紙の本
わかりやすい!戦後の世界通貨体制から、97年のアジア危機、その後のロシア危機とLTCM破綻の内容まで、よぉくわかりました。
2003/05/17 23:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tone-river-gawa - この投稿者のレビュー一覧を見る
「生徒の成績を上げてナンボ」「生徒に好かれてナンボ」ということで、評価がはっきり出てしまう予備校の講師であるところの著者が書いた、「経済のわかる本」シリーズです。経済の事象は、その分野の偉い先生の解説は、往々にして難しくて理解できないことが多いです。おそらく「自分と同じレベルの相手」を想定して語っているのではないかと思うのです。そんなのわかるわけないです。しかし予備校の講師は違います。生徒にわからせること、しかも生徒に好かれることの2つの課題を同時にクリアしないと、収入に結びつかないのです。「経済を理解する」ために、「カリスマ受験講師」とされる著者がひと肌脱いでくれたのが、このシリーズです。「つまり、こういうことなのだ」というところを、わかりやすく解説してくれます。これまで「どうも、言われていることがよくわからないのよね」と思っていたことが、次々にクリアになりました。「なるほど、そういうことだったのね」の連続です。世の評論家や学者、「エコノミスト」と称する方々は、「一般大衆に語りかける」場合には、見習って欲しいです(仲間内で議論する時は、ご自由にどうぞ)。「なぜ、ノーベル経済学賞受賞者までメンバーにいた、LTCMという巨大ファンドが破綻し、あわてて銀行が支援したか、その後どうなったか」はよくわからなかったことなのですが、疑問が氷解しました。「経済が全然わからない人」にお薦めです。
紙の本
本当によくわかる
2003/05/13 08:50
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投稿者:SASAPY - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本経済編も読みましたが、イラク戦争やSARSなど最近はなにごとも
世界を視野にいれないと理解できない世の中になってきているような
気がして、どちらかと言うと世界経済編のほうが役にたちました。
紙の本
買ってもよい
2003/04/12 09:52
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投稿者:評判の本の評判 - この投稿者のレビュー一覧を見る
◆カリスマ受験講師の著者が、経済問題をわかりやすく解説した本。
◆すべてのビジネスマンにお薦め。
◆日本経済編と同じく、対話形式でわかりやすく書いてある。
◆ここまで丁寧に、やさしく書いてあると、今さら恥ずかしくて人に聞けないような初歩的な疑問も、こっそり読んで勉強できるという、ありがたい本である。
◆メルマガ「評判の本の評判」はこちらです。
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日本経済編の続編
2018/09/22 18:58
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投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、日本経済編の続編である。
この本と日本経済編を読めば、歴史の流れと経済の大まかな仕組みが明らかとなろう。
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これまでの円の動きについて、「ヘッジファンド」と「ポンド危機」について、「アジア経済危機」について、といった今話題のトピックを盛り込み、世界経済を徹底解説。「日本経済編」と同時刊行。
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ちょっとわかりやすすぎじゃないか?と逆に不安に感じてしまうほど読みやすい内容。まともに3回も読めば、学部生なら相当色々なテストやレポートに応用利く良書。図解の多さ、平易な文章。やはり予備校講師は違うなあと感心させられてしまう。
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日本経済編から読むと流れが掴み易いかもしれません。本当に経済ってものを中学生でも分かるように書いてくれてます。経済入門書として、日本経済編&世界経済編の両方を持つことをおススメできる本です☆
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まじでわかりやすい。これまでの世界経済の動向がすらすら頭に入ってくる。各国のつながりがこれほど重要だと思わなかった。デリバティブとかもよくわかった。
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大学受験のときもお世話になった細野先生。予備校講師だけど(だから?)経済学者が書く経済の本よりずっとずっとわかりやすい。内容は国際金融。プラザ合意からアジア通貨危機、ロシア金融危機、南米の通貨危機までの一連の流れ、そしてEMSとポンド危機について時系列の流れの理解が明瞭になった。知らないところで世界経済がこんな風に動いていたのかと視野がいっきに広がる。そして世界経済へのヘッジファンドや経済政策の影響力がものすごく大きいことがよくわかって、これまで机上の空論でしかなかった経済学の有用性がわかってきて経済学を専攻してよかった〜と思える。
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世界経済の面白さに目覚めた本!!
この本をきっかけに、ヘッジファンドにも興味を持つようになった。
自分が分かったつもりになっている部分も、詳しく解説してくれます。
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固定相場制と変動相場制のメリットデメリットから始まり
コラムでデリバティブとヘッジファンドの説明をした後
・ポンド危機
・アジア通貨危機
・ロシア危機とヘッジファンドの危機
・中南米危機
と4つの具体例を交えてマネー経済の世界的つながりを説明している本。
ポンド危機とアジア危機なんて知らなかったし
デリバティブとヘッジファンドについても入門的なところは理解できたと思う。
日本経済編を見てからの方が理解度があがる本だったから幸いでした。
一気に2冊読んだほうが確実に理解度が高い。
ちなみに
デリバティブ:派生商品と訳される。商品やお金の取引(円とドルのExchangeとか)に付随する取引の事。主に権利の売買と思われる。
Ex. 小麦の値段があがる事を見越して、1Kg=100円で買う権利を購入しておき、小麦が1Kg=120円になったら
その権利を売ったり自分で行使したりしてお金をもうける。
ヘッジファンド:富裕層から資金を集めデリバティブを使ってその資金を運用する会社。
かと。
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前作同様わかりやすい。特にポンド、アジア・ロシアの通貨危機について詳しく説明されています。
「日本経済編」で出た用語も使用しているので、先にそちらから読んだ方が良いでしょう。
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これは、前回に続いて世界経済編です。
本当にわかりやすい。とってもおすすめです。
別に分からなくても生きていけますが、分かっているとニュースが
面白いほど理解できますからね。
この本で学べた事は・・・
1.IMF
2.世界銀行
3.ニクソン・ショック
4.固定相場制の維持・特徴について
5.変動相場制の特徴について
6.オプション取引について
7.先物取引について
8.スワップ取引、デリバティブ、ヘッジファンド、コール・プットオプション
9.EMS
10.景気と金利について
11.物価上昇率
12.空売り
13.ポンド危機とブラック・ウェンズデー
14.インフレ・ターゲット
15.プラザ合意
16.ドルペッグ制・メリット・デメリット
17.新興市場国
18.経常収支
19.資金回収
20.通貨危機が経済危機を引き起こす仕組み
21.デフォルト=債務不履行
22.ロシア
23.デノミ
24.ブラック・ショールズの式
25.ドル化
以上の25点です。
やはり世界は繋がっていて、国内だけに目を向けていては本当の意味は理解
出来ないでしょうね。
これからは、楽しんでニュースを見られそうです。
少しでも興味がある方は、一読をお勧め致します!
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ポンド危機、アジア通貨危機、ロシア危機など、世界経済の過去のイベントをその発生の経緯を中心にわかりやすく解説している。経済の原理・原則について何度も繰り返し記述しており、一度全体を読み終える頃にはキーワードは頭に記憶された状態になっているはず。
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いまいちしっかり理解できていなかった、デリバティブやヘッジファンドの基礎的な部分が、アジア通貨危機やポンド危機などを題材にわかりやすく説明されているので、とても勉強になった。
大学1年生の時に読んでおきたったなと読んだ後で思った。