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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.1
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 NV
  • サイズ:16cm/239p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-041027-5
文庫

紙の本

きみの血を (ハヤカワ文庫 NV)

著者 シオドア・スタージョン (著),山本 光伸 (訳)

きみの血を (ハヤカワ文庫 NV)

税込 660 6pt

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

吸血鬼モノの傑作古典

2004/12/29 22:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

シオドアスタージョンは、知る人ぞ知る有名作家です。一時期ほとんど書店で見ない時期があって、見つけたときはあとがきの評論家風間賢二さんが言うように、狂喜乱舞しました。

というのは、僕は吸血鬼モノが好きでいろいろ読んでいるのですが、この作品はヴァンパイアものの古典と呼ばれており、「読まなくては!」という使命感があったにもかかわらず、なかなか見つからなかったからです。スタージョンは、ネームヴァリューは凄い割にはなかなか本を見ない不思議な作家です。ただこの作品を読むと、その理由はよくわかります。

というのは、スティーブンキングのようなモダンホラーとも、ブラムストーカーからのヴァンパイアモノの古典とも、もしくはサイコスリラー等等いろいろないわれ方をします。が、実際にはカテゴライズつまり分類するのが非常に困難な作品です。つまり、人に紹介するのが難しい。だから、「どんな作品ですか?」と質問されると、説明するのが難しい。しかも厄介なことに、僕は読んでいて話が終盤になるまで、意味が分からなかった。そして終盤で、話の構造が読めてきた時点で、電撃が落ちたように「おおっ、これは傑作だ」と感じたんです。だから、どういう分類かも分からない、しかも序盤は話の内容がよくわからない小説を、読み進めないと「あの感動」にたどり着けないのです。難しい作品ですね。

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紙の本

すっげぇクール!です。

2004/02/03 23:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いやあもう、困るね、こういう洗練された作品読んじゃうと。困る困る。めっぽう面白くて、なおかつ、その面白さを他人に伝えようとするとネタバレになってしまう、というのも困る一因なのだが、それ以上に、この作品が非常にユニークな存在であり、作品の存在自体が、ジャンルとかカテゴライズとかをキャンセルしまくっているから、非常に説明がしづらい、というのもある。
 このあたりの老練さは、流石にスタージョンってところですか。

 サイコ・ホラー? まあ、その要素もあるけど。
 吸血鬼物? 間違いではないはな。
 ミステリ? 謎解きは、あります。
 入り組んだ構成の現代小説? そういう側面もある。

 そして、そのどれとも微妙に違う、という感触もあるんだよなあ。
 ページ数の半分以上を占める、「ジョージ・スミスの回想録」は、一見地味で起伏がない半生記のように読めるんだけど、前後の挿入される「精神科医」と「大佐」の書簡とかから、なぜその「回想録」が書かれることになったのか、実際に書いているの人は誰なのか、その「回想録」にある「欠落」とはなにか? とかいった情報が行間にじわじわと沁みてきて、「ジョージ・スミス」という人間のそれまで見えなかった「実像」が徐々に明らかにされていく様子とか、このあたりの「暗示/明示」の匙加減といったら、もう、「メチャ巧!」の一言に尽きる。

酩酊亭亭主

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紙の本

古き懐かしき吸血譚

2003/01/23 18:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごんだぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 書店で見かけて思わず「懐かしーいっ」と叫んでしまった。
 作者の名前も懐かしければ、作品のタイトルも懐かしい!
 「きみの血を」は古典的な名作だと思う。
 今、改めて読み返すと、非常に先駆的なサイコ小説だったのだと
実感した。タイトルが生きてくるのは、ラストに至ってからだ。
それまでは、「何が吸血?」と思う方も多いに違いない。
 しかし、複数の視点から、語りかけや筆記体といった様々な手法を用いて
構成されており、それだけでも技巧が光っている。加えて素晴らしい
のは、淡々と描かれる主人公の生い立ちだ。何気ない、味気ない彼の
一生。が、徐々に徐々に、じわりと不快感が広がっていく。
 この奇妙な不快感は一体なんなのか?
 いかにもスタージョンらしい、理性的な文章の中に、見え隠れする
狂気の影。死ぬほど怖い、というものではない。だが生理的にいやーな
何とも言えない感覚が、内側からじんわりとわき起こってくる。
 吸血鬼ものというと、「カーミラ」のようにエロテッィクだったり、
「夜明けのヴァンパイア」のように華やかで麗しかったり、どうにも
美形のイメージが強いのだが、この作品に至ってはまるで違う。
 無骨で泥臭く、ゴツゴツしている。それでいて、何故か妙にリアリティに
あふれている。
 そこが、またいい。
 スタージョンの他の作品も読み返したくなってしまった。
 今宵は大好きだった「人間以上」その他、彼の作品を読み返すとしよう。

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