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病むことについて
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.12
  • 出版社: みすず書房
  • サイズ:20cm/250p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-622-04835-3
  • 国内送料無料

紙の本

病むことについて (大人の本棚)

著者 ヴァージニア・ウルフ (著),川本 静子 (編訳)

書評は役に立つのか? 病気になったときに読むには、どんな本がいいか? 伝記は芸術たりうるか? 父の思い出から「源氏物語」へ、皮肉とユーモアに充ちたエッセイと短篇を収録。【...

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病むことについて (大人の本棚)

2,592(税込)

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商品説明

書評は役に立つのか? 病気になったときに読むには、どんな本がいいか? 伝記は芸術たりうるか? 父の思い出から「源氏物語」へ、皮肉とユーモアに充ちたエッセイと短篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

伝記という芸術 1-14
わが父レズリー・スティーヴン 15-24
いかに読書すべきか? 25-45

著者紹介

ヴァージニア・ウルフ

略歴
〈ウルフ〉1882〜1941年。ロンドン生まれ。20世紀英文学を代表する作家。心理描写、意識の流れを中心に内面世界を描写し、詩的文体を完成した。作品に「灯台へ」「波」など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

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紙の本

好きなものを好きだから読み、感心しないものに感心したふりをしないこと——それが本の読み方について彼が教えたすべてだった。

2003/02/22 14:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 見出しに掲げたのは本文22ページ、「わが父レズリー・スティーブン」と題されたエッセイ中の一節である。つづきも少し抜き書きしてみることにする。
[できるだけ少ない語数で、できるだけ明晰に、自分の意味するところを正確に書くこと——それがものを書く方法について彼が教えたすべてだった]

 ヴァージニア・ウルフは、ヘンリー・ジェイムズとともに英国近代を代表する特異な作家であり、『ダロウェイ夫人』『オーランドー』『灯台へ』『波』など小説の代表作によってモダニズム文学に確固たる地位を築いた。
 父レズリー・ブラウンは哲学者、歴史家、文芸批評家などとして活躍した人物である。ウルフは高い教養にあふれた雰囲気の家庭生活で、感性を豊かに磨いた。そして、その感性は小説に向かう「想像力」のみならず、父同様の鋭い「批評眼」や「鑑賞力」としても結実した。多くの雑誌や新聞に文学、絵画、音楽、映画、政治、そして彼女を特徴づけるフェミニズムに関するエッセイが発表されたということである。
 本書巻末の訳者解説によれば、ウルフの評論集は現在英国で刊行がつづいており、その全貌はまだ明らかにされていない。研究による評価となると、まだまだこれから先の大きな課題とされているということだ。

 ここには、エッセイ14篇と短編小説2篇が選ばれて編集されており、表題の「病むことについて」は、そのなかのひとつのエッセイのタイトルにしか過ぎない。ほかには、たとば「伝記という芸術」「いかに読書すべきか?」「書評について」「『源氏物語』について」「女性にとっての職業」「E・M・フォースターの小説」「空襲下で平和に思いを寄せる」など、看過できない見出しが並んでいる。
 レビュー見出しに挙げた言葉のほかにも、いくつも印象深い言葉が織り込まれていて、私は何箇所も鉛筆で線を引きながら読んだ。色々なことを教えてもらい至極満足である。

「いかに読書すべきか?」というエッセイの題は、このサイトの読者の多くが興味惹かれるものであると思う。ウルフはここで、読書する人間が手にするもっとも大切な特質は、すなわち「自立心」だと規定している。最近再読していたバシュラールの『蝋燭の焔』という詩を論じた本のなかにも似たような記述がある。
[私についていえば、詩人たちによって私にあたえられるイマージュに全く同化し、他者の孤独に全く同化しながら、他者のいろいろな孤独によって自分を孤独にする。
他者の孤独によって、私は自分をひとりにするのだ。深くひとりに]
 誰かと「つながる」ことを求めるのも大切だが、その求め方の上手い下手によっては、人は孤独感にさいなまれる場合がある。しかし、孤独に襲われる前にむしろ、あえて孤独を選びとって沈思黙考することが必要なのではないか…と考えていたところに、「自立心」というウルフの言葉が来た。
 このほかにも、「小説に真実であることを、詩にいつわりであることを、伝記におべっかを使うことを、歴史に私たちの偏見を強めることを求める」という、私たちが本に向かうときの先入観が指摘されていたり、「作家がしていることの諸要素を理解するもっとも早い方法は、読むことではなく、書くこと」などという記述があり目を惹く。
「読むこと」「考えること」「書くこと」に関し、資するところが非常に大きい1冊だ。 

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2007/11/29 11:32

投稿元:ブクログ

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