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- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2002/12/21
- 出版社: ポプラ社
- サイズ:20cm/456p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:4-591-07317-3
紙の本
水の精霊 Purify the Earth 第1部 幻の民 (teens’ best selections)
著者 横山 充男 (著)
四万十川で祖父とともに夏休みを過ごした真人は、自分の中に眠っていた力に気付きはじめていた…。この国にもうひとつの歴史を築いてきた幻の民「水の精霊」の末裔たちを描く壮大なフ...
水の精霊 Purify the Earth 第1部 幻の民 (teens’ best selections)
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商品説明
四万十川で祖父とともに夏休みを過ごした真人は、自分の中に眠っていた力に気付きはじめていた…。この国にもうひとつの歴史を築いてきた幻の民「水の精霊」の末裔たちを描く壮大なファンタジー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
横山 充男
- 略歴
- 〈横山充男〉1953年高知県生まれ。立命館大学卒業。「四万十川物語 光っちょるぜよ!ぼくら」で日本児童文芸家協会賞受賞。ほかの著書に「少年たちの夏」など。
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紙の本
すがすがしさ
2003/06/21 17:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:−笑− - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後、すがすがしい気持ちになる。
主人公の真人が体験する、ミズチという行。
自然と一体化し、山川草木、及びそこに住む生物たちの息吹を感じ取れるまでに成長する様に共感し、自分もそこにいるような気持ちになる。
見たことのない四万十川周辺の自然が目に浮かぶよう。
セゴシという一定不住の民の末裔たち。それと関わる大和神道。
ふた咲きの花、という救世主?伝説。
伝奇ロマンの趣もあって、わくわくする。
運命のままに、すべての流れがひとつに集結していくという物語は、非常に好き。
文章のひとつひとつにも、共鳴を抱く。
お盆の風習の中で、「ただ、準備をしていく中で、はるかな遠くから時間がつながってくるような感覚があった。」という表現があるが、これなど非常に印象的。
文章そのものにもよどみがなく、自然に流れ、登場人物の感情のひだまできちんと伝わってくる。
ティーンエージャー向けだろうけど、おとなが読んでも十分堪能できる。
いい書に巡り会えたと思う。