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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.1
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま新書
  • サイズ:18cm/206p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-05984-9

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プロ教師の見た教育改革 (ちくま新書)

著者 諏訪 哲二 (著)

プロ教師の見た教育改革 (ちくま新書)

税込 748 6pt

プロ教師の見た教育改革

税込 660 6pt

プロ教師の見た教育改革

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みんなのレビュー4件

みんなの評価2.2

評価内訳

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紙の本

浅学非才

2008/03/04 18:49

12人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

不可思議な本である。「プロ教師の見た教育改革」とあるから、全編これ教育改革について論じてあるかと思いきや、教育改革についての論議は最初の数章のみで、後は諏訪ローカルな思い込み(諏訪節と名付けたい)の羅列が続く。これじゃあ、題名に偽りありといわれても文句は言えまい。数少ない収穫は、本書では諏訪は「市場原理の教育への持ち込みに私は反対ではない」と書いていたことであろう。

諏訪は晩年は、埼玉県の公立としては浦和高校、浦和一女、熊谷高校、熊谷女子に次ぐ「名門校」(元名門校といったほうが、現状では似つかわしいが)である川越女子高校で教員を務めたが、彼の著書の目玉である「新しい人間像(それまで諏訪が培ってきた常識が通用しない、そもそも学ぶ姿勢が基本的に欠如した高校生のことをさす)」が形成されたのは、川越女子に転勤が決まる前に勤務した埼玉県立の新設公立高校での体験が元となっている。諏訪はこのあたりのことを意図的にかぼかして書いているので、流し読みしているとうっかり「埼玉県立の名門ですら人間がすっかり変わってしまった」と早とちりしそうだが、このあたりは注意して丹念に読む必要がある。ちゃんと読めば、諏訪が驚倒し扱いに苦労したのは「昔からよくいるバカ生徒の話」であって、何も最近になって生徒の質ががらりと変わったわけではないことが読み取れる。

さて、本書である。諏訪の文章に付き合っていると、つくづく「浅学非才」という言葉が頭をよぎる。同じ教育を論じたものとして、現代の英賢山崎正和さんが書いた『文明としての教育』と本書を読み比べると、その差は一目瞭然である。気をつけねばならないのは、諏訪も山崎も、結論としては同じような議論を展開しているのである。ひところはやった自由主義教育(生徒の自主性を最大限に尊重し、詰め込み教育や強制を忌避しようとする教育観)を否定し、教育の基本は強制であることを両者とも論じているのである。問題はその論じ方で、山崎が誰にでも分かる平易な言葉で、ずっしりとした重厚な議論をさらりと展開するのに対し、諏訪は難解な用語、こなれていない外来語を多用しては、わざと己の論理展開を難渋なものに見せかけようとする癖があるのである。

その典型例が、「近代」という概念の乱用である。「近代的自我」「中世的自我」「アポリア」なんて言葉をどうして振り回すのか。学校の目的は近代的自我を形成することだ、なんて抜かすが、その意味するところは何か。全く読み手に伝わらない。学生時代に「近代的自我」について散々議論した全共闘世代には通じるのかもしれないが、全共闘世代とは無縁の人間には、何の話だかさっぱり分からない。「自我が分裂すれば、自我は不安定にならざるをえない。つまり近代人とは、分裂した不安定な人間なのである」(85ページ)とあるが、これを平易な日本語に直せといわれても、私にはその自信がない。一般に内容が空疎であればあるほど、用語が難渋化するといわれるが、諏訪の文章はその典型で、往年の岩波知識人を彷彿とさせるのである。

諏訪はよせばいいのに手を広げ、さも自分が森羅万象を理解している知識人であるかのごとく振舞うのも、彼の滑稽さに輪をかけている。その典型が94ページ以降に展開される議論で「20世紀末のもっとも有名かつ刺激的な世界、およびこれからの世界の見取り図はフランシスフクヤマの『歴史の終焉』とハンチントンの『文明の衝突か?』によって描かれた」などと大胆にも断定し、以降、欧米で展開される文明観をこの両氏の著作をベースに展開し、諏訪はそれを必死になって否定してみたりして諏訪ローカルに格闘して見せるのである。何が滑稽といって、アメリカでも英国でも、別にフランシスフクヤマもハンチントンも特に知識人として珍重されているわけでもないし、また頻繁に取り上げられているわけでもないのに、あたかも彼らの展開する議論が、さも欧米論壇の主流であるかのごときスタンスを諏訪が取っていることである。フクヤマもハンチントンも多くの批判を浴びており、その議論は偏見と予断に満ちたものとして読むに当たって注意が必要な書物である。だからわざわざこんな連中の本を取り上げて、格闘してみても何もならないことに諏訪は気が付いていないのではないか。

教育論議について「保守論壇が分裂している」などと諏訪が言い出すので、その中身を見てみると、SAPIOなぞに良く出てくる田久保忠衛、西尾幹二、小林よしのり、西部邁、長谷川三千子などを引き合いに、その分裂ぶりを揶揄し、悲憤慷慨してみせたりするのだが、これは「朝まで生テレビ」を見ながら、深夜テレビに向かって怒鳴り返すオヤジそのものであって、さらに意味の無い行為(諏訪の知的水準に重大な疑義を持たせる行為)であることに諏訪は気が付いているのだろうか。もう少し、マトモな連中が展開する議論を引き合いに、諏訪節を展開してもらいたいものである。

もう諏訪の本は飽きた。二度と手にすることもないし、読むこともないだろう。ついでながら、同じ「プロ教師の会」なら河上亮一の展開する議論のほうが、よほど筋が通っていることを付記しておこう。

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2010/09/01 20:55

投稿元:ブクログ

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2013/09/21 18:12

投稿元:ブクログ

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2023/02/16 18:56

投稿元:ブクログ

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