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紙の本
開高健氏が一時代において類まれな眼をもっていたことを痛感させてくれるエッセイ集です!
2020/11/04 09:57
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『裸の王様』(芥川賞)、『輝ける闇』(毎日出版文化賞)、『玉、砕ける』(川端康成文学賞)、『耳の物語』(日本文学大賞)などの話題作を次々に発表されてきた開高健氏の作品です。同書は、ポスター、映画、コマーシャル・フィルム、そして絵画といった著者の渉猟する貧欲で執拗な視線にさらされた世界では、多量の比喩、熱情を注がれて表情が一変させられるということが書かれ、言葉との格闘によって意味を与えられた世界というものが克明に描かれます。開高健氏が一つの時代の類いまれな眼であったことを痛感させるエッセイ42篇が収録された貴重な一冊です!