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商品説明
日本代表を強くする。それにはまず…秩父宮ラグビー場毎週満員化計画だ! 2003年10月に開催されるラグビーW杯に向けての考察など、サッカーとラグビーの比較文化論。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中尾 亘孝
- 略歴
- 〈中尾亘孝〉1950年生まれ。早稲田大学中退。雑誌編集者を経て、現在はラグビー・ウォッチャー。著書に「リヴェンジ」「21世紀のラグビー」など。
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紙の本
フルタイムのラグビー・ウォッチャーによる日本ラグビー論
2003/02/09 21:49
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投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はフルタイムのラグビー・ウォッチャーを自称するラグビー人間.年間100試合は生で観戦し,東伏見その他で120日は練習を見るという.そんな著者によって,ラグビーのここ数年が熱い思いで,語られる.展開,継続のラグビーから,微修正が始まっているようである.一つには,ワイドとミスマッチということらしい.しかし,詳細については難しく理解できない面が多い.日本が2003年ワールドカップをどう戦って行けるのかどうか.向井ジャパンに対するこの人の評価はまだこれからだ.
第II章喝采とブーイングの作法は,約40ページで,まるまるサッカーの日韓ワールドカップの読み方であり,これが面白い.門外漢のはずなのだが,多くのサッカージャーナリストがなかなかいえないことをズバリ言っている.いわく,
「トルシエには,まず心からの拍手,感謝の意を表すべき」.
「トルシエは決して無能ではない.むしろ有能だった」.
「トルシエは,後進国が先進国を倒していいのは,それなりに経験を積み文化が熟成されてからでなければならない,とこんな差別感を無意識にもっているのではないか」.
「トルシエジャパンに,カタルシスを得られなかったのは,トルシエのせいではない…十六強ではなく,八強入りが正しい目標だったのだ」.
そして,韓国の進撃をはっきり怪進撃と言い,関係者にとって長い間トラウマになるようなできすぎた結果としている.当然であろう.