってました。四谷シモンという名は、澁澤龍彦経由で知っていたのですが、この時代にこういう人たちとの交友があったとは驚きです。なんて贅沢な顔ぶれでしょうか!

もちろん僕は上記のような動機で読んでいたのですが、気付くと四谷シモンのファンになっている自分を発見し驚き、またこれから四谷シモンという人(もちろんその作品も)についてもっともっと知りたくなりました(というかおっかけますけど…)。

唐十郎がからむとほんとに熱い! もちろん70年代という時代のせいもあるのだろうけど、その創作のエネルギーが人生全部に溶け込んでわけのわからない爆発をくりかえしていく様は、この年代の第一線で活躍していたアーティストの伝記やエッセイなどを読むとたいていそうなのですが同じように語られている場合が多く、思春期が90年代という自分との距離を露骨に感じて、いつも羨ましく思っていました。

シモンの語り口は静かですが、その文章のはしばしには、やはりそういった熱気があって、ああまた読んでしまった、おなかいっぱいだという感もあるのもまた事実です。

しかし澁澤に捧げた天使の人形を始め、美しく妖艶で一瞬冷たさを感じさせるシモンの人形達が見れたのはとてもありがたいこと。自分の中に巣くっていた少女性?のような感覚が久しぶりに目を覚まし、すごい存在感でもって語りかけてきたのですから。

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2004/10/03 23:37

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2005/11/16 04:46

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2008/07/04 17:26

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2008/10/02 23:11

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2009/06/20 00:26

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2010/11/13 21:49

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2010/11/20 22:34

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2023/02/11 17:06

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