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- 発行年月:2003.3
- 出版社: ビブロス
- ISBN:4-8352-1426-9
読割 50
紙の本
プリティ・スクープ! (ビブロスコミックシリーズ)
著者 大和 名瀬
プリティ・スクープ! (ビブロスコミックシリーズ)
プリティ・スクープ!(15)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
プリティ・スクープ!(14)
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プリティ・スクープ!(13)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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紙の本
応援したくなっちゃいます
2003/06/05 19:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:瀬名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
スクープを撮りたい男の子の話です。
ほんわかしていて、大和ワールド炸裂!!
思わす頑張って!って言ってあげたくなるような本です。
先輩のところのお父さんが言い味出してます。あんなお父さんは楽しいだろう…みたいな(笑)
短編も載ってますv
紙の本
「いい子」たちの腐れ道……
2007/03/24 16:31
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の佐田くんは、やんちゃだけれどけなげで一途で可愛らしくて、ちょっとバカで、できれば永遠に少年のままでいてほしいようなキャラですが、お話のなかで起きる出来事を素直に受けとめ、すくすくと立派に成長していきます。
なりゆきで彼の面倒をみることになる先輩の南条は、家庭問題などで色々と心に屈折を抱え、無口で強面で意地悪なところもありますが、それまでの人生経験を真っ直ぐに受けとめた上で自分の生き方を選んでいる、思慮深い青年です。
二人とも、持って生まれた質の良さや、育ちの良さを感じさせる、掛け値なしの「いい子」です。なので、二人がただ一緒にいるだけでは、全くなんの色気も怪しげもありません。その上二人は高校の新聞部で、「ほのぼの通信」なんていうコーナーを受け持っているために、スズメの親子やかわいい子猫、道ばたのかわいいお花の写真などを撮影しては記事を書くという、健全この上ない状況にあります。
それなのに、ごく自然にいつのまにか相思相愛の怪しい関係になっているのが、不思議というか何というか……BL漫画なんだから当然といえば当然なんですけど、読んでるほうは、なんとも言えずキツネにつままれたような気分です。
このお話に限らず、大和名瀬作品のキャラたちは、家族や友人にしっかり愛されて支えられていたりして、暖かいバックボーンを持っていることが多いせいか、いかなる怪しい展開になろうとも(「ちんつぶ」の如く、たとえ性器に顔面と人格が備わって人語を操ろうとも)、いやな気持が残らず、ほのぼのとした気分になります。作者の方の人徳なのでしょうか。そういう意味ではほんとにハズレのない漫画家さんだと思います。