- カテゴリ:一般
- 発売日:2003/02/01
- 出版社: 童話屋
- サイズ:16cm/189p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-88747-033-9
紙の本
はるかな国からやってきた
著者 谷川 俊太郎 (詩)
私が生まれた時/世界は忙しい中を微笑んだ/私は直ちに幸せを知った/別に人に愛されたからでもない/私は只世界の中に生きるすばらしさに気づいたのだ… 詩人・谷川俊太郎の代表作...
はるかな国からやってきた
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
私が生まれた時/世界は忙しい中を微笑んだ/私は直ちに幸せを知った/別に人に愛されたからでもない/私は只世界の中に生きるすばらしさに気づいたのだ… 詩人・谷川俊太郎の代表作を編んだ詞華集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
谷川 俊太郎
- 略歴
- 〈谷川俊太郎〉1931年東京生まれ。詩人。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
いつもそこに、詩が。
2003/07/21 17:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
詩って、つまりはことばなんですよね。現代詩文庫シリーズに代表される詩のカタチに慣れてしまった私は、書かれた文字の羅列としての一面でしか、詩のことを知らなかった。
口に出したっていいじゃん。っていうか出そうよ。そんなメッセージが伝わってくる谷川俊太郎さんの詩を読むと、知らず知らずの内にいつも「申し訳ない!」と反省してました。
『はるかな国からやってきた』。いいトコ取りの詩集ですよね。こんなにもいい詩編ばかり集められちゃったら、収集家としては口惜しい思いにさせられます。
詩というものは、読んだり書いたりするだけじゃなく、口に出していい。だからこそこの、ポケットにスッとしのばせておけるようなサイズの詩集は、それだけで、《詩》という行為のひとつのカタチなのではないでしょうか。
お昼休みにサッとポケットから取り出し、謳う。幸せで、思わず涙が出ます。