「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
劇団黒テント第41回公演「花」(1998年6月3〜10日。下北沢ザ・スズナリ)のために「脚本」として鉛筆で描かれ、ペン入れしたもの(『週刊ビッグコミックスピリッツ』掲載)を加筆・修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「黒テント」の演劇のために描かれた、鉛筆がきの脚本に、ペン入れしたものを、漫画として手直ししたものであるらしい。
2024/02/06 17:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
演劇の美術は、本の装丁でしられる平野甲賀だそうですが、そのことがフィードバックしてるのかは不明。
鉛筆画による、オリジナル脚本も、合わせて収録していれば、非常に興味深いものとなっただろう、現存していれば、全集なり海外版に収めて欲しい。
物語は、多くは語られないが神話伝説の類。
北の大地のようで、南方の動物がいたり、意図的にどこでもない、どこででもあるような場所を作ったように思う。
演劇の脚本ではあるが、漫画的カメラ、コマ割りによって、たぶんにアニメーション的であり、湯浅監督に、映画化して欲しいところ。
紙の本
でも、画はイイ
2003/02/01 17:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hybird - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが画のバランスはスゴクいい。
しかし、価格(高い、1600円)、サイズ(デカイ、A4変形)、内容(展開に惹き込まれない)などなど、総合的に見て個人的にはイマイチ。マンガではなく、芝居の脚本として見なければならないのか?
でも、画はイイ。
紙の本
柳田民族学,みたいな
2003/01/10 16:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムラタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
木を削ってお面(祭礼の踊りで使う)を作る家系に生まれた兄弟.面を作るのが上手な兄は,普通の人にはわからない「彼ら」が見えて話もできるが,そのせいか家の外に出るのを怖がっている.弟は「彼ら」を感じることができなくて,面を作るのも兄より劣る.父親は兄に面を作らせるのを拒み,弟に作らせたいのだが,周囲の人は兄の作る面を求める.そんな中,森で父親が危険な状態になったことを「彼ら」に教えてもらった兄は,やがて決意をする…….
話の大筋としては松本氏の「GO GO モンスター」と似たような印象.全体的にしっとりと落ち着いた雰囲気で話は進む.舞台となる土地は山村といった風情で,人々の衣装や生活様式などの文化はまるで柳田國男的民族学というイメージ.松本氏の興味がこんなところにもあったのか,という感想を持つとともに,マンガとして一般ウケはしそうにないとも感じた(もともと舞台演劇の脚本だったのだから当然かもしれないが).松本氏特有の,注意深く読まなければ話の本当の意味が見えてこないという描き方も,ここまでくれば立派な文学だと言っていいのかもしれない.