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収録作品一覧
やれば、なんとかなるものです | 5-48 | |
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大きいことと小さいことそして人間 | 49-91 | |
諏訪小学校生徒から小柴先生への手紙(一部) | 92-106 |
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紙の本
いつの日か夢のタマゴを孵化させる為に
2003/01/15 11:59
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投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る
2002年ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊教授の講演をまとめた本。
専門化対象の講演でなく、母校の小学校・中学校・東大での一般人対象の講演・祝辞なのでわかりやすい。大きな字で全部ルビがふってあるので小学生でも読めると思う。
易しい言葉で語ってあるが、教授のメーッセージは随所にあらわれている。
題名にもなり、2003年の成人式の祝辞でも語っておられた「夢を持ちつづける」事の大事さをその年代に合わせた言葉で説きつづけていらっしゃる。
高校での講演では、優等生でなかった(教授はしきりにビリと強調するが謙遜と思われる)小柴教授がさまざまな人との出あいや運命と努力で夢を実現した事を語られている。
小学校の講演はたぶん教授は大変な努力と準備をされたと思われる。教授の研究内容をかなり易しく説明してある。最後に小学生でもわかり易いように「夢のタマゴ」という言葉を使い、夢のタマゴを持ちつづけ、孵化させる為の努力を「小柴のじじ」の語り口で話している。
夢を持ちつづける事だ難しくなっている現代だからこそ、折りにふれて読み返したい本だ。